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TECHNICAL GUIDE
金属管は2m以下
VE管は1.5m以下
PF/CD露出は1.0m
近くは0.3m以内
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耐震・構造 / TECHNICAL GUIDE
電線管の支持間隔
数字より、近くの支持で決まる
金属管2m、VE管1.5m、PF/CD管は露出1.0m。
本当に効くのは、管端・ボックス・曲がり部の0.3m
2
m(金属)
1.5
m(VE)
0.3
m(近く)
出典:HARITAの設計室「金属管の支持間隔」「合成樹脂管の支持間隔」(内線規程3110ほか)
SECTION
01
この章で答えること
2mおきに付いていれば合格か
それだけでは指摘される現場がある
このセクションで扱うこと
01
管種ごとの支持間隔
02
別に押さえる5つの近く
03
樹脂管に特有の注意
02
管種で変わる
たわみやすいほど、間隔は狭くなる
金属管(G・C・E)
2m 以下
強度が高くたわみにくい
VE管(硬質ビニル)
1.5m 以下
温度で伸縮する
PF/CD管(可とう)
露出1.0m / 隠ぺい1.5m
柔らかく垂れやすい
管端・ボックス・接続点・曲がり部・立上りの起点は、いずれの管種でも 0.3m 以内に別途1点入れる。
管端
ボックス接続点
カップリング
曲がり部・立上り
電技解釈は「外れないように堅ろうに固定」と性能で規定し、数値は置いていない。2m・1.5mは内線規程が示す実務基準。
CD管(オレンジ)は自己消火性がなく、原則コンクリート埋込専用。露出で可とう管を使うならPF管(グレー)。
ボックス直前が1m以上空いていると指摘される。間隔を守ることと、近くを押さえることは別の要求。
03
取り違えやすいところ
数字だけ覚えても足りない
ありがちな理解
実際は
根拠・理由
2mおきなら合格
近くが必要
0.3m以内に1点
応力集中
抜け・緩みの原因
「2m以下」は法律の数字
内線規程
実務基準として提示
電技解釈
は性能で規定する
管種で間隔は同じ
樹脂は狭い
VE1.5/PF露出1.0m
たわみ
強度が低いため
標準支持で足りる
別に重ねる
振れ止め・末端支持
地震対策
は別の要求
厚鋼G・薄鋼C・ねじなしEはいずれも2m以下。太径・振動箇所は詰めるのが実務
この3つ、すぐ答えられますか
金属管の支持間隔
2m以下(内線規程3110)
PF/CD管の露出
1.0m以下(隠ぺいは1.5m以下)
近くの支持
管端・ボックス・曲がり部などを0.3m以内
CD管が露出に使えない理由
自己消火性がないため
公共建築工事標準仕様書など、物件の仕様書で別途指定がある場合はそれに従う。ここに挙げたのは内線規程の目安。
04
樹脂管に特有の注意
金属管にはない2つ
VE
温度伸縮
樹脂は金属より膨張・収縮が大きい
長い直線配管には伸縮カップリングを入れる
伸縮を殺さない固定にする
PF/CD
たわみ
支持間隔が広いとすぐ垂れる
曲がりの前後も支持して曲げ半径を確保
管径に合ったサドルを使う
見分け
色で確認
VEはグレーの硬い直管
PFはグレーの蛇腹・自己消火性あり
CDはオレンジ・原則コンクリート埋込専用
VE管をガチガチに固定すると、伸縮の逃げ場がなくなって接続部の外れや管の変形につながる。支持と伸縮対策はセット。
05
まとめ|電線管の支持間隔
間隔と、近くの支持
1
管種で間隔が変わる
金属管2m以下、VE管1.5m以下、PF/CD管は露出1.0m以下・隠ぺい1.5m以下。たわみやすいほど狭くなる
2 / 1.5 / 1.0 m
2
近くは0.3m以内
管端、ボックスとの接続点、管相互の接続点、曲がり部、立上り・立下りの起点。ここが緩むと接続部に力がかかる
5つの近く
3
数値の出どころを押さえる
電技解釈は「堅ろうに固定」と性能で規定するだけ。2m・1.5mといった数字は内線規程が示す実務基準
内線規程
耐震の振れ止め・末端支持は、この標準支持とは別に重ねるもの。標準を満たしても地震対策が済んだことにはならない。