502
TECHNICAL GUIDE
絶縁抵抗
接地抵抗
回路の照合
相回転
502
受変電 / TECHNICAL GUIDE
送電の前に
無電圧で安全を確かめる
工事が終わった状態と、電気を入れてよい状態は別もの。
試験は、その間にある関所をひとつずつ通す作業
5
つの試験
2
人で照合
0.1
MΩ以上
出典:HARITAの設計室「【新人講座 施工実務編⑧】竣工前の試験・測定 ― 送電までの関所を通る」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
送電までの関所、試験のカタログ、成績書の読み方、よくある疑問、注意点の順に見る
このセクションで扱うこと
01
関所の順番
02
試験の中身
03
成績書と注意
02
送電までの関所
順番を崩さない
絶縁抵抗
電線の健康診断
無電圧で測る
接地抵抗
漏電の逃げ道
を確かめる
入れてから測ったのでは遅い。どちらも電気を入れる前にしか測れない。
回路の照合
図面どおりの
行き先か
相回転と照度
回転の向きと
設計の答え合わせ
行き先不明の回路に電気を入れるのは、宛先不明の荷物を送るのと同じ。
送電は上流から下流へ。段階ごとに異常がないか確かめて入れる。
03
試験のカタログ
順番を崩さない
試験
何を見るか
いつ
絶縁抵抗
電線と器具
の絶縁
送電前
無電圧で
接地抵抗
逃げ道
の確保
送電前
無電圧で
相回転
三相の
回る向き
逆だと
機器が逆転
照度
設計照度
どおりか
最後の
答え合わせ
回路の照合は、図面を見ながら2人1組で声を出して確かめる
この4つ、すぐ答えられますか
電子機器
測定の電圧で壊れる。外してから絶縁を測る
不良のとき
回路を分けて測り直し、原因の場所を絞り込む
立会い
基準ぎりぎりの値、行き先不明、表示のない盤を見る
成績書
設計値と見比べて初めて意味を持つ
今なら1時間、あとなら1日。送電後に直すのは何倍も大変になる。
04
確認する3つ
順番を崩さない
測定
確認
無電圧で測る
機器を外す
基準以上か
照合
確認
2人1組
声を出す
表示のある盤
送電
確認
上流から
段階ごと
相回転
試験成績書は建物の健康診断書。受け取って終わりにしない。
05
まとめ|竣工前の試験・測定
順番を崩さない
1
無電圧で測る
電気を入れる前に安全を証明する
絶縁と接地
2
2人で照合
図面どおりの行き先かを声で確かめる
回路
3
成績書を読む
設計値・基準値と見比べるまでが仕事
答え合わせ
工事の完了と、電気を入れてよい状態は別ものと覚える。