489
TECHNICAL GUIDE
複合単価
歩掛と人工
雑材費
経費と利益
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幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
見積の単価は
4つの足し算でできる
「1個いくら」は材料費ではなく複合単価。
差が出るのは、手間を表す歩掛のところ
4
つの費目
1.5
倍は変わる
8
時間で1人工
出典:HARITAの設計室「積算編④ 複合単価と歩掛 ― 材料費だけでは金額にならない」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
複合単価の中身、労務費と歩掛、雑材費、経費、歩掛の計算の順に見る
このセクションで扱うこと
01
単価の中身
02
歩掛と人工
03
見積の比べ方
02
複合単価の中身
材料費だけでは足りない
材料費
器具と電線の
仕入値
労務費
歩掛×労務単価
取り付ける手間
同じ器具なら材料費はほぼ同じ。差が出るのは労務費。
雑材費
ビスやテープ
材料費の数%
経費
現場管理費と
一般管理費
利益は経費とは別枠。経費も会社を回すための原価になる。
4つを足して、はじめて見積書の「1個いくら」になる。
03
歩掛で人工を出す
材料費だけでは足りない
品目
歩掛の例
読み方
コンセント
0.08
人工/個
1日で
12個ほど
分電盤結線
1.50
人工/面
少なくて
も手間大
VVF敷設
0.03
人工/m
数量が多
いと積もる
補正
高所・狭所
夜間作業
標準に
係数を掛ける
数量×歩掛=所要人工。どちらか一方では読めない
この4つ、すぐ答えられますか
材料費
ほとんど差が出ない
労務費
歩掛と現場条件の見方で大きく差が出る
雑材費
材料費に対する比率の置き方でやや差が出る
経費
管理費の考え方でやや差が出る
歩掛の数値は目安の一例。実際は標準歩掛を自社の実績で補正して使う。
04
確認する3つ
材料費だけでは足りない
単価
確認
4つの費目
材料費以外
利益は別枠
歩掛
確認
人工の意味
数量との積
現場の補正
比較
確認
総額で見ない
労務費を見る
安すぎに注意
歩掛を極端に低く見た見積は、現場で人工が足りなくなる。
05
まとめ|複合単価と歩掛
材料費だけでは足りない
1
4つの足し算
材料費・労務費・雑材費・経費の合計
単価
2
数量×歩掛
手間を数値にして労務費を出す
人工
3
内訳で比べる
総額ではなく労務費の差を読む
見積
単価の中身が分かれば、見積の高い安いを自分で確かめられる。