ケーブルの条数と曲げ半径からハンドホールの有効サイズを3ステップで算出できるブラウザツール。サイズの考え方とツールの特徴もあわせて解説します。

ケーブルの条数と曲げ半径からハンドホールの有効サイズを3ステップで算出できるブラウザツール。

このツールの上位版(保存・帳票出力つき)

ハンドホールサイズ計算ツール(FEP配管の占有面積から内寸を算出)

FEP配管の本数とサイズから占有面積を計算し、ハンドホールの内寸を求めます。

セコサポ(電気設計・工事ツール集)で開きます。登録不要で、入力した値はお使いのブラウザに保存されます。

条件を入力してください

配管断面積イメージ

条件を入力し「計算&リセット」ボタンを押してください。

このツールでできること

FEP管・PF管・VE管・CD管のサイズと本数を入れると、配管の断面積の合計を計算し、ハンドホールの加工有効範囲に収まるかどうかを配置図で確認できます。段違い形状(最大3段)にも対応していて、自動配置と1mm単位の手動調整、図面付きのPDF/PNG出力まで行えます。

ハンドホールのサイズは何で決まるか

  1. 配管の占有断面:入ってくる配管の外径と本数。呼び径ではなく外径で見ます。
  2. 配管どうしの離隔:隣り合う管の間隔。詰めすぎると施工できません。
  3. 加工有効範囲:ハンドホールの壁面のうち、実際に配管を貫通させられる範囲。製品の内寸そのままではありません。
  4. ケーブルの引き入れスペース:入線時に必要な曲げと取り回しの余裕。
  5. 将来の増設:後から管路を足す可能性があるなら、あらかじめ空きを見込みます。

使い方(4ステップ)

  1. 配管を入力する:種類(FEP/PF/VE/CD)とサイズ、本数を指定します。
  2. 加工有効範囲を指定する:段ごとに幅×高さを入力します(最大3段の段違い形状)。プリセットから選ぶこともできます。
  3. 配置を調整する:自動配置で収めるか、ドラッグで並べ替えます。無効な位置は色で分かります。
  4. 結果を保存する:図面と条件・結果をPDFやPNGで出力します。

使うときの注意点

  • 加工有効範囲は、ハンドホールの内寸から壁厚や補強、蓋の開口条件を差し引いた「実際に使える範囲」です。メーカーの図面で確認してください。
  • 断面が収まっていても、ケーブルの許容曲げ半径や入線時の取り回しで実際には厳しい場合があります。特に入り側と出る側で管路の向きが変わるときは要注意です。
  • 土被り・輪荷重・蓋の耐荷重は、このツールの検討対象外です。設置場所の条件から別途確認してください。
  • 出る側と入り側は鏡像の関係になります。片側だけで検討して、現場で合わないという事態を避けてください。

プルボックスとの違い

屋内のプルボックスは、電線管の呼び径から寸法を算出する計算式が決まっています。一方ハンドホールは、地中管路の配管本数と配置で決まる部分が大きく、「収まるかどうかを並べて確かめる」進め方になります。屋内側の考え方は別記事にまとめています。


よくある質問(FAQ)

Q. ハンドホールのサイズはどうやって決めますか?A. 入ってくる配管の外径と本数から占有断面を求め、離隔を確保したうえで、ハンドホールの加工有効範囲に収まるかを確認します。ケーブルの引き入れスペースと将来の増設ぶんも見込みます。
Q. 加工有効範囲と内寸はどう違いますか?A. 内寸から壁厚や補強、蓋の開口条件を差し引いた、実際に配管を貫通させられる範囲が加工有効範囲です。内寸をそのまま使うと収まらないことがあります。
Q. 段違いの形状にも対応していますか?A. 最大3段まで、段ごとに幅×高さを指定できます。上から順に積層する形で入力します。
Q. 出る側と入り側は別々に検討が必要ですか?A. 必要です。両者は鏡像の関係になるため、片側だけで決めると現場で合わなくなることがあります。

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