計算ツール
掘削断面積計算ツール (4層・配管配置対応)
天端幅、底幅、深さから断面積、法面勾配、および配管を考慮した正味土量を計算します。
0. 基本情報
1. 掘削寸法の設定 (入力値)
掘削底面の幅
掘削の深さ (>0)
掘削上部の幅
掘削の延長距離
2. 埋設配管の配置 (ドラッグ可能)
配管の断面積は正味土量から差し引かれます。キャンバス上で円をドラッグして位置を調整してください。
0.000m
現在配置数: 0本
3. 埋戻し層の設定 (4層)
※ 層の高さは**地盤面 (G.L.)** から下向きに設定します。
掘削断面図
掘削(薄茶色)、4層の埋戻し層、および配管(ドラッグ可能)が上(G.L.)から順番に表示されます。【配管の削除】配管を選択(クリック)した状態で ‘Delete’ キーまたは ‘Backspace’ キー、または配管リストの削除ボタンを押してください。
5. 掘削結果と排出土量
掘削断面全体の面積 (配管控除前)。
掘削によって発生する土の総体積(配管や埋戻し材の容積控除前)。
掘削の垂直1mに対する水平寸法の変化量。
6. 埋戻しと残土
掘削総量から配管の体積(V_pipe = A_pipe × L)を差し引いた、純粋に埋戻し材が必要な総体積です。
層1〜4の体積と配管体積の総和(掘削穴に存在するすべての占有物の総体積)。
配管リスト (断面積合計: 0.0000 m²)
| 種類 / サイズ | 外径 (m) | 断面積 (m²) | 土量 (m³) | 位置 (m) | 操作 |
|---|---|---|---|---|---|
| 配管が配置されていません。 | |||||
埋戻し層の計算内訳
| 層番号 | 名称 | 断面積 (m²) | 土量 (m³) |
|---|---|---|---|
| 掘削総土量 (V_gross) の合計 | — | 0.000 | |
使用した計算式
A = (T + B) / 2 * D (台形の掘削面積)
V_gross = A * L (掘削総土量 – 配管容積を含む)
V_layer = (A – A_pipe) * L (埋戻し土の総土量)
V_excess = Σ(層 1〜4の体積) + V_pipe (残土量)
A_pipe = Σ (配管外径 / 2)^2 * π (配管1本あたり)
S = (T – B) / (2 * D) (法面勾配)
※ 埋戻し層ごとの断面積と土量は、配管容積を控除せずに計算しています。
4. 掘削工事の基準 (参考情報)
地中電線路の埋設深さ(技術基準の解釈)
【電気設備に関する技術基準の解釈 第120条 4】
- 地中電線の埋設深さは、車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場合においては、1.2m以上
- その他の場所においては0.6m以上とすること。
- (ただし、使用するケーブルの種類、施設条件等を考慮し、これに加える圧力に耐えるよう施設する場合はこの限りでない。)
【地中電線を衝撃から防護するための施設方法(技術基準の解釈 第120条 4 二)】
- 堅牢なトラフその他の防護物に収めること。
- 地中電線の上部を堅牢な板又はといで覆うこと。
- 外装を有するケーブルを使用すること。
- 地中電線に、パイプ型圧力ケーブルを使用し、かつ、地中電線の上部を堅牢な板又はといで覆うこと。
FEP管の埋設深さ(規程)
【内線規程・電気設備技術基準 (2400-1 3)】
管径が200mm以下であって、埋設深さを地表面(舗装がある場合は**舗装下面から**)から0.3m以上として施設する場合は、車両その他の重量物の圧力に耐えるものとする。
【第120条 第2項の解説 (参考)】
直径20cm以下で、指定された鋼管、コンクリート管、合成樹脂管及び陶管を使用して、地表上0.3m以上の深さに埋設すること。
高低圧、弱電FEP管の離隔(規程)
※下表の離隔が取れない場合は難燃性の埋設管を使用する。
| 種別 | 弱電流電線 | 低圧電線 | 高圧電線 | 特別高圧電線 |
|---|---|---|---|---|
| 弱電流電線 | ― | 0.3m | 0.3m | 0.6m |
| 低圧電線 | 0.3m | ― | 0.15m | 0.3m |
| 高圧電線 | 0.3m | 0.15m | ― | 0.3m |
| 特別高圧電線 | 0.6m | 0.3m | 0.3m | ― |
【内線規程・電気設備技術基準 (2400-8 ① / 2400-7 ① / 第125条)】
詳細な離隔距離は上記の表を参照してください。
※ 上記離隔距離は、配管を配置する際の水平・垂直方向の最小間隔の参考としてご利用ください。