76 TECHNICAL GUIDE合成樹脂管配線軽くてさびないが、外力には弱い 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
3.2mm超はより線
管内に接続点なし
衝撃を受ける場所は不可
硬質ビニル管は2mm以上
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配線・配管 / TECHNICAL GUIDE
合成樹脂管配線
軽くてさびないが、外力には弱い
耐食性は強み。弱点は機械的衝撃。
使える場所と、管の厚さは、この弱点から決まっている
3.2
mm超
2
mm以上
0
接続点
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【036】|合成樹脂管配線」(内線規程 JEAC8001-2022)
SECTION
01
この章で答えること
金属管より万能ではない
弱点が、そのままルールになっている
このセクションで扱うこと
01
使用電線のルール
02
施設できない場所
03
管・附属品と厚さ
02
電線の選び方
太さで、単線かより線かが分かれる
絶縁電線を使用する
管内に接続点は設けない
直径 3.2mm 以下
アルミ線は4.0mm以下
直径 3.2mm を超える
アルミ線は4.0mm超
単線でよい
より線とする
1m程度以下の管
に収めるなら
単線でもよい
短い管路は例外
太い単線は曲げにくく、通線時に管や被覆を傷めやすい。より線を求めるのはそのため。短い管路なら影響が小さいので例外が置かれている。
03
施設場所と管の厚さ
どちらも、外力に弱いことが理由
項目
原則
例外・緩和条件
重量物の圧力を受ける場所
施設不可
著しい衝撃も同じ
防護装置
を施す場合は可
コンクリート内の埋込み
施設できる
衝撃のおそれなし扱い
養生は別途必要
硬質ビニル管の厚さ
2mm以上
原則の厚さ
1mm以上
乾燥+点検可+防護
管の太さの選定
3115-4表
電線の太さと本数から
10本超
で表が分かれる
厚さの緩和は300V以下に限られ、乾燥した点検できる場所が前提
この3つ、すぐ答えられますか
3.2mm超でも単線が可
長さ1m程度以下の管に収める場合
コンクリート埋込み
衝撃を受けるおそれのある場所ではない
厚さ1mm以上への緩和
乾燥・点検可・接触防護措置・300V以下
管内の電線接続
設けない。接続はボックス内で行う
「重量物の圧力または著しい機械的衝撃」が判断の軸。踏まれる・叩かれる場所かどうかで見る。
04
管・ボックス・附属品
選定と施工で見るところ
選定
電安法適用品
電気用品安全法の適用を受けるものを使用
管・ボックス・附属品のいずれも対象
組み合わせは同一メーカー系で揃えると確実
端口
なめらかに
端口および内面はなめらかなものとする
電線の被覆を傷めないため
切断後のバリ取りを省かない
接続
ボックス内で
管内には電線の接続点を設けない
接続はすべてボックス内で行う
点検できる状態を保つ
軽さと耐食性が強みなので、屋外・水気・腐食性のある場所で選ばれやすい。ただし外力を受ける経路では防護装置か金属管を選ぶ。
05
まとめ|合成樹脂管配線
3つの視点で整理する
1
電線は太さで分かれる
絶縁電線を使用し、直径3.2mm(アルミ線は4.0mm)を超えるものはより線。長さ1m程度以下の管なら単線も可
3.2mm
2
外力を受ける場所は不可
重量物の圧力や著しい機械的衝撃を受ける場所には施設できない。防護装置を施す場合はこの限りでない
防護装置
3
厚さは条件で決まる
硬質ビニル管は原則2mm以上。乾燥した露出・点検できる隠ぺい場所で接触防護措置を施すなら1mm以上
2 / 1 mm
管内に接続点を設けず、圧力や機械的衝撃を受ける場所を避け、管の厚さと太さを条件から選ぶ。これが基本の形。
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