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TECHNICAL GUIDE
短絡と過負荷で分担
突入と始動は別もの
選ぶ順番は5段
早見表は条件つき
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幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
動力のブレーカーは
電線を守り始動に耐える
動力の遮断器は電線の許容電流より大きくてよい。
電灯の感覚だとおかしく見えるが、役割が違うだけ
2
つの保護
5
段で選ぶ
2
つの耐える相手
出典:HARITAの設計室「【動力設備の設計マニュアル④】ブレーカーとケーブルの選定 ― 保護するのは電線、耐えるのは始動」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
守る相手、大きくてよい理由、耐える相手、選ぶ順番の順に見る
このセクションで扱うこと
01
守る相手の違い
02
耐える相手
03
選ぶ順番
02
役割が分かれている
保護・耐える・順番
電線を守る
配線用遮断器が短絡で切る
担当は電気設計
機器を守る
サーマルなどが過負荷で止める
機器側に付くことが多い
電灯回路は1つのブレーカーが両方を兼ねる。動力では前提が変わる。
定常は小さい
運転中は規約電流
電線はこれに耐えればよい
始動で落とさない
始動電流で動作しない
定格と特性を選ぶ
大きくてよいのは規程の条件つき。保護装置の有無と組合せを原典で確かめる。
保護するのは電線、耐えるのは始動。ブレーカーは始動のために大きくなる。
03
どちらで飛ぶかで打つ手が違う
保護・耐える・順番
電流
効く要素
飛んだら
突入電流
瞬時側
投入の瞬間
特性を見直す
定格上げは×
始動電流
長限時側
加速の間
定格か方式
を見直す
規約電流
電線が耐える
定常運転
許容電流
で選ぶ
過負荷
機器側
サーマル等
保護装置
が止める
倍率と継続時間は機種と始動方式で変わる
この4つ、すぐ答えられますか
選ぶ順番
規約電流→始動方式→ブレーカー→ケーブル→条件で確認
条件で確認
多条布設・管の中・高温の機械室では許容電流が下がる
早見表
電圧・始動方式・電線・布設・温度という前提つきの答え
手元開閉器
機器のそばで切れる場所。触る人を守る
表番号は版で変わる。採用している版と特記仕様を確かめる。
04
確認する3つ
保護・耐える・順番
分担
保護
短絡は誰が見るか
過負荷は誰が見るか
適用条件は
始動
耐える
瞬時側か長限時側か
始動方式は
特性曲線を見たか
選定
順番
規約電流から始めたか
布設条件で確認か
こう長の電圧降下は
始動のたびに飛ぶとき、ワンサイズ上げて直るのは長限時側の場合だけ。
05
まとめ|動力のブレーカーとケーブル
保護・耐える・順番
1
役割の分担
短絡は電気側の遮断器、過負荷は機器側の保護装置。だから電線より大きくてよい
保護
2
耐える相手は2つ
突入電流は瞬時側、始動電流は長限時側。どちらで飛ぶかで打つ手が違う
始動
3
5段で選ぶ
規約電流→始動方式→ブレーカー→ケーブル→条件で確認
順番
早見表は条件つきの答え。前提を読んでから使う。