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TECHNICAL GUIDE
10年の主語は変電所
工期は3桁違う
空押さえの悪循環
入金は3か月以内
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
大型需要の受電は
系統の順番待ちから
電気は引けるもの、という前提が一部で崩れている。
引込だけか、上位系統まで要るかで桁が変わる
3
か月で入金
10
年超の変電所
30
MWで大規模
出典:HARITAの設計室「「電気が引けない」時代の設計|データセンターの系統接続待ちと、2026年10月に変わるルール」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
連系待ちの実態、10年の主語、リードタイム、長期化の構造、制度変更、いまできることの順に見る
このセクションで扱うこと
01
実態と工期
02
長期化の理由
03
制度の変更
02
受電までの期間
工事の範囲で桁が変わる
引込工事だけ
数か月
通常の工程で吸収
上位系統の対策
数年以上
用地選定から織り込む
「10年待ち」の主語は変電所の新設。すべての案件が10年待つわけではない。
変電所の新設
約10年以上
その土地を選ぶかの判断
事前協議
基本設計の前
用地を選ぶ段階で始める
「設計が固まってから電力会社へ」では間に合わない。
データセンターが集まる地域では、連系待ちが数十件・数千MWに達している。
03
引込工事だけの期間の目安
工事の範囲で桁が変わる
工事
期間
ひとこと
架空引込
3〜6か月
電柱から
いちばん
短い
地中・区道
6〜8か月
掘削あり
道路
の種類で変わる
地中・国道
8〜9か月
掘削あり
許可
に時間
河川横断
10〜15か月
地中線
上位系統
は含まない
都市部の高圧・特別高圧の例。上位系統の工期は別
この4つ、すぐ答えられますか
入金の期限
供給承諾から3か月以内に工事費負担金。過ぎると申込取消
申込の精度
需要家都合の不備や変更も取消事由になる
大規模需要
契約電力30MW以上に、容量開放や精算の仕組みを検討中
長期化の構造
枠を押さえて動かない案件と、駆け込みの悪循環
施主の社内決裁と資金計画を、入金の3か月に合わせて逆算する。
04
確認する3つ
工事の範囲で桁が変わる
工期
確認
引込だけで済むか
上位系統は要るか
変電所は要るか
申込
確認
容量を詰めたか
開始日を詰めたか
大きめにしない
資金
確認
3か月で入金
決裁の日程は
取消の条件は
とりあえず大きめに申し込んで後で直す進め方は、はっきりリスクになった。
05
まとめ|系統接続待ちと新しいルール
工事の範囲で桁が変わる
1
桁が変わる
引込だけなら数か月、上位系統は数年、変電所新設は約10年
工期
2
早く協議
大型案件は、用地選定の段階で電力会社と事前協議
協議
3
3か月で入金
供給承諾から3か月以内に入金しないと申込が取り消される
制度
「電気は引けるもの」という前提を、計画の最初に確かめる。