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TECHNICAL GUIDE
2台をV字につなぐ
容量は√3倍
利用率は約86.6%
極性と電圧をそろえる
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受変電 / TECHNICAL GUIDE
V結線の変圧器は
2倍にはならない
100kVAを2台つないでも、三相200kVAにはならない。
使えるのは約173kVA、利用率は約86.6%
173
kVA(例)
√3
倍が三相容量
2
台で三相
出典:HARITAの設計室「受変電設備の設計|単相変圧器2台をV結線変圧器にすると何kVAで使えるの?」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
V結線とは、容量の計算、利用率、組むときの注意の順に見る
このセクションで扱うこと
01
V結線とΔ結線
02
容量と利用率
03
組むときの注意
02
V結線の考え方
容量・利用率・注意
V結線は2台
単相変圧器2台をV字につなぐ
三相3線の電力を扱える
Δ結線は3台
単相変圧器3台を三角につなぐ
容量をすべて使える
V結線の三相容量は、単相1台の容量の√3倍。2台の合計ではない。
利用率は86.6%
√3÷2=約0.866
200kVAのうち約173kVA
そろえる3つ
容量・電圧・極性
違うと過電流や事故のもと
変圧器が1台少なくて済むぶん、容量には余裕がなくなる。
100kVA×2台なら約173kVA。2倍の200kVAで使えると思い込まない。
03
V結線とΔ結線の比べ方
容量・利用率・注意
項目
V結線
Δ結線
台数
単相2台
V字につなぐ
単相3台
三角につなぐ
100kVA
約173kVA
√3×100
300kVA
3台分
利用率
約86.6%
√3÷2
100%
すべて使う
使いどころ
台数を抑える
仮設など
常用
容量を使い切る
線間電圧と相電流が等しいとして計算する
この4つ、すぐ答えられますか
なぜ√3倍か
三相の電力は√3×電圧×電流。V結線でもこの式で決まる
利用率
2台の合計容量のうち、使えるのは約86.6%
極性
加極性か減極性かを2台でそろえる
向かない場面
容量に余裕がないので、用途を踏まえて選ぶ
容量・電圧・極性のどれかが合わないと、逆相や過電流、事故の原因になる。
04
確認する3つ
容量・利用率・注意
容量
計算
√3倍で計算したか
2倍にしていないか
負荷に余裕はあるか
利用率
効率
86.6%を見込んだか
Δとの差を比べたか
将来の増設はないか
機器
そろえ
容量はそろっているか
電圧はそろっているか
極性はそろっているか
仮設や一時的な運用で台数を抑えたいときに向く方式。
05
まとめ|V結線の容量
容量・利用率・注意
1
容量は√3倍
単相100kVA×2台なら、三相として約173kVA。2倍の200kVAではない
計算
2
利用率は約86.6%
√3÷2。2台の合計容量をすべて使えるわけではない
効率
3
容量・電圧・極性
3つがそろわないと、逆相・過電流・事故の原因になる
そろえる
常用で容量を使い切るならΔ結線、台数を抑えるならV結線。