計算ツール|電圧降下計算&幹線サイズの自動選定【Excel出力対応】
電圧降下計算で幹線・ケーブルサイズを自動選定できるブラウザツール。内線規程の簡易式で供給方式・こう長・負荷電流から電圧降下率と必要サイズを求め、計算履歴のExcel出力にも対応。許容電圧降下の早見表つきで設計を素早くサポートします。
このツールの上位版(保存・帳票出力つき)
負荷電流・こう長・電線サイズから電圧降下率と末端電圧を計算。許容値に収まる電線サイズの逆算もできます。
セコサポ(電気設計・工事ツール集)で開きます。登録不要で、入力した値はお使いのブラウザに保存されます。
このツールでできること
供給方式・こう長・負荷電流・電線サイズを入れると、電圧降下(V)と電圧降下率(%)、および許容値に収まる必要な電線サイズを求められます。幹線の太さを決めるとき、許容電流だけで選んで後から電圧降下で引っかかる、という手戻りを防ぐのが目的です。
使い方(3ステップ)
- 供給方式を選ぶ:単相2線式・単相3線式・三相3線式で係数が変わります。
- こう長と負荷電流を入れる:こう長は電源側から末端負荷までの実配線長です。ケーブルラックやピット経由の回り込みも含めて拾います。
- 電線サイズを入れる/逆算する:候補サイズを入れて電圧降下率を確認するか、許容値を指定して必要サイズを逆算します。
計算の考え方
内線規程で用いられる簡易式は、供給方式ごとに次の形です(e:電圧降下V、L:こう長m、I:電流A、A:導体断面積mm²)。
係数は導体抵抗率から導かれた値で、銅導体を前提にしています。長距離やリアクタンスの影響が無視できない回路では、簡易式ではなく力率を考慮した式で確認してください。
許容値の考え方
低圧配線の電圧降下は、幹線と分岐回路それぞれで標準電圧の2%以下が原則です。電気使用場所内の変圧器から供給する場合の幹線や、こう長が60mを超える場合には緩和規定があります。適用条件は供給形態で変わるため、判断に迷う場合は許容範囲の考え方をまとめた記事もあわせて確認してください。
入力例
三相3線式200V・こう長80m・負荷電流60A
38mm²で計算すると e=30.8×80×60÷(1000×38)=約3.9V。200Vに対して約1.9%となり、2%以内に収まります。ここでこう長が120mに伸びると約2.9%となり、サイズを1段上げるか、経路を見直すかの判断が必要になります。
使うときの注意点
- 電線サイズは許容電流・電圧降下・短絡強度の3つで決まります。このツールが見るのは電圧降下だけなので、許容電流の確認は別途必要です。
- こう長は図面上の直線距離ではなく、実際の配線ルートの長さで拾います。
- 始動電流が大きい負荷(電動機など)は、始動時の電圧降下も別に確認してください。
よくある質問(FAQ)
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