電気設備設計でよく使う早見表を一箇所にまとめました。上の検索ボックスに「電線管」「許容電流」「需要率」「動力」「支持間隔」などと入れると、該当の表だけを絞り込めます。数値は目安です。実際の設計は最新の内線規程・メーカー資料・法令をご確認ください。各表の下のリンクから詳しい解説記事に飛べます。

幹線・ケーブルサイズ

分岐回路の電線太さ(15A〜50A)

分岐回路の種類 電線の最小太さ
軟銅線
接続できるコンセントの定格
15A分岐回路 1.6mm(2.0mm²)以上 15A以下
20A配線用遮断器分岐回路 1.6mm(2.0mm²)以上 20A以下(15A・20A)
20Aヒューズ分岐回路 2.0mm(3.5mm²)以上 20A
30A分岐回路 2.6mm(5.5mm²)以上 20Aを超え30A以下
40A分岐回路 8mm² 以上 30Aを超え40A以下
50A分岐回路 14mm² 以上 40Aを超え50A以下

出典:強電設備の設計|単相回路の2次側電線太さの選定方法をわかりやすく解説

絶縁電線の許容電流(単線・より線)

単線 より線
太さ(直径) 許容電流値 太さ(断面積) 許容電流値
1.6 [mm] 27 [A] 2 [mm²] 27 [A]
2.0 [mm] 35 [A] 3.5 [mm²] 37 [A]
2.6 [mm] 48 [A] 5.5 [mm²] 49 [A]
3.2 [mm] 62 [A] 8 [mm²] 61 [A]
14 [mm²] 88 [A]

出典:電気設備の基本知識 #014【絶縁電線の許容電流】

電流減少係数(同一管内の電線数による補正)

同一管内の電線数 電流減少係数
3本以下 0.70
4本 0.63
5本または6本 0.56
7~15本 0.49
16~40本 0.43
41~60本 0.39
61本以上 0.34

出典:電気設備の基本知識 #014【絶縁電線の許容電流】

電圧降下の許容の目安(こう長早見)

こう長
供給変圧器2次側〜負荷
許容電圧降下
60m以下 2%以下
120m以下 3%以下
200m以下 4%以下
200m超過 5%以下

出典:内線規程の解釈と解説【003】電圧降下(1310節)の許容値とこう長早見表

住宅(集合住宅)の総合需要率表(戸数別)

戸数 総合需要率[%]
100
100
100
100
100
91
83
78
73
10 70
11 67
12 64
13 62
14 61
15 59
16 58
17 57
18 56
19 55
20 54
21 53
22 53
23 52
24 51
25 51
26 50
27 50
28 50
29 49
30 49
31 49
32 48
33 48
34 48
35 47
36 47
37 47
38 47
39 47
40 46

出典:幹線設備の設計|集合住宅の幹線需要率と幹線計算方法について詳しく解説

動力(三相誘導電動機)の開閉器・ブレーカー・ケーブルサイズ早見表(200V/400V)

モーター出力ごとの規約電流・配線用遮断器・開閉器・電線サイズの設計表(トップランナーモーター)。分岐回路・幹線それぞれ、200V/400V。表は画像です。原寸・詳細は出典記事をご覧ください。

200V 三相誘導電動機(トップランナー)|分岐回路
200V 三相誘導電動機(トップランナー)|分岐回路 開閉器・配線用遮断器・ケーブルサイズ早見表
400V 三相誘導電動機(トップランナー)|分岐回路
400V 三相誘導電動機(トップランナー)|分岐回路 開閉器・配線用遮断器・ケーブルサイズ早見表
200V 三相誘導電動機(トップランナー)|幹線
200V 三相誘導電動機(トップランナー)|幹線 開閉器・配線用遮断器・ケーブルサイズ早見表
400V 三相誘導電動機(トップランナー)|幹線
400V 三相誘導電動機(トップランナー)|幹線 開閉器・配線用遮断器・ケーブルサイズ早見表

出典:分電盤の設計|動力設備のケーブルと開閉器サイズの簡易設計表一覧

電動機(三相かご形)の容量換算表(出力kW → kVA・200V/400V)

