402
TECHNICAL GUIDE
50Aで設計が変わる
50A超は専用回路
幹線は合計以上
400A以下は表で
402
幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
加熱装置の配線は
50Aを境に分かれる
オーブンやIHのような加熱装置は、電流が大きく長く使う。
だから配線設計に専用のルールがある
50
Aが境目
1.3
倍以下
400
Aまで表で
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【117】|配線設計(加熱装置)」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
分岐回路、幹線、表を使った選定の順に見る
このセクションで扱うこと
01
分岐回路
02
幹線
03
表での選定
02
加熱装置の3つのルール
分岐・幹線・表
50A以下
遮断器は50A以下
電線は基準以上の太さ
50A超(単独)
遮断器は定格の1.3倍以下
電線は定格電流以上
たとえるなら大食いの客の専用席。ほかの機器と相席にすると容量が足りない。
幹線は合計
つなぐ装置の定格の合計以上
需要率・力率で減らせる
表で一発
400A以下なら表で
電線と遮断器が決まる
50Aを超える装置は、ほかの機器と回路を共用しない。
普通のコンセント機器と同じ感覚で設計しない。
03
分岐回路の基準
分岐・幹線・表
定格電流
遮断器
電線
50A以下
50A以下
で保護
基準以上
の太さ
50A超
1.3倍以下
定格の
定格以上
の許容電流
回路
専用
50A超は
共用しない
他の機器と
幹線
合計以上
定格電流の
遮断器
幹線以下
幹線の遮断器は、幹線の許容電流以下を選ぶ
この4つ、すぐ答えられますか
遮断器ぴったり
50A超は「定格ちょうど」ではなく1.3倍以下で選ぶ
幹線の太さ
最大の分岐に合わせるのではなく、合計以上
減らせる場合
需要率・力率が分かれば、電線を細くできる
表の使い方
400A以下なら、幹線・分岐・開閉器まで表で決まる
表の番号は版で変わる。採用している版で確かめる。
04
確認する3つ
分岐・幹線・表
分岐
定格
50A以下か超か
遮断器の倍率は
専用回路か
幹線
合計
定格の合計は
需要率は使うか
遮断器は以下か
早見表
選定
400A以下か
版は合っているか
開閉器も見たか
計算の手間を省けるのが表の利点。ただし前提の条件を外さない。
05
まとめ|加熱装置の配線設計
分岐・幹線・表
1
50Aで分かれる
50A以下は遮断器50A以下、50A超は定格の1.3倍以下で専用回路
分岐
2
幹線は合計
つなぐ装置の定格電流の合計以上。需要率・力率で減らせる
幹線
3
表で素早く
定格400A以下なら、表で電線と遮断器・開閉器が決まる
選定
大きな加熱装置には、容量に余裕のある専用席を用意する。