464 TECHNICAL GUIDE変圧器の更新効果は負荷率で逆転する 技術図書館へ
464
TECHNICAL GUIDE
損失100Wで年1.5万
負荷率で逆転
価格の上昇
補助金と説明
464
受変電 / TECHNICAL GUIDE
変圧器の更新効果は
負荷率で逆転する
新しい基準の変圧器は無負荷損が小さく、負荷損が大きい。
負荷率しだいで、電気代が下がる物件と上がる物件に分かれる
876
kWh/年
50
%付近で逆転
1.5
万円が100W
出典:HARITAの設計室「【2026トップランナー変圧器 第6回】電気代はいくら下がる?|損失低減の試算・価格上昇・補助金の使い方」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
損失の年額換算、負荷率別の試算、価格と納期、補助金、施主への説明の順に見る
このセクションで扱うこと
01
年額換算
02
負荷率の試算
03
説明の組立
02
損失を年額に置き換える
100Wで年1.5万円
全損失
無負荷損と
負荷損の合計
年間換算
×8,760時間
÷1,000でkWh
損失100Wは年間876kWh。単価17円なら年約1.5万円になる。
差を取る
既存機と新機を
同じ負荷率で比較
年額にする
電力量単価を
掛けて金額に
通電している限り無負荷損は出続ける。24時間×365日で計算する。
この換算を覚えておくと、打ち合わせの場で即答できる。
03
負荷率別の年間差(500kVAの試算例)
100Wで年1.5万円
負荷率
全損失の差
電気代の差
20%
−357W
新機が小さい
約−5.3万円
下がる
30%
−272W
差が縮む
約−4.1万円
下がる
50%付近
ほぼ同じ
逆転の境目
差は小さい
損失が拮抗
高負荷
新機が大
負荷損が効く
逆に増える
ことがある
電力量単価17円、24時間×365日運転での試算
この4つ、すぐ答えられますか
価格
本体価格は大きく上がった。出所で1.5〜3倍とばらつく
回収
一つ前の世代からの更新を電気代だけで回収するのは難しい
古い機
20年以上前の世代からなら改善が大きく、桁が変わる
補助金
設備単位型の補助が使えれば1/3〜1/2で判断が変わる
価格の上昇率を提案書に使うときは、出所の性質を必ず併記する。
04
確認する3つ
100Wで年1.5万円
材料
確認
銘板の損失値
実負荷率は
製造年は
比較
確認
同じ負荷率で
年額に換算
改造と搬入費
説明
確認
補助金の可否
耐震と更新性
回収の見込み
回収できないなら、できないと言う。そのうえで別の価値を示す。
05
まとめ|トップランナー変圧器と電気代
100Wで年1.5万円
1
100Wで1.5万
損失100Wは年876kWh、単価17円で約1.5万円
換算
2
負荷率で逆転
低負荷は下がり、高負荷では逆に増えることもある
試算
3
正直に示す
価格・補助金・耐震や更新性まで並べて説明する
説明
電気代だけでなく、更新の価値をまとめて示すと話が通る。
1 / 1

HARITAの設計室|技術図書館へ 矢印キー・スワイプでページを送れます