定格出力からの負荷容量[kVA]換算。標準品とインバータ制御品の2表です。

定格出力
kW
200V 400V
規約電流
A
負荷容量
kVA
規約電流
A
負荷容量
kVA
0.2 1.8 0.63 0.9 0.63
0.4 3.2 1.11 1.6 1.11
0.75 4.6 1.60 2.3 1.60
1.5 8.0 2.78 4.0 2.78
2.2 11.1 3.85 5.5 3.82
3.7 16.8 5.82 8.4 5.82
5.5 24.6 8.53 12.3 8.53
7.5 34.0 11.8 17.0 11.8
11 48.0 16.7 24.0 16.7
15 64.0 22.2 32.0 22.2
18.5 79.0 27.4 39.5 27.4
22 92.0 31.9 46.0 31.9
30 124 43.0 62.0 43.0
37 152 52.7 76.0 52.7
45 190 65.9 95.0 65.9
55 228 79.0 114 79.0
75 155 108
90 180 125
110 220 153
定格出力
kW
200V 400V
インバータ入力電流
A
負荷容量
kVA
インバータ入力電流
A
負荷容量
kVA
0.2
0.4 2.3 0.81 1.1 0.79
0.75 3.3 1.15 1.6 1.12
1.5 6.1 2.11 3.0 2.07
2.2 8.6 2.99 4.3 2.96
3.7 14.0 4.85 7.0 4.82
5.5 20.5 7.11 10.2 7.07
7.5 27.4 9.50 13.7 9.50
11 39.6 13.8 19.7 13.7
15 53.2 18.5 26.6 18.5
18.5 64.9 22.5 32.3 22.4
22 76.8 26.7 38.0 26.4
30 104 36.1 51.4 35.7
37 128 44.4 63.2 43.8
45 155 53.7 76.5 53.1
55 188 65.2 93.1 64.6
75 127 88.0
90
110

出典:資料|電動機の容量換算表

6.6kV CVTケーブルの許容電流(サイズ別・メーカー標準値)

高圧6.6kV CVT(トリプレックス形)の導体サイズごとの許容電流の目安(メーカー・JCS標準値ベース)。敷設条件・周囲温度・こう長で補正が必要です。

ケーブルサイズ 電流値
22 sq 120
38 sq 170
60 sq 225
100 sq 310
150 sq 405
200 sq 485
250 sq 560
325 sq 660
400 sq 750
500 sq 855
600 sq 950 A

出典:引込設備の設計|高圧ケーブルのサイズ選定方法と計算手順について詳しく解説

600V CVケーブルの許容電流(フジクラ・ダイヤ|周囲温度40℃・気中1条)

フジクラ・ダイヤケーブルのカタログ値。周囲温度40℃・気中1条での許容電流[A]。CVT=単心3個より(3心)、CVD=2心、CVQ=4心。多条布設・周囲温度・敷設条件(管路・直埋)では補正が必要です。

導体サイズ
[mm²]
単心2個より
CVD
単心3個より
CVT
単心4個より
CVQ
8 66 62
14 91 86 86
22 120 110 110
38 165 155 155
60 225 210 210
100 310 290 290
150 400 380 380
200 490 465 465
250 565 535 535
325 670 635 635
400 765 725 725
500 880 835 835

出典:フジクラ・ダイヤケーブル 600V CVD/CVT/CVQ カタログ(PDF)

電線管・ラック・ボックス・支持間隔

電線管の太さ早見表(厚鋼G/薄鋼C/ねじなしE/硬質ビニルVE)

