369 TECHNICAL GUIDE避雷の接地極は形と長さで決める 技術図書館へ
369
TECHNICAL GUIDE
A形は導線ごとに1本
B形はぐるりと囲む
re≧l1を確かめる
10Ωは長さを問わない目安
369
接地・雷保護 / TECHNICAL GUIDE
避雷の接地極は
形と長さで決める
10Ω以下だけ覚えていると、設計を取り違える。
いまの規格は、形と最小長さで考える
A/B
の2形
5
m(Ⅲ・Ⅳ)
0.5
m以上埋設
出典:HARITAの設計室「避雷設備の接地極|A形・B形の選び方、最小長さ l1 と等価半径の計算、10Ωの本当の意味」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
A形とB形、最小長さ、B形の確認、10Ωと施工の順に見る
このセクションで扱うこと
01
A形とB形の違い
02
最小長さと等価半径
03
10Ωの意味と施工
02
2つの形と決め方
形・長さ・施工
A形は1本ずつ
引下げ導線ごとに1本以上
小さな建物・改修向き
B形は囲む
環状・基礎・メッシュ
大きな建物ではこちらが主流
A形は最小長さ l1、B形は等価半径 re = √(A÷π) が l1 以上かで確かめる。
基礎の鉄筋を使う
構造体接地極として使うのが望ましい
つながりを図面で指定する
10Ωは目安
10Ω未満なら長さを問わない
超えたら最小長さを確かめる
環状接地極は深さ0.5m以上、壁から約1m離して埋設する。
接地抵抗の値そのものより、接地極の形と長さで設計する。
03
A形とB形の比べ方
形・長さ・施工
項目
A形
B形
1本ずつ
導線ごとに
ぐるり
環状・基礎
確認
l1以上
最小長さ
re≧l1
等価半径
向く建物
小さい
改修・岩盤
大きい
新築・構造体
足りない
延ばす
長さを確保
追加する
l1−reぶん
垂直に打つなら水平の0.5倍の長さでよい
この4つ、すぐ答えられますか
クラスⅢ・Ⅳ
l1 は大地抵抗率によらず一定、水平で5m
クラスⅠ・Ⅱ
大地抵抗率が高いほど l1 が長くなる
計算の例
30m×20mの建物に1m外で回すと、re は約15m
とても高い土
3000Ωmを超えるならB形か低減剤を使う
大地抵抗率は設計段階で測り、測った時期も記録しておく。
04
確認する3つ
形・長さ・施工
形状
選定
A形かB形か決めたか
l1 を読み取ったか
re を計算したか
鉄筋
構造体
つながりを指定したか
打設前に確認したか
接地端子を出したか
施工
埋設
深さ0.5m以上か
壁から約1m離したか
埋める前に写真を撮ったか
避雷用と電気設備用の接地は、相互につなぐのが基本。
05
まとめ|避雷設備の接地極
形・長さ・施工
1
形は2つ
A形は引下げ導線ごとに1本、B形は建物を囲む。大きな建物はB形が主流
A形とB形
2
長さで確かめる
A形は最小長さ l1、B形は re = √(A÷π) が l1 以上かを確認する
l1 と re
3
10Ωは目安
10Ω未満なら長さを問わない。超えたら最小長さを満たすかを確かめる
超えても確認
地中の接続は確実に。アルミニウムは地中に使わない。
1 / 1

HARITAの設計室|技術図書館へ 矢印キー・スワイプでページを送れます