電気設備の情報発信をするハリネズミ
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はじめまして、ハリタといいます。 電気設備の計画や設計、むずかしいと感じたことはありませんか? 「先輩に聞けない」「相談できる人がいない」 ――そんな悩みを抱える方の力になりたくて、このサイトを立ち上げました。 現場で迷ったとき、ふと立ち寄ってヒントが得られるような、そんな場所を目指しています。 あなたのモヤモヤが少しでも晴れることを願って――どうぞよろしくお願いします。
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計算ツール|高圧ケーブルサイズの計算ツール

記事内に商品プロモーションを含む場合があります




【WEB版】高圧ケーブルサイズの自動計算書式

高圧ケーブルサイズ選定書式

ご提供の書式に基づき、3ステップで最適なケーブルサイズを選定します。

計算条件の入力

設備容量の算出 (変圧器容量より)

合計負荷電流: A

単相電流 = kVA / V   |   三相電流 = kVA / (√3 × V)

短絡電流の指定

【免責事項】本ツールは概算および教育目的のためのものです。実際の設計・施工にあたっては、必ず電気設備の技術基準や内線規程等の関連法規を確認し、有資格者による詳細な検討を行ってください。本ツールの利用により生じたいかなる損害についても、作成者は一切の責任を負いません。

ペン太
ペン太
どうやって使えばいいの?

はりた
はりた
高圧ケーブルの選定には負荷電流及び短絡電流を求める必要があるんだ

ペン太
ペン太
そのために設備容量と短絡容量を入力するんですね!

はりた
はりた
その通り!入力値から耐えることのできるサイズを選定するよ!

 




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WEB版に加えて、Excel版の簡易計算書式もご用意しました!

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  • インターネット接続なしでも使用可能

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利用規約

1. 本ツールは、電気設備設計における計算の補助を目的として提供されています。表示される値は、特定の条件下での参考値です。

2. 本ツールの計算結果や提供される情報の正確性、完全性、特定目的への適合性について、一切の保証を与えるものではありません。

3. 本ツールの利用によって利用者に生じたいかなる損害(直接的、間接的を問わず)についても、提供者は一切の責任を負いません。すべての計算結果は、利用者の責任において、必ず専門家による確認、または公式な仕様書や規程と照合してください。

4. 本規約およびツール内容は、予告なく変更されることがあります。

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📌このツールでできること

  • 最大負荷電流に応じたケーブルサイズ選定

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💡こんな方におすすめ

  • 高圧受電設備の設計担当者

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高圧ケーブルサイズ選定書式 操作マニュアル

1. はじめに

このマニュアルは、「高圧ケーブルサイズ選定書式」アプリケーションの操作方法について説明します。 本ツールは、変圧器の設備容量や系統の短絡容量といった基本情報を入力するだけで、電気設備技術基準や内線規程で求められる主要な2つの観点(負荷電流・短絡強度)から、最適な高圧ケーブルのサイズを自動で選定することができます。

2. 主な機能

本ツールには、以下の機能が含まれています。

  • ケーブルサイズの自動計算: 3つのステップで論理的にケーブルサイズを算出・表示します。
  • 負荷電流の自動算出: 単相・三相変圧器の容量から、合計の負荷電流を自動で計算します。
  • 短絡電流の相互計算: 「短絡容量(MVA)」または「短絡電流(kA)」のどちらか一方を入力すれば、もう一方の値が自動で計算されます。
  • 許容電流リストの表示: 計算の根拠となる許容電流データの一覧をいつでも確認できます。
  • お気に入り機能: 入力した計算条件をブラウザに保存し、次回以降も同じ条件で簡単に再計算できます。

3. 操作方法

3.1 計算条件の入力

計算に必要な情報を画面上部のフォームに入力します。

  • ① 公称電圧 (V): 使用する設備の公称電圧をドロップダウンリストから選択します。通常は「6600V」です。
  • ② 敷設方法: ケーブルの敷設方法をドロップダウンリストから選択します。この選択に応じて、STEP1で適用される許容電流値が変わります。
    • 許容電流リスト: 右側のボタンをクリックすると、各敷設方法ごとの許容電流データが記載された一覧表が表示されます。
  • ③ 設備容量の算出: 負荷電流の計算の基となる、変圧器の容量を入力します。
    • 単相変圧器容量 (kVA): 設置されている単相変圧器の合計容量を入力します。
    • 三相変圧器容量 (kVA): 設置されている三相変圧器の合計容量を入力します。
    • 合計負荷電流: 入力された変圧器容量と公称電圧から、一次側の合計負荷電流が自動で計算され、表示されます。
  • ④ 短絡電流の指定: STEP2の計算に用いる短絡電流の値を指定します。
    • 入力方法の選択: 「短絡容量(MVA)から計算」または「短絡電流(kA)を直接入力」のどちらかを選択します。
    • 値の入力: 選択した方の入力欄に、電力会社から提供された数値を入力します。もう一方の値は自動で計算されます。
  • ⑤ 短絡電流通電時間 (秒): 短絡事故が発生した際に、保護装置(遮断器)が作動して電流を遮断するまでの時間を入力します。

3.2 計算の実行

すべての条件を入力した後、[計算実行] ボタンをクリックします。入力内容に基づいて計算が実行され、結果が画面下部に表示されます。

3.3 計算結果の確認

計算結果は3つのステップで表示されます。

  • STEP 1: 負荷電流による算出: 入力された設備容量から算出した「合計負荷電流」を、常時安全に流すことができる最小のケーブルサイズを表示します。
  • STEP 2: 短時間許容電流による算出: 万が一の短絡事故時に発生する「短絡電流」に、規定の時間耐えることができる最小のケーブルサイズを表示します。
  • STEP 3: 計算値の比較と最終選定: STEP1とSTEP2で算出された2つのケーブルサイズを天秤のアイコンで比較し、いずれか大きい方のサイズを最終的な推奨サイズとして表示します。電気設備の安全性を確保するため、より厳しい条件を満たすサイズが選ばれます。

4. 便利な機能

4.1 お気に入り機能

画面右上のハートマークのアイコンをクリックすることで、現在の入力条件を「お気に入り」としてブラウザに保存できます。

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はじめまして、ハリタといいます。 電気設備の計画や設計、むずかしいと感じたことはありませんか? 「先輩に聞けない」「相談できる人がいない」 ――そんな悩みを抱える方の力になりたくて、このサイトを立ち上げました。 現場で迷ったとき、ふと立ち寄ってヒントが得られるような、そんな場所を目指しています。 あなたのモヤモヤが少しでも晴れることを願って――どうぞよろしくお願いします。
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