77 TECHNICAL GUIDE特殊な場所の配線場所の区分で工事方法が決まる 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
場所の区分が先
配線方法が絞られる
機器は全閉・防爆
接地はC種が基本
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防災・消防 / TECHNICAL GUIDE
特殊な場所の配線
場所の区分で工事方法が決まる
粉じん・じんあい・ガス蒸気・危険物・腐食性ガス・火薬庫。
先に決まるのは機器ではなく、場所の区分
6
の場所
3
の観点
C
種接地
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【075】〜【080】」(内線規程 JEAC8001-2022)
SECTION
01
この章で答えること
同じ「危険な場所」ではない
何が危険なのかで、対策の向きが変わる
このセクションで扱うこと
01
6つの場所区分
02
配線・機器・接地の3観点
03
共通して効く考え方
02
6つの場所
何が危険かで分かれる
燃える・爆発する
粉じん危険場所
爆燃性・可燃性・易燃性繊維
ガス蒸気危険場所
微細な火花で引火
危険物のある場所
燃えやすい物を扱う
火薬庫
原則、庫内に設けない
燃えないが、設備を傷める
不燃性じんあいの多い場所
絶縁低下・感電・漏電を招く
腐食性ガスなどのある場所
金属部と絶縁物が侵される
危険物のうちガスや蒸気を発生するものは、ガス蒸気危険場所の規定(3415節)が適用される。
上段は「引火・爆発を防ぐ」、下段は「絶縁と金属部を守る」。守る対象が違うので、同じ防爆でも要求が変わる。
03
場所ごとの配線方法
使える工法が、場所で絞られる
場所
配線方法
特に効く条件
粉じん危険場所
金属管・CV
合成樹脂管は条件付き
CD管不可
厚さ2mm未満も不可
ガス蒸気危険場所
3方式のみ
金属管・CV・本安
厚鋼管
+シーリング処理
危険物のある場所
3方式
金属管・樹脂管・CV
薄鋼管
または同等以上でよい
火薬庫
原則不可
庫内に設けない
150V以下
例外は照明のみ
腐食性ガスの場所は、がいし引き・金属管・合成樹脂管・ケーブルなどから選ぶ
共通して効く3つ
移動電線
接続点のないキャブタイヤ系にする
接続部
緩み止めを施し、灯具は堅ろうに固定
接地
露出金属部は原則すべてC種接地
機器
全閉形または防爆・防じん構造
工法の選択肢が狭いほど危険度が高い、と読むとよい。火薬庫は「そもそも庫内に設けない」が原則。
04
見る順番は3つ
どの場所でも同じ手順で決まる
1
場所の区分
何が危険なのかを先に確定させる
引火・爆発か、絶縁低下か、腐食か
危険物でもガスを出すなら3415節へ
2
配線と機器
使える配線方法は区分で絞られる
機器は全閉形または防爆・防じん構造
移動電線はキャブタイヤ系にする
3
接地と固定
露出金属部は原則すべてC種接地
接続部には緩み止めを施す
照明器具は振動で外れないよう堅ろうに
粉じん危険場所の合成樹脂管では、差込み深さを管の外径の1.2倍以上(接着剤を使う場合は0.8倍以上)とする。
05
まとめ|特殊な場所の配線
場所が決まれば、あとは順に決まる
1
区分を先に確定させる
粉じん・じんあい・ガス蒸気・危険物・腐食性ガス・火薬庫。何が危険なのかで対策の向きが変わる
6区分
2
工法は区分で絞られる
使える配線方法と機器の構造は場所で決まる。選択肢が狭いほど危険度が高い、と読める
配線・機器
3
接地と固定は共通
露出金属部は原則すべてC種接地。接続部の緩み止めと灯具の堅ろうな固定も、どの場所でも効く
C種
各場所の詳細は、内線規程3410節〜3450節にそれぞれ規定されている。この資料はその入口の地図として使う。
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