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TECHNICAL GUIDE
球が触れる点に置く
クラスで半径が変わる
突針の間は沈み込む
縁と突角部は必ず守る
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接地・雷保護 / TECHNICAL GUIDE
受雷部の配置は
回転球体法が基本
雷がどこに落ちうるかを、3つの方法で見つける。
球を転がして触れた点に、受雷部を置く
60
m(クラスⅣ)
20
m(クラスⅠ)
3
つの方法
出典:HARITAの設計室「受雷部の配置の決め方|回転球体法・保護角法・メッシュ法の使い分けと作図の手順」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
3つの方法、作図の手順、突針の間、実務の組み合わせの順に見る
このセクションで扱うこと
01
3つの方法の違い
02
回転球体法の作図
03
実務での組み合わせ
02
3つの方法の使いどころ
方法・数値・作図
回転球体法が基本
球を建物に沿って転がし、触れる点を拾う
どんな形の建物にも使える
保護角法は低い部分
先端からの円すいの内側を守る
使える高さに上限がある
クラスⅠ〜Ⅳで、球の半径は20・30・45・60m。守りが厚いほど球は小さい。
メッシュ法は平らな面
屋根を網目の導体で覆う
クラスⅣなら20m角以下
縁とかどは必ず守る
雷は縁と突角部に落ちやすい
どの方法でも外さない
60mを超える建物は、上部20%の側壁にも受雷部を設ける。
球が触れる点が、受雷部を置く場所。置いたらもう一度転がして確かめる。
03
クラスごとの数値
方法・数値・作図
項目
クラスⅠ
クラスⅣ
球の半径
20m
小さい球
60m
大きい球
メッシュ
5m角
以下にする
20m角
以下にする
保護角の上限
高さ20m
まで使える
高さ60m
まで使える
沈み込み
約2.7m
間隔20mで
約0.8m
間隔20mで
沈み込みは p=r−√(r²−(d/2)²) で求める
この4つ、すぐ答えられますか
作図の用意
立面図・断面図を方向を変えて何枚か、塔屋も描く
同じ縮尺で
クラスで決まる半径の円を描き、地面と建物に沿って転がす
突針の間
機器の上端より p 以上高い突針にするか、間隔を狭める
平面でも確認
塔屋の周りの屋根面に球が届かないか見る
クラスⅠは球が小さく、突針の間でも深く沈み込む。間隔の決め方が変わる。
04
確認する3つ
方法・数値・作図
作図
方法
クラスは決めたか
球の半径は合っているか
方向を変えて描いたか
突針
間隔
沈み込み p を出したか
機器より高く立てたか
間隔は広すぎないか
縁と角
外周
縁に導体を回したか
突角部に受雷部はあるか
網から出る物を守ったか
平らな屋上はメッシュ、塔屋・機器は突針。実際は3つを組み合わせる。
05
まとめ|受雷部の配置
方法・数値・作図
1
球が触れる点に置く
クラスで決まる半径の球を転がし、触れた点に受雷部を置いて、もう一度確かめる
回転球体
2
突針の間は沈み込む
間隔20mでもクラスⅠなら約2.7m沈む。機器の上端より p 以上高くする
p を計算
3
縁と突角部を外さない
平らな面はメッシュ、塔屋は突針。縁とかどはどの方法でも必ず守る
組み合わせ
配置が決まったら、引下げ導線でつないで接地極へ下ろす。