445 TECHNICAL GUIDE墨出しは基準を逃がして描く 技術図書館へ
445
TECHNICAL GUIDE
返り墨
腰墨
基準の確認
墨で伝える
445
配線・配管 / TECHNICAL GUIDE
墨出しは
基準を逃がして描く
柱の中の通り芯は床に描けない。
だから一定寸法ずらした返り墨から測る
1
m逃げが多い
3
つの手順
4
種類の墨
出典:HARITAの設計室「【新人講座 施工実務編②】墨出しと位置決めの実際 ― 図面の座標を建物に写す」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
返り墨と腰墨、道具と3つの手順、実務での使いどころ、注意点の順に見る
このセクションで扱うこと
01
返り墨
02
3つの手順
03
実務と注意
02
基準は逃がして描く
平面と高さの基準
通り芯
平面位置のおおもと
柱の中を通る
返り墨
通り芯から
1mずらした線
返り墨から測れば、実質的に通り芯を基準にした位置が出る。
FL
仕上がり床の高さ
まだ無い時期がある
腰墨
FL+1,000などを
壁に回した水平線
高さも同じ考え方。腰墨から上下に測る。
逃げ寸法は墨のそばに明記する。無記名の墨がいちばん危ない。
03
墨出しの3つの手順
平面と高さの基準
手順
やること
外すと
基準確認
生きた墨を
代理人に確認
寸法が
すべてずれる
位置墨
基準墨から
測って描く
器具が
違う位置に
照合
図面と現物
を見比べる
間違いが
そのまま残る
記録
写真と
メモを残す
消えた墨
を追えない
躯体の基準墨は建築、盤や器具の位置墨は電気が出す
この4つ、すぐ答えられますか
位置の伝え方
壁からではなく「X2の返りから1,200」と墨で伝える
壁は動く
仕上げで壁の面が変わる。動かない基準で伝える
原因調査
旧い墨と新しい墨の混在が位置ミスの原因になる
道具
墨つぼ、チョークライン、レーザー墨出し器
レーザーの光は描いていない。要所はチョークや鉛筆で印を残す。
04
確認する3つ
平面と高さの基準
基準
確認
どの墨が生きか
逃げ寸法の明記
腰墨の高さは
位置
確認
返りから測った
仕上げ面を考慮
図面と照合した
伝達
確認
墨で位置を言う
旧い墨は消した
写真を残した
墨出しは、図面の寸法を現場の位置へ訳す座標の翻訳作業。
05
まとめ|墨出しと位置決め
平面と高さの基準
1
逃がして描く
通り芯は描けないので、1mずらした返り墨から測る
返り墨
2
高さも同じ
FL+1,000などの腰墨を壁に回して上下に測る
腰墨
3
基準の確認
生きた墨を確かめてから、自分の位置墨を出す
手順
位置は動く壁ではなく、動かない墨で伝える。
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