結論

コンセントの増設や移設などの屋内配線工事は、第二種電気工事士の資格がないとできません(無資格工事は法律で禁止)。DIYでできるのは「コンセントカバーの交換」や「機器プラグの差し替え」など配線を触らない範囲だけ。自分で工事したいなら、第二種電気工事士を取得するのが正規ルートです(年2回受験でき、独学でも取得可能)。

  • コンセント増設・回路新設 → 資格必須(DIY不可)
  • カバー交換・プラグ差し替え → 資格不要でOK
  • 自分で工事したい → 第二種電気工事士を取得

「コンセントくらい自分で増やせそう」と思いがちですが、屋内配線は資格が必要な工事です。何が資格不要で何が資格必須なのか、設計者の視点で線引きを解説します。

コンセント増設は資格必須かの判断とDIY可否のグラレコ図解
図解:コンセントの増設はDIYできる?(HARITAの設計室)

資格が必要な工事・不要な作業の境界

作業 資格
コンセントの増設・移設・交換(配線接続を伴う) 第二種電気工事士 必須
スイッチ・照明器具の配線接続 第二種電気工事士 必須
分電盤のブレーカー増設 第二種電気工事士 必須
コンセントプレート(カバー)の交換 資格不要
電源プラグの差し替え・電源タップの使用 資格不要
出典:電気工事士法・内線規程/HARITAの設計室まとめ。配線(電線の接続)を触る作業は原則すべて資格が必要です。

無資格で配線工事を行うと、電気工事士法違反となるだけでなく、施工不良による感電・火災のリスクが非常に高くなります。賃貸・持ち家を問わず、増設は必ず有資格の電気工事業者に依頼してください。

自分で工事したいなら第二種電気工事士を取る

DIYで自宅の電気工事をやりたい人にとって、第二種電気工事士は取得する価値の高い資格です。学科(CBTまたは筆記)と技能(実技)の2段階で、年2回受験のチャンスがあります。工業高校生から社会人の独学まで幅広く合格しており、正しく学べば十分に狙えます。取得すれば自宅のコンセント増設やスイッチ交換を合法的に自分で行えます。

よくある質問

自分の家なら無資格で工事してもいい?

いけません。自宅であっても屋内配線工事には第二種電気工事士の資格が必要で、無資格工事は法律で禁止されています。

コンセントの増設を業者に頼むといくら?

分電盤に空きがあれば概ね2万円台〜、ブレーカー増設を伴うと3〜5万円台が目安です。

第二種電気工事士は独学で取れますか?

取れます。学科はテキストと過去問、技能は候補問題の練習で対応でき、独学合格者も多い資格です。

ハリタ

この記事を書いた人:ハリタ

電気設備設計の実務者。内線規程・電気工事士資格・住宅の電気設備を「設計者の視点」で解説しています。プロフィール詳細