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計算ツール|メッセンジャーワイヤーサイズの自動計算ツール
メッセンジャーワイヤーサイズ計算
各値を入力し、「計算する」ボタンを押してください。
1基本情報を入力
計算結果を保存・管理するための名称です。
現在の日付が自動で表示されます。
m
電柱間の距離(スパン)をメートル単位で入力します。
設計上の安全を見込むための係数です。通常は2.5以上が推奨されます。
屋外設置の場合は「甲種」、風の影響がない屋内の場合は「屋内」を選択します。
ケーブルの電圧に応じて、推奨される弛度(たるみ)の割合を選択します。
2ケーブルを選択
計算履歴
メッセンジャーワイヤーサイズ計算ツール – 操作マニュアル
はじめに
本ツールは、メッセンジャーワイヤーにかかる荷重を計算し、設置条件に適したちょう架用線のサイズを選定するための補助ツールです。以下の手順に従って操作してください。
STEP 1: 基本情報の入力

最初に、ケーブルを設置する現場の基本的な条件を入力します。これらの値は、ちょう架用線にかかる荷重を計算するための基礎となります。
- ワイヤー名称: 計算結果を後から見返す際に分かりやすいように、管理用の名前を自由につけます。(例: 本社ビルA棟 主幹線ケーブル)
- 径間 (S): 電柱や支持点間の距離(スパン)をメートル(m)単位で入力します。
- 安全率 (f): 設計上の安全を見込むための係数です。特に指定がない場合、一般的に推奨される「2.5」のままで問題ありません。
- 風圧荷重: ケーブルを屋外に設置する場合は「甲種」、風の影響がない屋内に設置する場合は「屋内」を選択してください。
- 電圧種別: ちょう架するケーブルの電圧に応じて、「高圧」または「低圧」を選択します。これにより、法令に基づいた推奨の弛度(たるみ)が自動で設定されます。
STEP 2: ケーブルの選択

次に、メッセンジャーワイヤーで吊り下げるケーブルの種類と本数を指定します。最大で3種類まで、異なるケーブルを組み合わせて計算できます。
- ケーブル選択: ドロップダウンリストから、使用するケーブルの規格を選択します。
- 本数設定: 「+」「-」ボタンを使って、選択したケーブルの本数を設定します。
- カスタム入力: リストにない特殊なケーブルを使用する場合は、「カスタム」を選択してください。そのケーブルの「質量(kg/m)」と「仕上外径(m)」を直接入力できます。
- 並び替え: 複数のケーブルを指定した場合、各ケーブルの行の左側にあるアイコンをドラッグ&ドロップすることで、入力欄の順番を自由に入れ替えることができます。(この操作は計算結果には影響しません)
STEP 3: 計算の実行と結果の確認

すべての入力が完了したら、「計算する」ボタンをクリックしてください。入力された条件に基づいて、最適なちょう架用線が自動で選定され、荷重や張力などの詳細な計算結果が表示されます。
- 選定結果の確認: 計算結果の上部に、条件を満たす最も経済的なちょう架用線のサイズが表示されます。
- 詳細データの確認: 合計の引張張力(T)や、自重(Ww)、風圧荷重(Wf)などの詳細な計算値を確認できます。
- 図解の確認: 計算結果は、「径間・弛度」「荷重のベクトル」「風圧断面積」の3つの図で視覚的に確認することもできます。
- 結果の活用:
- 計算結果を保存: 計算結果に名称をつけて履歴として保存できます。
- PDF印刷: 計算結果を紙やPDFファイルとして出力します。
- Excelエクスポート: 計算結果を表計算ソフトで扱えるExcel形式でダウンロードします。
【応用編】シミュレーションモードの活用

このツール独自の機能として、ケーブルの配置をシミュレーションし、それが計算結果にどう影響するかを試すことができます。
- モード切替: 計算結果エリアの下部にある「風圧計算モード」で、「シミュレーション(配置の高さ)」を選択します。
- 配置の変更: 「風圧断面積」の図に表示されているケーブルの円を、マウス(または指)でドラッグ&ドロップし、自由に配置を変更できます。例えば、縦一列ではなく、横に並べるなどのシミュレーションが可能です。
- リアルタイム再計算: ケーブルの配置を変更すると、その見た目の高さに基づいて風圧荷重が再計算され、ちょう架用線の選定と張力も自動で更新されます。これにより、ケーブルの束ね方が強度に与える影響を視覚的に確認できます。
【重要】 シミュレーションモードは、あくまで参考値です。実際の設計・施工においては、安全を最優先して検討してください
利用規約
第1条(適用)
本利用規約は、本ツールの利用に関する一切の関係に適用されるものとします。
第2条(免責事項)
- 本ツールが提供する自動計算および選定結果は、あくまで設計補助を目的とするものであり、その正確性、完全性、特定目的への適合性を保証するものではありません。
- 最終的な設計判断は、利用者の責任において、関連法規、規格、および専門的知見に基づき行ってください。
- 本ツールの利用によって利用者に生じたいかなる損害についても、当方は一切の責任を負わないものとします。
第3条(禁止事項)
利用者は、本ツールの利用にあたり、以下の行為をしてはなりません。
- 法令または公序良俗に違反する行為
- 本ツールのネットワークまたはシステム等に過度な負荷をかける行為
- 本ツールの運営を妨害するおそれのある行為
- その他、当方が不適切と判断する行為
第4条(規約の変更)
当方は、必要と判断した場合には、利用者に通知することなくいつでも本規約を変更することができるものとします。
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