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TECHNICAL GUIDE
錆と汚損は別の問題
距離の目安は慣行値
モールドコーンの位置
更新の目安は10年
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
PASの塩害対策は
外箱とがいしを別に
塩害が痛めるのは、錆びる外箱と汚れるがいし部。
2か所は痛み方が違うので、対策も別々に選ぶ
300
m以内は重耐塩
1
km超は鋼板製
10
年で更新
出典:HARITAの設計室「PASの塩害対策|鋼板製・SUS製とモールドコーンの選定基準」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
痛む場所、外箱の選び方、がいし部、区分の読み方、更新の順に見る
このセクションで扱うこと
01
外箱の材質
02
がいし部の強化
03
価格と更新
02
塩害が痛める2か所
外箱・がいし・更新
外箱は錆びる
腐食で穴があき、寿命を決める
材質で対策する
がいし部は汚れる
塩じんが湿って絶縁が落ちる
閃絡のもとになる
外箱の材質と、口出線・がいし部の仕様は、別々に決める。
外箱は3段階
鋼板製・耐塩・重耐塩
距離と現地の状況で選ぶ
モールドコーン
口出線の付け根を包んで強化
避雷器専用の対策ではない
距離の区分は慣行の値で、規格番号のある基準ではない。
ステンレス製にするだけでは、がいし部の汚損は防げない。
03
外箱の選び方の目安
外箱・がいし・更新
区分
海岸から
外箱
一般
1km超
目安
鋼板製
標準
耐塩
300m〜1km
目安
耐塩仕様
表面処理
重耐塩
300m以内
目安
ステンレス
鋼板
判断
距離だけ不可
風向・標高
現地で確認
既設の錆
既設の錆・特記仕様書もあわせて判断する
この4つ、すぐ答えられますか
0.35mg/cm²
耐重塩じん用の区分の値
0.06mg/cm²
区分ではなく、口出線を強化した場合の緩和の値
価格の差
鋼板製からステンレス製で約8〜11万円の上乗せ
発注の指定
外箱の材質・避雷器内蔵・モールドコーンを分けて書く
塩害地区では、初期費用の差より、10年後の取替えの手間のほうが大きい。
04
確認する3つ
外箱・がいし・更新
外箱
材質
海岸からの距離は
風向と標高は
既設の錆は
がいし
汚損
口出線を強化するか
区分の値を読んだか
避雷器と分けたか
更新
点検
外箱の腐食は
操作紐の傷みは
接地端子の腐食は
年数に達していなくても、腐食が進んでいれば更新を検討する。
05
まとめ|PASの塩害対策
外箱・がいし・更新
1
2か所を分ける
外箱は錆で寿命が決まり、がいし部は汚損で絶縁が落ちる
外箱とがいし
2
距離は目安
300m以内・1km超は慣行の値。風向・標高・既設の錆で決める
現地で判断
3
更新は10年
屋外用は10年が目安。塩害地区では外箱の腐食が寿命を決める
外箱が決める
0.35と0.06を2つの区分と読まない。0.06は緩和の値。