38 TECHNICAL GUIDE高圧ケーブル保護管の選定「堅ろう」をどう読むか 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
高圧受変電設備規程
堅ろうな保護管
厚鋼電線管が標準
HIVE管は破損のおそれのない箇所
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解説資料 / TECHNICAL GUIDE
高圧ケーブル保護管の選定
「堅ろう」をどう読むか
規程は「堅ろうな保護管で保護すること」とだけ定めている。管種の指定はない。
破損のおそれがあるかどうかで厚鋼電線管とHIVE管を選び分ける
0
管種の指定
標準
厚鋼電線管
HIVE管も可
出典:HARITAの設計室「高圧ケーブル保護管の選定方法」ほか
SECTION
01
この章で答えること
保護管に管種の指定はあるのか?
規程の書きぶりを押さえたうえで、実務の選び分けを決める
このセクションで扱うこと
01
規程が定めていること
02
破損のおそれで選び分ける
01
厚鋼電線管とHIVE管|どちらを標準にするか
規程に管種の指定がないぶん、選定は設計・施工者の判断に委ねられる
厚鋼電線管(標準・推奨)
衝撃や経年による破損に強い
規程が求める「堅ろう」さに対して品質上確実
判断に迷うときはこちらを選ぶ
一般的に使用される標準の保護管
HIVE管(場所を限定して可)
樹脂製のため衝撃や経年で破損するおそれがある
「堅ろう」に対して品質上万全とは言えない
屋上や天井裏など破損のおそれのない箇所に適する
使用すること自体は問題ない
HIVE管を選ぶときはコスト面や施工性を考慮のうえ検討する。最終的な判断は設計・施工者に委ねられる。
02
選定フロー|破損のおそれがあるかで分ける
管種の指定がないため、設置場所の条件から選ぶ
高圧ケーブルの配管
堅ろうな保護管で保護
破損のおそれは?
設置場所の条件を見る
あり
なし
厚鋼電線管
標準・推奨。人や物が当たる箇所
HIVE管も可
屋上・天井裏など
迷ったら厚鋼電線管を選ぶ
「HIVE管は使ってはいけない」ではない。使用自体は問題なく、破損のおそれのない箇所に限定して使うのが実務的。
03
設置場所ごとの選び分け
規程は照らし合わせる基準を示していないため、条件で整理して考える
設置場所
推奨する保護管
理由
人や物が当たるおそれがある
厚鋼電線管
破損に強い
衝撃や経年に耐える
屋上・天井裏など
HIVE管も可
破損のおそれがない箇所
コスト・施工性
考慮して選べる
判断に迷う
厚鋼電線管
標準として選ぶ
品質上確実
堅ろうさを満たす
規程の記載
管種の指定なし
堅ろうな保護管とのみ
判断は設計者
根拠を残しておく
高圧受変電設備規程の記載は「高圧ケーブルの配管は堅ろうな保護管で保護すること」のみ
取り違えやすいところ
管種の指定がある
→ 記載は「堅ろうな保護管」のみで管種の指定はない
HIVE管は使えない
→ 使用自体は問題ない。場所を限定して使う
厚鋼でないと不適合
→ 最終的な選定は設計・施工者の判断に委ねられる
「堅ろう」とは物がしっかりと壊れにくくできていることを指し、それ以上の数値基準はない。
04
まとめ|高圧ケーブルの保護管
規程で押さえることと、選定で押さえること
1
規程は堅ろうさだけを求めている
高圧受変電設備規程の記載は「高圧ケーブルの配管は堅ろうな保護管で保護すること」のみ。数値基準もない
管種の指定なし
2
標準は厚鋼電線管
衝撃や経年による破損に強い。判断に迷うときはこちらを選んでおくと規程が求める堅ろうさに対して確実
品質上確実
3
HIVE管は場所を限定して使う
樹脂製のため衝撃や経年で破損するおそれがある。使用自体は問題なく、コスト面や施工性を考慮して検討する
屋上・天井裏など
迷ったときは厚鋼電線管。HIVE管を選ぶなら、破損のおそれがない場所に限定しておくと安心。
出典:高圧受変電設備規程 ほか(適用は最新版で確認)
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