66 TECHNICAL GUIDEレースウェイの耐震支持周長80cmが分かれ目 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
周長80cm以下は除外
図面の指示が優先
支持間隔12m以内
常時張らない
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耐震・構造 / TECHNICAL GUIDE
レースウェイの耐震支持
周長80cmが分かれ目
周長80cm以下なら指針の適用除外。ただし設計図書に指示があれば施工する。
支持するなら間隔12m以内、ブレースに常時テンションをかけない
80
cm(周長)
82
mm(単独管)
12
m以内
出典:HARITAの設計室「仕様の設計|レースウェイの耐震支持方法」(建築センター指針 第3.1.9図ほか)
SECTION
01
この章で答えること
レースウェイにも耐震支持は要るのか?
大きさで決まるが、図面が優先する
このセクションで扱うこと
01
周長80cmという境目
02
周長の求め方
03
支持するときの構成
02
判定の順番
大きさを見る前に、図面を見る
設計図書の指示
耐震支持を行うこと
指示あり
大きさによらず施工
指示なし
周長で判定する
周長 80cm 超
耐震支持が必要
周長 80cm 以下
指針の適用除外
「80cm以下ならどの現場でも省略できる」は誤り。
設計図書の記載が先に効く。
軽量で地震時の落下・損傷リスクが小さいという判断による除外。φ82mm以下の単独管も原則として不要。
03
周長の求め方
外周をぐるっと一周した長さ
形状
計算
80cmになる寸法
丸い金属管
直径 × π
約3.14をかける
直径 25.5cm
これが境目
長方形のダクト
(幅+高さ)×2
断面の外周
30 × 10 cm
幅30・高さ10
単独管
φ82mm 以下
別枠の基準
原則不要
耐震支持しなくてよい
周長は断面の外周長。ラックの幅だけを見て判断しないこと
取り違えやすいところ
80cm以下なら常に省略
誤り。図面に指示があれば施工する
細いから支持は適当でよい
誤り。支持するなら12m以内・ブレース構成
ブレースは張るほどよい
誤り。常時テンションをかけない
横揺れだけ見ればよい
誤り。軸方向の揺れにも対応させる
周長80cmは、直径25.5cmの丸管や幅30cm×高さ10cmの角ダクトに相当する。感覚より大きめの寸法。
04
支持するときの構成
建築センター指針 第3.1.9図による
STEP 1
間隔
✓
支持間隔は12m以内を目安にする
✓
現場の状況に合わせて配置する
✓
ケーブルラックの6mとは別の数値
見落としやすい点
立上りラックの6m以内と混同しない
STEP 2
部材
✓
ブレース材(ボルト固定式・ワイヤー式)
✓
振れ止め
✓
吊金物
見落としやすい点
側面は構造物に固定、断面は吊り金物に振れ止めで固定
STEP 3
張り方
✓
ブレース材に常時テンションをかけない
✓
横方向と軸方向の両方の揺れに対応させる
✓
配線の方向も揺れる前提で組む
見落としやすい点
張って固定するほどよい、ではない
常時テンションがかかっていると、部材や取付部に持続的な力が残り、地震時に想定どおり働かない。
05
まとめ|レースウェイの耐震支持
80cm・図面・12m
1
境目は周長80cm
周長80cm以下は建築センター指針で耐震支持の適用除外。φ82mm以下の単独管も原則不要
適用除外
2
図面の指示が優先
設計図書に「耐震支持を行うこと」とあれば、周長80cm以下でも基本として施工が必要になる
記載があれば施工
3
支持するなら12m以内
ブレース材・振れ止め・吊金物で構成し、常時テンションをかけない。横方向と軸方向の両方に対応させる
ブレース構成
出典は建築センター指針。ケーブルラック立上りの6m以内とは対象も数値も別なので、混同しないこと。
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