97 TECHNICAL GUIDEVCT(計器用変成器)キュービクル内だけではない 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
VTとCTの組み合わせ
6,600Vを110Vへ
大電流を5Aへ
取付場所は3通り
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
VCT(計器用変成器)
キュービクル内だけではない
VTが6,600Vを110Vに、CTが大電流を5Aに変換する。
置き場所を先に決めないと、盤の寸法が動く
110
V(VT)
5
A(CT)
3
の置き方
出典:HARITAの設計室「引込設備の設計|VCTの設置基準と設置場所の検討方法」
SECTION
01
この章で答えること
キュービクルの中だけか
置き場所で、盤の寸法が変わる
このセクションで扱うこと
01
VCTとは何か
02
VTとCTの役割
03
取付場所の3通り
02
何を何に変えるか
電圧と電流を、計器で測れる大きさにする
VT(計器用変圧器)
高電圧を低電圧に変換
6,600V → 110V
電圧計・保護継電器へ
CT(変流器)
大電流を小電流に変換
大電流 → 5A
電流計・保護継電器へ
VCT
VTとCTを組み合わせた機器
電圧と電流を一台で変換できる
電力量計と組み合わせて計量する
電力会社が電力計量用として設置する。電力量計の定格電圧・電流値に収めるための変換。
保護継電器と組み合わせれば、異常電流を検出して遮断器を動作させる役割も担う。
高圧受電では大電圧・大電流が流れているため、そのままでは計器につなげない。VCTはその橋渡しをする機器。
03
取付場所の3通り
地域と条件で変わる
取付場所
特徴
検討するところ
キュービクル内
主流
最も多い設置場所
スペース
盤内に見込む必要あり
引込柱側
九州で多い
地域による
盤を小型化
盤内スペースが不要
架台
外壁・屋上
鉄骨などで製作
費用と保守
製作費とメンテ性
共架
PASと
架台を共用する
計画次第
PASの設置方式による
外部設置はキュービクルを小型化できるが、架台は費用と保守性を要検討
この3つ、すぐ答えられますか
VCTは何の組み合わせか
計器用変圧器(VT)と変流器(CT)
VTの変換
6,600V を一般に110V へ
CTの変換
大電流を5A へ
取付場所
キュービクル内・引込柱側・架台の3通り
キュービクル内に置くなら、図面上でVCTスペースを盤内に記載しておく。あとから足すと盤の寸法が変わる。
04
何と組み合わせるか
計量だけの機器ではない
計量
電力量計
電力会社が電力計量用として設置する
需要家の電力使用量を計量する
電力量計の定格電圧・電流値に収める
計測
指示電気計器
電圧計を接続すれば高圧回路の電圧を間接的に計測
電流計を接続すれば大電流を計測できる
直接つなげない大きさを、扱える大きさに変える
保護
保護継電器
異常電流を検出して保護装置を動作させる
必要な遮断器を切る
事故の影響が拡大しないようにする
計器用変成器はVTとCTの総称。指示電気計器・電力量計・保護継電器などと組み合わせて使う。
05
まとめ|VCT
役割と、置き場所
1
VTとCTの組み合わせ
VTは高電圧を一般に110Vへ、CTは大電流を5Aへ変換する。VCTは両方を一台で担う
110V / 5A
2
取付場所は3通り
キュービクル内が主流。引込柱側は九州管内で多く、架台は外壁や屋上に設ける。地域と条件で変わる
盤内・柱・架台
3
先に決めると手戻りが減る
盤内に置くならVCTスペースを図面に記載する。外部に置けば盤は小型化できるが、架台の費用と保守性を見る
スペース
PASの設置場所として架台を見込む場合、共架することがある。VCT単体ではなく受電まわり全体で置き場所を決める。
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