引込設備の設計|過電流継電器による高圧ケーブルサイズの選定方法について詳しく解説
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この記事の方法で高圧ケーブルサイズを選定するなら、姉妹サイト「セコサポ」の高圧ケーブルサイズ選定ツール(6.6kV CVT・短絡電流対応・登録不要)が便利です。
高圧ケーブルのサイズは、短絡電流の大きさだけでなく、その電流が流れる「通電時間」も考慮して選定する必要があります。本記事では電力会社の過電流継電器(OCR)の動作時間をふまえた高圧ケーブルサイズの選定方法を解説します。

高圧ケーブルは短時間許容電流 > 短絡電流となるサイズを選定します。許容短絡電流はA=I√t/134で求め、通電時間tは変電所OCRの動作時間0.2秒を用います。
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ハリタこの3つ、すぐ答えられますか
- 短絡電流の通電時間は、何秒として扱いますか。
- 許容短絡電流はどの式で求めますか。
- ケーブルサイズはどう判定しますか。
OCR(過電流継電器)と高圧ケーブルの関係
- OCRの通電時間は、電力会社の変電所に設置された過電流継電器が短絡事故時に動作するまでの時間です。
- 高圧ケーブルは通電時間が長くなるほど比例して太くする必要があるため、通電時間を考慮してサイズを選定します。
- 変電所の過電流継電器の動作時間は0.2秒として扱います。
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ハリタ- OCRの通電時間は、電力会社の変電所に設置された過電流継電器が短絡事故時に動作するまでの時間。
- 高圧ケーブルは通電時間が長くなるほど比例して太くする必要があるため、通電時間を考慮してサイズを選定する。
- 変電所の過電流継電器の動作時間は0.2秒として扱う。
高圧ケーブルサイズの選定方法
- 許容短絡電流の計算式はA=I√t/134(A:導体公称断面積、I:受電点の短絡電流、t:短絡電流通電時間〔秒〕)です。
- 各ケーブルサイズの短時間許容電流の例:6kV CV-T 38sq=11.3kA、6kV CV-T 60sq=16.3kA。
- 短絡電流はI=短絡容量/(6.6×√3)で求めます。短絡容量は電力会社に確認します。
- 判定は「ケーブルの短時間許容電流 > 短絡電流」であればそのサイズを選定可能です(例:38sqの11.3kA > 短絡電流7.12kA → 38sq選定可)。
ケーブル選定は、瞬間的な大電流という「熱の衝撃」に何秒間耐えられるかを見る耐久テストのようなもの。電流の大きさだけでなく、耐える時間の長さも一緒に考えるのがポイントです。
| 求めるもの | 計算式・値 | 補足 |
|---|---|---|
| 許容短絡電流 | A=I√t/134 | A:導体公称断面積、I:受電点の短絡電流、t:短絡電流通電時間(秒) |
| 短絡電流 | I=短絡容量/(6.6×√3) | 短絡容量は電力会社に確認する |
| 通電時間 | 0.2秒 | 変電所の過電流継電器の動作時間 |
| 判定 | ケーブルの短時間許容電流 > 短絡電流 | 上回ればそのサイズを選定できる |
- 許容短絡電流の計算式は A=I√t/134(A:導体公称断面積、I:受電点の短絡電流、t:短絡電流通電時間〔秒〕)。
- 各ケーブルサイズの短時間許容電流の例は、6kV CV-T 38sq=11.3kA、6kV CV-T 60sq=16.3kA。
- 短絡電流は I=短絡容量/(6.6×√3)で求め、短絡容量は電力会社に確認する。
- 判定は「ケーブルの短時間許容電流 > 短絡電流」であれば、そのサイズを選定できる。
よくある質問(FAQ)
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ハリタまとめ|0.2秒に耐えられるかで太さが決まる
高圧引込ケーブルのサイズは、短絡事故が遮断されるまでの0.2秒に耐えられるかどうかで決まります。容量ではなく事故電流が判断の軸になります。
| 進める順序 | 行うこと | 必要な情報 |
|---|---|---|
| ① | 短絡容量を確認する | 電力会社への確認 |
| ② | 短絡電流を求める | I=短絡容量/(6.6×√3) |
| ③ | 通電時間を決める | 変電所のOCR動作時間0.2秒 |
| ④ | 許容短絡電流を計算する | A=I√t/134 |
| ⑤ | ケーブルの短時間許容電流と比べる | 6kV CV-T 38sq=11.3kA、60sq=16.3kAなど |
| ⑥ | 判定する | 短時間許容電流が短絡電流を上回れば選定可能 |
考え方で押さえること
- 通電時間が長いほど太いケーブルが必要になること。
- 通電時間は0.2秒として扱うこと。
- 負荷容量ではなく事故電流で決まること。
計算で押さえること
- 許容短絡電流の式。
- 短絡電流の式と、短絡容量の入手先。
- 各記号が何を表すか。
判定で押さえること
- ケーブルの短時間許容電流を確認すること。
- 短絡電流を上回っているか。
- 上回らない場合はサイズを上げること。
高圧引込ケーブルは、常時の負荷電流だけを見て選ぶと事故時に耐えられないことがあります。短絡容量は電力会社に確認する必要があるため、計画の早い段階で照会しておくと選定がスムーズです。
関連する回:④ 引込部 ― 責任分界点とPAS・UGS / ⑧ 保護継電器と保護協調
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