408 TECHNICAL GUIDE屋内幹線はIwとIBを順に決める 技術図書館へ
408
TECHNICAL GUIDE
IMとIHで場合分け
1.25倍と1.1倍
3IM+IHと2.5Iw
55%・35%・3m
408
幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
屋内幹線は
IwとIBを順に決める
幹線の太さIwと遮断器の定格IBを負荷電流から。
電動機があるかどうかで、式が変わる
50
Aで係数が変化
2.5
倍のIwまで
55
%で長さ自由
出典:HARITAの設計室「電気設計の解説|屋内幹線の設計について詳しく解説【Iw・IBの計算】」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
記号、Iwの式、IBの式、計算例、分岐幹線の省略の順に見る
このセクションで扱うこと
01
記号とIw
02
IBの決め方
03
計算例と省略
02
IwとIBの決め方
記号・割増・上限
IMとIH
IM=電動機の電流の合計
IH=それ以外の合計
Iwの場合分け
IM≦IHなら IM+IH
IM>IHなら IMを割増
電動機は回り始めに大きな電流が流れる。その分だけ幹線を太くする。
割増の係数
IM≦50Aなら 1.25倍
IM>50Aなら 1.1倍
IBの上限
3IM+IHと2.5Iwの
小さいほう以下
電動機がなければ、IBはIw以下にするだけ。
求めた値は基準値。実際は規格品の許容電流と定格から選ぶ。
03
計算例(式を当てはめた結果)
記号・割増・上限
場合
Iw
IBの上限
IM≦IH
50A
IM20・IH30
90A
3IM+IH側
IM≦50A
47.5A
IM30・IH10
100A
3IM+IH側
IM>50A
86A
IM60・IH20
200A
3IM+IH側
電動機なし
IHのみ
Iw≧IH
Iw以下
割増なし
単位はA。IMを0にすると電動機なしの式になる
この4つ、すぐ答えられますか
Iw
幹線に必要な許容電流。電線の太さを決める
IB
幹線の過電流遮断器の定格電流
55%以上
細い幹線のIwが太い幹線のIBの55%以上なら、長さの制限なしで省略
35%以上
8m以下なら省略。3m以下で先に幹線をつながなければ制限なし
分岐した細い幹線の電源側には、原則として過電流遮断器を付ける。
04
確認する3つ
記号・割増・上限
Iw
確認
IMとIHを分けたか
大小を比べたか
50Aで係数を選んだか
IB
確認
3IM+IHを出したか
2.5Iwを出したか
小さいほうを選んだか
分岐
確認
55%以上か
35%で8m以下か
3m以下で接続なしか
IBがIwを超えてよいのは、電動機の始動電流を見込むため。
05
まとめ|屋内幹線の設計
記号・割増・上限
1
Iwは場合分け
IM≦IHならIM+IH、IM>IHなら1.25倍か1.1倍でIMを割増
Iw
2
IBは小さいほう
電動機ありは3IM+IHと2.5Iwの小さいほう以下、なしはIw以下
IB
3
省略は3条件
55%は制限なし、35%は8m以下、3m以下は接続なし
分岐
記号の意味を押さえれば、式は電動機の割増を読むだけ。
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