50 TECHNICAL GUIDE進相コンデンサ共用の電線と開閉器内線規程3335-3表の引き方 技術図書館へ
50
TECHNICAL GUIDE
μFから電流へ
300V以下と超過で別表
50Hzと60Hzで違う
電線と開閉器は同じ行
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受変電 / TECHNICAL GUIDE
進相コンデンサ共用の電線と開閉器
内線規程3335-3表の引き方
コンデンサの容量(μF)から定格電流を出し、そこで電線の太さと開閉器の容量が決まる。
表は300V以下と300V超過の2つに分かれている
2
つの表
13
段の電流区分
2
つの周波数
出典:HARITAの設計室「コンデンサ共用の場合の電線の太さ及び開閉器の容量」(内線規程 3335-3表 その1・その2)
SECTION
01
この章で答えること
コンデンサの電線は何で決まるのか?
μFではなく、そこから出る定格電流で決まる
このセクションで扱うこと
01
表を引く順番
02
300V以下と超過の違い
03
使うときの注意
02
μF から 電線・開閉器 までの流れ
同じ行に電線と開閉器が並んでいる
コンデンサ容量
μF で与えられる
定格電流(概数)
電圧と周波数で変わる
電線の最小太さ
1.6mm〜100mm²
開閉器の容量
15-30A〜200A
電圧(三相200V/単相200V/単相100V/400V三相)と周波数(50Hz/60Hz)で
同じμFでも電流が変わる。ここを間違えると1段ずれる。
決め手は定格電流。μFは電圧と周波数を通して電流に変わり、その電流の段で電線と開閉器が同時に決まる。
03
表の並び(300V以下・抜粋)
定格電流の段で電線と開閉器が対になる
定格電流A以下
電線の最小太さ
開閉器の容量
10 A
1.6 mm
最小の段
15-30 A
20 A
5.5 mm²
ここから mm² 表記
30 A
40 A
14 mm²
60 A
100 A
60 mm²
90Aと同じ太さ
200 A
60Aと75Aは同じ38mm²、90Aと100Aは同じ60mm²
読むときの注意
電流は「以下」
その段までなら、その太さでよい
電線と開閉器はセット
同じ行を横に読む
太さが据え置きの段
開閉器だけ上がることがある
共用とは
複数台をまとめて1回路にする場合
電線の太さが同じでも開閉器の容量が違う段がある。表は縦(電流)だけでなく横(電線・開閉器)で読む。
04
300V以下 と 300V超過
表が2つに分かれている理由
その1|300V以下
三相200V・単相200V・単相100Vの3列
50Hzと60Hzでそれぞれ列がある
同じ電流でも単相100Vは大きなμFが載る
低圧の一般的なコンデンサはこちら
その2|300V超過
400V三相の1系統だけ
50Hzと60Hzの2列
電圧が高いぶん、同じ電流で載るμFは小さい
400V配電の設備はこちらを引く
電線の太さと開閉器容量の段(10A→1.6mm→15-30A …)は両方の表で共通。変わるのは各段に載るμFの値。
05
引くときのチェック
ずれやすいところ
STEP 1
どの表か
✓
300V以下か、300V超過か
✓
電圧の列(200V三相/200V単相/100V単相/400V)
✓
50Hzか60Hzか
見落としやすい点
電圧と周波数を取り違えると1段ずれる
STEP 2
どの行か
✓
コンデンサ容量は共用する合計で見る
✓
定格電流は「その値以下」で読む
✓
電線と開閉器は同じ行から取る
見落としやすい点
電線だけ別の段から取ると保護協調が崩れる
STEP 3
表の外
✓
配線方法・周囲温度・こう長の補正
✓
上位遮断器との協調
✓
機器仕様書の定格を優先
見落としやすい点
表の値は最小値。そのままでは足りない場合がある
表は最小値。実際は配線方法・周囲温度・こう長による補正と、機器仕様書の確認が要る。
06
まとめ|コンデンサ共用の電線と開閉器
内線規程3335-3表
1
決め手は定格電流
μFを電圧と周波数で電流に直し、その段で電線の最小太さと開閉器の容量が同時に決まる
μF→A
2
表は2つに分かれる
300V以下(その1)と300V超過(その2)。400V三相は必ずその2を引く
300Vが境
3
同じ行を横に読む
電線の最小太さと開閉器の容量はセット。片方だけ別の段から取らない
電線と開閉器
出典は内線規程3335-3表(その1・その2)。適用にあたっては最新版の原典を確認する。
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