398 TECHNICAL GUIDE非常用発電機の合図は火災ではなく停電 技術図書館へ
398
TECHNICAL GUIDE
始動の合図は停電
40秒以内に送電
火災で一般負荷を切る
使用時間は設備ごと
398
受変電 / TECHNICAL GUIDE
非常用発電機の合図は
火災ではなく停電
火災で建物が停電すると、消火ポンプも排煙機も止まる。
発電機は停電で動き、自火報は電気の配り方を変える
40
秒で送電
30
%以上の負荷
10
分(自火報)
出典:HARITAの設計室「建築消防|自火報と非常用発電機の発停|停電で始動、火災で一般負荷を遮断するしくみと40秒ルール」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
動かす合図、発停の流れ、一般負荷遮断、使用時間、表示と試験の順に見る
このセクションで扱うこと
01
発停の流れ
02
一般負荷遮断
03
表示と試験
02
発電機と自火報のかかわり
合図・流れ・遮断
動く合図は停電
常用電源の電圧がなくなる
火災かどうかは関係ない
40秒以内に送電
停電検出→始動→電圧確立
→切替・投入
たとえるならリレーの第2走者。商用電源がバトンを落としたら、すぐに走り出す。
火災で一般を切る
一般負荷を切り離し
防災負荷に容量を回す
復電で戻す
切り戻して冷却運転
そのあと停止
救急車が来たら一般の車が道をあけるように、火災時は防災負荷を優先する。
自火報の信号は、発電機を動かすためではなく、電気の配り方を変えるために使う。
03
設備ごとの使用時間
合図・流れ・遮断
設備
非常電源
ひとこと
自火報
10分
以上
短い
まず知らせる
消火栓
30分
以上
ポンプ
を回し続ける
排煙
30分
以上
排煙機
を回す
総合操作盤
120分
以上
いちばん長い
防災センター
燃料は、連続運転できる時間ぶん以上を持つ
この4つ、すぐ答えられますか
遮断の条件
二次災害が起きず、感知器が全館を警戒していること
誤報に強く
アナログ方式や蓄積機能で、誤報のたびに切れないように
遮断の回路
火災の熱で切れないよう耐火・耐熱配線にする
防災センター
運転・故障・燃料・一般負荷遮断中を表示する
遮断の条件は消防本部ごとに確認する。審査基準に例がある。
04
確認する3つ
合図・流れ・遮断
発停
流れ
40秒以内か
切り戻しは自動か
冷却運転はあるか
遮断
負荷
一般負荷は切れるか
防災負荷は止まらないか
回路は耐火か
試験
点検
停電試験をしたか
30%以上で運転か
燃料は足りるか
停電試験では、エレベーターや空調・サーバーも一斉に動く。関係者と段取りを決めて行う。
05
まとめ|発電機の発停
合図・流れ・遮断
1
停電で動く
停電検出から電圧確立・投入まで40秒以内。火災信号では起動しない
合図
2
火災で配り直す
防災と一般を兼ねる発電機は、火災の信号で一般負荷を切り離す
遮断
3
時間は設備ごと
自火報10分、消火栓・排煙30分、総合操作盤120分。燃料もその分
使用時間
運転・故障・燃料・遮断中の状態を、防災センターで一目で分かるようにする。
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