契約容量圧縮計算ツール
負荷設備契約 計算ツール
計算の根拠と計算例
このツールは、低圧電力の負荷設備契約における契約電力を算出するためのものです。計算は以下の3ステップで行われます。
ステップ① 入力換算
- モーターの場合:出力(kW) × 125%
- その他(ヒーター等)の場合:出力(kW) × 100%
ステップ② 台数圧縮
- 最初の2台まで:合計入力 × 100%
- 次の2台 (3~4台目):合計入力 × 95%
- 5台目以降:合計入力 × 90%
ステップ③ 容量圧縮
- 最初の6kWまで:100%
- 次の14kW (6kW超~20kW):90%
- 次の30kW (20kW超~50kW):80%
- 50kWを超える部分:70%
1. 設備情報入力
負荷設備契約 計算結果
印刷日:
設備情報一覧
負荷名称 | 設備の種類 | 出力(kW) | 台数 |
---|
負荷設備契約 計算ツール 操作マニュアル
1. はじめに
このマニュアルは、「負荷設備契約 計算ツール」の操作方法について説明するものです。 本ツールを使用することで、お持ちの電気設備(モーターやヒーターなど)の情報から、低圧電力の負荷設備契約における契約電力を簡単にシミュレーションできます。
2. 画面の構成
ツールは主に3つのエリアで構成されています。
番号 | エリア名 | 説明 |
---|---|---|
① | 計算の根拠と計算例 | ツールの計算ロジックや、具体的な計算例を確認できます。初期状態では折りたたまれています。 |
② | 設備情報入力エリア | お持ちの電気設備の情報を入力するエリアです。ここに入力した内容を基に契約電力が計算されます。 |
③ | 計算結果エリア | 「計算する」ボタンを押すと、このエリアに計算結果や圧縮率、印刷ボタンなどが表示されます。 |
3. 操作手順
ステップ1:計算の根拠を確認する(任意)
計算方法の詳細を知りたい場合は、「計算の根拠と計算例」の項目をクリックしてください。計算の各ステップ(入力換算、台数圧縮、容量圧縮)のルールや、具体的な数値を使った計算例が表示されます。 再度クリックすると、内容は折りたたまれます。
ステップ2:設備情報を入力する
お持ちの電気設備の情報を入力します。初期状態で計算例が入力されていますが、自由に変更・削除が可能です。
- 負荷名称: どの設備か判別するための名前を入力します(例:「1Fエアコン」「コンプレッサー」など)。この項目は任意です。
- 設備の種類: プルダウンから「モーター」または「その他(ヒーター等)」を選択します。選択に応じて、入力欄左側のアイコンと色が変わります。
- 出力(kW): 設備の仕様書などに記載されている出力値を入力します。
- 台数: 同じ仕様の設備が複数ある場合は、その台数を入力します。
- 設備を追加/削除:
- 入力する設備が複数ある場合は、<kbd>+ 設備を追加</kbd> ボタンをクリックして入力欄を増やします。
- 不要な入力欄は、右端の <kbd>✕ 削除</button> ボタンで削除できます。
ステップ3:計算を実行する
すべての設備情報を入力したら、<kbd>計算する</kbd> ボタンをクリックします。
ステップ4:計算結果を確認する
計算が完了すると、画面下部に「計算結果エリア」が表示されます。
- 計算ステップ: 圧縮計算の途中結果が表示されます。
- 最終的な契約電力: すべての計算を経て算出された契約電力がハイライト表示されます。
- 圧縮情報: 圧縮計算をしなかった場合(元の合計入力容量)と比較して、どの程度電力が圧縮されたかの「圧縮量(kW)」と「圧縮率(%)」が分かります。
ステップ5:結果を印刷する
計算結果を紙で保存したい場合は、<kbd>印刷する</kbd> ボタンをクリックします。 クリックすると、ブラウザの印刷プレビューが表示されます。
【印刷プレビューの表示内容】
- 印刷日
- 設備情報の一覧表
- 計算サマリー(元の合計容量、契約電力、圧縮量・率)
内容を確認し、お使いのプリンターで印刷を実行してください。
利用規約
1. 本ツールは、電気設備設計における計算の補助を目的として提供されています。表示される値は、特定の条件下での参考値です。
2. 本ツールの計算結果や提供される情報の正確性、完全性、特定目的への適合性について、一切の保証を与えるものではありません。
3. 本ツールの利用によって利用者に生じたいかなる損害(直接的、間接的を問わず)についても、提供者は一切の責任を負いません。すべての計算結果は、利用者の責任において、必ず専門家による確認、または公式な仕様書や規程と照合してください。
4. 本規約およびツール内容は、予告なく変更されることがあります。