435
TECHNICAL GUIDE
用途×延べ面積
面積不問の用途
熱・煙・炎で選ぶ
600㎡・50m・1階
435
防災・消防 / TECHNICAL GUIDE
自火報の設置基準は
用途と延べ面積で決まる
要否を判定し、感知器を選び、警戒区域を割る。
面積に関係なく必要になる建物を見落とさない
600
㎡の警戒区域
50
mの一辺
11
階以上は必要
出典:HARITAの設計室「建築消防|自動火災報知設備(自火報)の設置基準をわかりやすく解説」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
構成と流れ、要否の判定、感知器の選び方、警戒区域、受信機と非常電源の順に見る
このセクションで扱うこと
01
要否の判定
02
感知器
03
警戒区域と受信機
02
自火報の設計の順番
判定・選定・区域・受信機
要否の判定
用途と延べ面積を
突き合わせる
感知器の選定
部屋の環境で
熱・煙・炎を選ぶ
感知器→受信機→地区音響が基本の流れ。発信機は人が押して知らせる。
警戒区域
600㎡・一辺50m
階をまたがない
受信機
規模でP型かR型
予備電源で非常電源
ホテル・福祉施設などの特定用途は、面積に関係なく必要。
感知器の話から入ると、面積不問の用途を見落としやすい。
03
感知器の選び方
判定・選定・区域・受信機
場所
感知器
ひとこと
廊下・階段
煙感知器
早く見つける
煙が
たまりやすい
厨房
定温式
熱感知器
湯気
で誤作動しない
車庫・倉庫
熱感知器
差動式など
環境
に合わせる
吹抜け
炎感知器
高い天井
取付高さ
の上限
感知器ごとに取付高さの上限が違う
この4つ、すぐ答えられますか
面積の閾値
面積不問・300㎡・500㎡・1000㎡が主。用途で決まる
面積不問
特定用途・11階以上の階・特定一階段等
警戒区域
見通せれば1000㎡まで。区域数が受信機の回線数
住宅
一般住宅は住宅用火災警報器。共同住宅は500㎡以上で対象
根拠は消防法施行令。用途は別表第一で引く。
04
確認する3つ
判定・選定・区域・受信機
判定
確認
用途を引いたか
延べ面積は
面積不問でないか
選定
確認
部屋の環境は
誤作動しないか
取付高さは
区域
確認
600㎡以下か
一辺50m以下か
階をまたがないか
区域の数が、そのまま受信機の回線数になる。
05
まとめ|自火報の設置基準
判定・選定・区域・受信機
1
用途×面積
用途と延べ面積で要否。特定用途・11階以上は面積不問
判定
2
環境で選ぶ
廊下は煙、厨房は定温式、吹抜けは炎
感知器
3
区域で割る
600㎡・一辺50m・階をまたがない。区域数=回線数
区域
要否の判定から始めれば、自火報の設計は迷わない。