62 TECHNICAL GUIDE予備電源施設つながないこと、逆流させないこと 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
常用と接続しない
切替開閉器は電源側
鉛2V・アルカリ1.2V
鉄台は1350-2で接地
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防災・消防 / TECHNICAL GUIDE
予備電源施設
つながないこと、逆流させないこと
常用電源と電気的に接続しない。これが大原則。
負荷が共通なら切替開閉器を電源側に置き、予備電源が常時線路へ逆流しない構成にする
2
V/セル(鉛)
1.2
V/セル(アルカリ)
16
V以下は除外
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【114】|予備電源施設」(内線規程 JEAC8001-2022)
SECTION
01
この章で答えること
常用電源とつないでおけば切替が楽ではないのか?
つないだ時点で予備電源ではなくなる
このセクションで扱うこと
01
発電機の設置ルール
02
蓄電池を予備電源にする場合
03
電源切替の置き場所
02
切替開閉器は電源側に置く
どちらか一方だけが流れる構成にする
常用電源
普段はこちら
予備電源
発電機・蓄電池
切替開閉器
電源側に設置する
共通の負荷
どちらか一方から
予備電源が常時線路へ逆流しない構成にする
直流と交流が切り替わる構成では、とくに注意して組む
切替開閉器を負荷側に置いてもよい、は誤り。負荷が共通なら電源側に置いて、両方が同時につながらないようにする。
03
発電機 と 蓄電池
押さえるところが違う
発電機
低圧:開閉器と過電流遮断器を設ける
低圧:電圧計・電流計は発電機の近くで開閉しやすい場所に
高圧:各極に開閉器+過電流遮断器
高圧:電圧計は各相、電流計は中性線を除く各極を読めるように
蓄電池
開閉器と過電流遮断器を設ける
過電流遮断器に開閉機能があれば単独でもよい
開放形は磁器・ガラスのがいしで支持し、耐食性の絶縁台に置く
16V以下の蓄電池はこの支持の規定から除外
どちらも鉄台・金属外箱・鉄枠などは1350-2の規定により接地する。ここは共通。
04
取り違えやすいところ
現場で混ざりやすい4つ
よくある理解
正しくは
根拠・補足
常用とつなぐと切替が早い
接続しない
電気的に切り離す
大原則
切替開閉器で一方だけ
セル数×2Vでよい
種類で違う
鉛2V/アルカリ1.2V
混同しやすい
電圧の算出根拠
切替器は負荷側でよい
電源側に置く
負荷が共通の場合
逆流防止
常時線路へ流さない
どの蓄電池もがいし支持
16V以下は除外
開放形が対象
絶縁台
腐食に強いもの
低圧と高圧で計器の要件も違う。高圧は各相の電圧計と各極の電流計が要る
設計での確認
接続の有無
常用と電気的に切り離せているか
切替器の位置
電源側か、負荷側になっていないか
接地
鉄台・外箱は1350-2で接地
計器
低圧・高圧で要件が変わる
需要場所以外からの常用供給とも切り離す。ここを見落とすと「予備」として成立しない。
05
まとめ|予備電源施設
内線規程の解釈と解説【114】
1
常用電源とつながない
非常用予備電源は常用電源と電気的に接続しない。需要場所以外からの常用供給とも切り離す
大原則
2
切替器は電源側
負荷が共通なら切替開閉器を電源側に設置し、予備電源が常時線路へ逆流しない構成にする
逆流させない
3
セル電圧は種類で違う
鉛蓄電池は2V/セル、アルカリ蓄電池は1.2V/セル。開放形はがいし支持(16V以下は除外)
2V / 1.2V
出典は内線規程(JEAC8001-2022)。接地は1350-2による。消防用設備の非常電源とは根拠が別なので併せて確認する。
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