470 TECHNICAL GUIDE配電理論は線の本数で係数が変わる 技術図書館へ
470
TECHNICAL GUIDE
電圧降下の係数
電力損失
中性線の断線
許容電流
470
幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
配電理論は
線の本数で係数が変わる
電圧降下は単相2線で2Ir、単相3線でIr、三相で√3倍。
先に電線1本の抵抗rを出してから式に入れる
2
Irが単相2線
0.7
の減少係数
3
IMで遮断器
出典:HARITAの設計室「第2種電気工事士|配電理論(電圧降下・電力損失・単相3線式の中性線断線)の計算を図解で解説」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
電圧降下と電力損失、単相3線式と中性線、許容電流と減少係数、幹線と遮断器の順に見る
このセクションで扱うこと
01
降下と損失
02
中性線
03
幹線と遮断器
02
方式ごとの係数
先に1本のrを出す
単相2線
電圧降下は2Ir
損失は2I²r
単相3線
平衡なら降下はIr
中性線に電流なし
電線1本の抵抗rは、長さと太さから先に求めておく。
三相3線
電圧降下は√3Ir
損失は3I²r
中性線
上下の電流の
差が流れる
上下の負荷をそろえるほど、中性線の電流と電圧降下は小さくなる。
中性線が切れると、小さい負荷ほど高い電圧がかかって焼損する。
03
許容電流と減少係数
先に1本のrを出す
電線
がいし引き
管に3本以下
1.6mm
27A
暗記する
19A
×0.70
2.0mm
35A
暗記する
24A
×0.70
2.6mm
48A
暗記する
33A
×0.70
本数
4本は0.63
5〜6本は0.56
熱が
こもるため
許容電流の上限を決めているのは、電線の熱
この4つ、すぐ答えられますか
幹線の太さ
電動機の電流が大きいほど1.25倍などで多めに見る
遮断器
3×電動機+その他。ただし幹線許容電流の2.5倍まで
中性線
ヒューズを入れず、3極同時に開閉する遮断器にする
実務
需要率や電圧降下もあわせて、最新の規程で確かめる
例:電動機40A・その他20Aなら幹線は70A以上、遮断器は140A以下。
04
確認する3つ
先に1本のrを出す
降下
確認
1本のrを出す
方式の係数
単位はV
中性線
確認
上下の差
平衡させる
ヒューズなし
幹線
確認
電動機の係数
3IM+IH
2.5倍の上限
式を暗記するより、流れの順番で考えると迷わない。
05
まとめ|配電理論
先に1本のrを出す
1
係数で覚える
単相2線2Ir、単相3線Ir、三相√3Ir
降下
2
差が流れる
断線すると小さい負荷に高電圧。ヒューズは入れない
中性線
3
熱で決まる
管に入れる本数に応じて減少係数を掛ける
許容電流
先に1本のrを出す。それだけで配電理論はぐっと楽になる。
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