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TECHNICAL GUIDE
直付けは2m以下
接触防護の垂直は6m
ラック上は結束が中心
曲げ半径とセットで見る
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耐震・構造 / TECHNICAL GUIDE
ケーブルの支持間隔
直付けとラック上で管理が変わる
何で支えるかで、見るルールが変わる。
直付けは2m・6mの数値、ラック上は結束と各段固定
2
m以下
6
m以下
6
倍以上
出典:HARITAの設計室「ケーブルの支持間隔|造営材2m・接触防護6mとラック上の固定」(電技解釈第164条)
SECTION
01
この章で答えること
ラック上も2mおきに留めるのか
自重を受けているのが何か、で分かれる
このセクションで扱うこと
01
直付けとラック上
02
2mと6mの使い分け
03
曲げ半径と固定のしかた
02
支え方で分ける
自重を受けるものが違う
造営材に直接支持
水平・一般
支持点間 2m 以下
接触防護措置+垂直
6m 以下まで緩和(電技解釈164条)
ケーブルラックの上
水平部
要所を結束してばらけを防ぐ
立上り・立下り
各段で固定してずり落ちを防ぐ
直付けは支持点そのものが自重を受ける。ラック上はラックが受けるので、数値ルールではなく固定の考え方になる。
ラック上の固定間隔・方法は、ケーブル種別・条数・メーカー基準・物件の仕様書による。
ラックに載ったケーブルを2mおきに留めていないのは、荷重をラックが受けているから。ルールが甘いのではなく、見る条文が違う。
03
取り違えやすいところ
「とにかく2m」ではない
ありがちな理解
実際は
根拠・条件
何でも2mおきに支持
直付けのみ
ラック上は別の考え方
164条
電技解釈ケーブル工事
垂直はどこでも6m
条件付き
接触防護措置が前提
触れる場所
では緩和を使えない
ラック上は固定不要
各段で固定
立上り・立下り
自重
で下がるため
締め付けは強いほどよい
傷める
被覆が食い込む
クッション
を介して固定する
ボックスや接続点の近く、分岐・端末部でも支持し、接続部に力をかけない
この3つ、すぐ答えられますか
直付けの支持点間
2m以下(水平・一般)
6mに緩和できる条件
接触防護措置を施した場所で垂直に取付
低圧ケーブルの曲げ半径
仕上がり外径の6倍以上
高圧ケーブルの曲げ半径
8倍以上(単心はさらに大きめ)
覚え方は「2m・6m」。ふつうは2m、接触防護された縦引きだけ6mまで、とセットにしておく。
04
曲げ半径とセットで考える
支持位置は曲げから決まる
半径
6倍 / 8倍
低圧は仕上がり外径の6倍以上
高圧は8倍以上(単心はさらに大きめ)
曲がりの前後にも支持を入れる
順序
曲げが先
狭い場所では曲げ半径を確保できる位置を先に決める
そのうえで支持点を割り付ける
無理な曲げは断線・地絡の原因になる
固定
傷めない
ステープルや結束バンドの締めすぎに注意
金属サドルはクッションを介す
多条布設では放熱(許容電流の低減)にも配慮
支持は「落ちないように留める」だけの作業ではない。曲げ半径・締め付け・放熱まで含めて、ケーブルを傷めない配置を決める工程。
05
まとめ|ケーブルの支持間隔
何で支えるかで分ける
1
直付けは数値で管理
造営材の下面・側面に沿って直接取り付ける場合は2m以下。接触防護措置を施した垂直部は6m以下まで緩和される
2m / 6m
2
ラック上は考え方で管理
荷重はラックが受けるので、水平部は要所の結束、立上り・立下りは各段固定が中心になる
結束・各段
3
曲げ半径とセット
低圧は外径6倍以上、高圧は8倍以上。曲がりの前後にも支持を入れ、被覆を傷めない固定にする
6倍 / 8倍
ラック自体(架台)の支持間隔は別の話。ケーブルの支持とラックの支持を混ぜないこと。