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TECHNICAL GUIDE
低圧とは0.15m
弱電・特高とは0.3m
緩和は3つの型
難燃性と自消性は別
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
高圧ケーブルの離隔距離
相手で距離が変わる
低圧とは0.15m、弱電・特高とは0.3m。一律ではない。
距離が取れない箇所は、緩和条件で通す
0.15
m(低圧)
0.3
m(弱電)
0.3
m(特高)
出典:HARITAの設計室「高圧ケーブルの離隔距離|低圧・弱電・配管との基準と根拠条文」(電技解釈)
SECTION
01
この章で答えること
どれも15cm離せばよいか
相手によって、必要な距離が変わる
このセクションで扱うこと
01
相手別の離隔距離
02
緩和が使える条件
03
難燃性・自消性・不燃の違い
02
相手別の距離
低圧だけが近い
高圧ケーブル
この線から測る
低圧ケーブル
0.15m 以上
弱電ケーブル
0.3m 以上
特高ケーブル
0.3m 以上
まず原則の距離を確保し、確保できない箇所だけ緩和条件を検討する。ルート上の他設備の洗い出しが先。
掘削ルートや埋設管路の検討で最初に効く数字。低圧だけ0.15m、弱電と特高は0.3m、と分けて覚える。
03
緩和の条件
3つの型のいずれかを満たす
型
条件
満たすと
双方の電線が該当
自消性+難燃
の被覆を有する
0.15m以内
に縮められる
双方が管に収まる
難燃性の管
堅ろうで自消性がある
0.15m以内
難燃性FEP管など
いずれかが不燃
不燃の被覆
または堅ろうな不燃管
0.15m以内
片側だけでよい
隔壁を設ける
耐火性の隔壁
地中電線相互の間
0.15m以内
堅ろうなものに限る
双方に求められるのは自消性のある難燃性の型。不燃と隔壁は片側でよい
この3つ、すぐ答えられますか
低圧ケーブルとの距離
0.15m以上
弱電・特高との距離
いずれも0.3m以上
難燃性とは
燃えるが、燃え広がらないこと
自消性とは
炎を除くと自然に消えること
「難燃性」と「自消性」は別の性質。条文は「自消性のある難燃性」と両方を求めているので、片方だけでは足りない。
04
3つの用語
混ざりやすいので分けておく
難燃性
広がらない
炎を当てると燃える
少なくとも燃え広がらない
難燃性FEP管などがこの区分
自消性
自然に消える
炎を当てると燃える
炎を除くと自然に消える
難燃性とセットで求められる
不燃材料
燃えない
コンクリート・レンガ・瓦
鉄・鋼・アルミニウム・モルタル
特殊な材料だけを指すのではない
不燃性の被覆または堅ろうな不燃性の管なら、いずれか片側が該当すればよい。両方そろえる必要はない。
05
まとめ|高圧ケーブルの離隔距離
原則を先に、緩和はあとから
1
相手で距離が変わる
低圧ケーブルとは0.15m以上、弱電ケーブルと特高ケーブルとはいずれも0.3m以上。一律ではない
0.15 / 0.3 m
2
緩和は3つの型
自消性のある難燃性の被覆・管、不燃性の被覆・管、耐火性の隔壁。いずれかを満たせば0.15m以内にできる
0.15m以内
3
用語を分けて読む
難燃性は燃え広がらないこと、自消性は炎を除くと自然に消えること。条文は「自消性のある難燃性」と両方を求める
難燃/自消
設計図に反映するときは、ルート上の他設備を洗い出して原則の距離を確保し、無理な箇所だけ緩和条件を検討する。