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はじめまして、ハリタといいます。 電気設備の計画や設計、むずかしいと感じたことはありませんか? 「先輩に聞けない」「相談できる人がいない」 ――そんな悩みを抱える方の力になりたくて、このサイトを立ち上げました。 現場で迷ったとき、ふと立ち寄ってヒントが得られるような、そんな場所を目指しています。 あなたのモヤモヤが少しでも晴れることを願って――どうぞよろしくお願いします。
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計算ツール|集合住宅幹線サイズ選定ツール

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集合住宅幹線サイズ選定ツール

はりた
はりた
下の画面を操作してみよう!

集合住宅の幹線容量参照ツール

戸数を入力すると、幹線容量の目安を自動で算出し、参照表の該当箇所をハイライトします。

想定負荷

4 kVA / 戸

(固定値)

補足情報

  • 想定負荷は4kVA/戸、需要率はご提供の資料に基づいています。
  • 電流値は「単相3線式 200V」として算出しています (電流[A] ≒ 想定最大負荷[kVA] × 1000 / 200V)。
  • 遮断器容量と電線太さは、算出された電流値に基づき、一般的な基準から自動選定した参考値です。
  • 共用設備(廊下灯、エレベータ、給排水ポンプ等)の負荷は含まれていません。
  • 実際の設計・施工にあたっては、必ず電気設備の専門家にご相談ください。

計算結果参照表

戸数 総合需要率 (%) 想定最大負荷 (kVA) 単相3線式 電流 (A) 配線用遮断器 (A) 電線最小太さ (mm²)

 

集合住宅の幹線容量参照ツール 操作マニュアル

1. はじめに

このツールは、集合住宅の電気設備設計における幹線容量(主となる電気配線の太さやブレーカーの容量)の概算値を、迅速に参照するためのものです。

想定負荷を「4kVA/戸」として固定し、ご提供いただいた「幹線設備の総合需要率表」のデータに基づき、戸数を入力するだけで、関連する電気設備のスペックを瞬時に計算・表示します。

2. 画面構成

ツールは主に3つのエリアで構成されています。

番号 エリア名 説明
入力エリア 計算の基となる住戸数を入力します。想定負荷が「4kVA/戸」で固定されていることもここで確認できます。
結果表示エリア 入力された戸数に基づき計算された、各電気設備のスペックがアイコンと共に表示されます。
計算結果参照表 1戸から40戸までの計算結果が一覧で表示されます。入力した戸数の行がハイライトされ、どのデータが参照されているか視覚的に確認できます。

3. 操作方法

操作は非常にシンプルです。

ステップ1:住戸数を入力する

画面左上の「住戸数を入力」欄に、1から40までの半角数字で戸数を入力してください。

ステップ2:計算結果を確認する

戸数を入力すると、即座に結果表示エリアに以下の5つの項目が表示されます。

  • 総合需要率 (%)
  • 想定最大負荷 (kVA)
  • 単相3線式 電流 (A)
  • 配線用遮断器 (A)
  • 電線最小太さ (mm²)

ステップ3:参照表で該当箇所を確認する

入力した戸数に対応する行が、画面下部の計算結果参照表で自動的にハイライト(水色で表示)されます。これにより、一覧の中でどの位置づけになるかを確認できます。 表は上下にスクロール可能です。

4. 表示項目の解説

項目名 解説
総合需要率 全ての住戸が同時に使用すると想定される電力の割合です。戸数が増えるほど、同時に使用される割合は低くなる傾向があります。
想定最大負荷 その建物全体で、最も電気が使われる瞬間の電力需要(kVA)の予測値です。
単相3線式 電流 想定最大負荷時に、建物のメインの幹線に流れると予測される電流(アンペア)の値です。
配線用遮断器 安全のために設置するメインブレーカー(主幹ブレーカー)に必要とされる容量(アンペア)の目安です。
電線最小太さ メインの幹線(CVTケーブルを想定)に必要とされる電線の断面積(太さ)の目安です。

5. ご利用にあたっての注意点

  • このツールは、あくまで概算値を算出するための参考ツールです。
  • 計算の基礎となる需要率は、ご提供いただいた資料に基づいています。
  • 共用設備(エレベーター、廊下灯、給排水ポンプなど)の負荷は計算に含まれていません。
  • 実際の電気設備の設計・施工にあたっては、必ず電気設備の専門家にご相談の上、詳細な検討を行ってください。

 



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はじめまして、ハリタといいます。 電気設備の計画や設計、むずかしいと感じたことはありませんか? 「先輩に聞けない」「相談できる人がいない」 ――そんな悩みを抱える方の力になりたくて、このサイトを立ち上げました。 現場で迷ったとき、ふと立ち寄ってヒントが得られるような、そんな場所を目指しています。 あなたのモヤモヤが少しでも晴れることを願って――どうぞよろしくお願いします。
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