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TECHNICAL GUIDE
屋外でも薄鋼は使える
強度・耐久性・腐食性で選ぶ
耐圧防爆は厚鋼必須
地中埋設も厚鋼必須
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配線・配管 / TECHNICAL GUIDE
薄鋼と厚鋼
「屋外は厚鋼」は決まりではない
屋内は薄鋼、屋外は厚鋼——これは通念であって規定ではない。
ただし、薄鋼が使えない場所は決まっている
2
種類
2
つが不可
3
の判断軸
出典:HARITAの設計室「仕様の設計|屋外に薄鋼電線管って使えるの?」(内線規程 JEAC8001-2022)
SECTION
01
この章で答えること
屋外はすべて厚鋼管か
決まっているのは、使えない場所のほう
このセクションで扱うこと
01
場所ごとの使い分け
02
薄鋼が使えない場所
03
選定の判断軸
02
場所で選ぶ
使えない場所だけが決まっている
屋内
薄鋼管が推奨
主な使用場所とされている
屋外
薄鋼・厚鋼どちらも使える
強度・耐久性・腐食性で選ぶ
耐圧防爆工事/地中埋設
厚鋼管が必須
薄鋼管は使用できない
「屋外は厚鋼、屋内は薄鋼」は現場の通念で、内線規程がそう定めているわけではない。
選定の判断軸
強度
耐久性
腐食性
場所が屋外だから、ではなく、その場所で何が効くかで選ぶ。
薄鋼管は主に屋内での使用が推奨されている、という書かれ方。禁止されているわけではないので、条件が合えば屋外でも使える。
03
取り違えやすいところ
通念と規定を分ける
ありがちな理解
実際は
補足
屋外はすべて厚鋼管
薄鋼も可
条件が合えば
通念
規程の定めではない
薄鋼管は屋内専用
推奨のみ
屋外使用も認められる
主な使用場所
という書かれ方
屋外なら薄鋼でよい
例外あり
2つの場所は不可
防爆/地中
厚鋼管が必須
選ぶのは施工者の裁量
判断軸がある
場所の条件で決まる
強度ほか
耐久性・腐食性
地中埋設と耐圧防爆工事は厚鋼管が必須。この2つだけは場所で決まる
この3つ、すぐ答えられますか
屋外に薄鋼は使えるか
使える。強度・耐久性・腐食性で選ぶ
薄鋼が使えない場所
耐圧防爆工事と地中埋設
薄鋼の主な使用場所
屋内(推奨であって専用ではない)
選定の判断軸
施工場所の強度・耐久性・腐食性
ガス蒸気危険場所の金属管配線でも厚鋼電線管(または同等以上)が求められる。危険場所の規定と合わせて見ておく。
04
3つの判断軸
その場所で何が効くか
強度
外力
踏まれる・ぶつけられる経路か
重量物の圧力を受ける場所か
防護できるかどうかも合わせて見る
耐久性
年数
更新しにくい経路か
点検できる場所かどうか
埋設・隠ぺいは条件が厳しくなる
腐食性
環境
水気・薬品・塩害の有無
腐食性ガスのある場所は別の規定がある
防食塗料などの処置も併せて検討する
この3つのどれも問題にならない屋外なら薄鋼管でよい。逆に、屋内でもどれかが効く場所なら厚鋼管を検討する。
05
まとめ|薄鋼と厚鋼の使い分け
決まっているのは禁止のほう
1
屋外でも薄鋼は使える
内線規程は薄鋼・厚鋼どちらの屋外使用も認めている。「屋外は厚鋼」は現場の通念であって規程の定めではない
通念
2
使えない場所は2つ
耐圧防爆工事と地中埋設では薄鋼管は使用できない。ここは場所だけで決まる
厚鋼必須
3
判断軸は3つ
施工場所の強度・耐久性・腐食性を見て選ぶ。薄鋼管は主に屋内での使用が推奨されている
強度・耐久・腐食
現場の通念を規程だと思い込むと、過剰な仕様になったり、逆に使えない場所で使ってしまったりする。条文の書き方まで戻って確認する。