厚鋼電線管(単位:呼び径)
電線
(mm)
より線
(mm²)
電線数(本)→ 電線管の最小太さ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
1.6 G16 G16 G16 G16 G22 G22 G22 G28 G28 G28
2.0 G16 G16 G16 G22 G22 G22 G28 G28 G28 G28
2.6 5.5 G16 G16 G22 G22 G22 G28 G28 G28 G36 G36
3.2 8 G16 G22 G22 G28 G28 G36 G36 G36 G36 G36
14 G16 G22 G28 G28 G36 G36 G36 G42 G42 G42
22 G16 G28 G28 G36 G36 G42 G54 G54 G54 G54
38 G22 G36 G36 G42 G54 G54 G54 G70 G70 G70
60 G22 G42 G54 G54 G70 G70 G70 G82 G82 G82
100 G28 G54 G54 G70 G70 G82 G82 G92 G92 G104
150 G36 G70 G70 G82 G92 G92 G104 G104
200 G36 G70 G82 G82 G92 G104
250 G42 G82 G82 G92 G104
薄鋼電線管(単位:呼び径)
電線
(mm)
より線
(mm²)
電線数(本)→ 電線管の最小太さ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
1.6 C19 C19 C19 C19 C25 C25 C25 C31 C31 C31
2.0 C19 C19 C19 C25 C25 C25 C31 C31 C31 C31
2.6 5.5 C19 C19 C25 C25 C25 C31 C31 C31 C39 C39
3.2 8 C19 C25 C25 C31 C31 C31 C39 C39 C39 C51
14 C19 C25 C31 C31 C39 C39 C51 C51 C51 C51
22 C19 C31 C31 C39 C51 C51 C51 C51 C63 C63
38 C25 C39 C51 C51 C51 C63 C63 C63 C75 C75
60 C25 C51 C51 C63 C63 C75 C75 C75
100 C31 C63 C63 C75 C75
150 C39 C63 C75
200 C51 C75 C75
ねじなし電線管(単位:呼び径)
電線
(mm)
より線
(mm²)
電線数(本)→ 電線管の最小太さ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
1.6 E19 E19 E19 E19 E25 E25 E25 E25 E31 E31
2.0 E19 E19 E19 E25 E25 E25 E31 E31 E31 E31
2.6 5.5 E19 E19 E25 E25 E25 E31 E31 E31 E39 E39
3.2 8 E19 E25 E25 E31 E31 E31 E39 E39 E39 E51
14 E19 E25 E31 E31 E39 E39 E51 E51 E51 E51
22 E19 E31 E31 E39 E51 E51 E51 E51 E63 E63
38 E25 E39 E39 E51 E51 E63 E63 E63 E75 E75
60 E25 E51 E51 E63 E63 E75 E75 E75
100 E31 E63 E63 E63 E75
150 E39 E63 E75
200 E51 E75 E75
硬質ビニル管(単位:呼び径)
電線
(mm)
より線
(mm²)
電線数(本)→ 電線管の最小太さ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
1.6 14 14 14 16 16 22 22 28 28 28
2.0 14 16 16 16 22 22 28 28 28 36
2.6 5.5 14 16 16 22 22 28 28 28 36 36
3.2 8 14 22 22 28 28 36 36 36 36 42
14 14 22 28 28 36 36 42 42 54 54
22 16 28 36 36 42 42 54 54 54 70
38 16 36 42 54 54 54 70 70 70 70
60 22 42 54 54 70 70 70 82 82
100 28 54 70 70 82 82
150 36 70 70 82
200 42 70 82
250 42 82

出典:資料|電線管の太さの早見表(サイズ選定・計算方法をわかりやすく解説)

材種別・支持間隔の早見表(総まとめ)

対象 支持間隔の目安 主な根拠・備考
金属管(厚鋼・薄鋼・ねじなし) 2m以下 内線規程。管端・ボックス・付属品の近くは約0.3〜0.5m以内で支持。
硬質ビニル電線管(VE・HIVE) 1.5m以下 内線規程。接続点・管端・ボックス近くも要支持。温度による伸縮に注意。
合成樹脂可とう管(PF・CD) 1m〜1.5m以下 露出はたるみ防止で1m程度が目安。埋込は要所を結束。メーカー基準を確認。
ケーブル(造営材に直接支持) 垂直2m以下(接触防護措置ありで6m以下) 水平は明確な数値規定は薄く、実務では2m以下程度が目安。
ケーブルラック 水平:鋼2m/アルミ・ステンレス1.5m以下、垂直:3m以下 配線室・各階支持では垂直6m以下とする例も。材質で水平間隔が変わる点に注意。
金属ダクト・バスダクト 3m以下(取扱者以外が出入りできない場所の垂直は6m以下) 電技解釈に数値規定あり。
ライティングダクト 2m以下 電技解釈。開口部は下向き、終端は閉塞。

出典:配管・ケーブルラックの支持間隔はこう決まる|根拠と早見表【総論・第1回】

金属管の支持間隔

管の種類 記号 支持間隔の目安
厚鋼電線管 G 2m以下
薄鋼電線管 C 2m以下
ねじなし電線管 E 2m以下

出典:金属管の支持間隔は2m以下|ボックス近くの支持と施工の要点【支持間隔・第2回】

合成樹脂管(VE・PF・CD)の支持間隔

種類 特徴 支持間隔の目安
VE管
(硬質ビニル)
硬い直管(グレー)。曲げは加工が必要。温度で伸縮する。 1.5m以下
PF管
(可とう・自消性)
曲がる蛇腹(グレー)。自己消火性があり、露出・隠ぺい・埋込に使える。 露出1.0m以下
隠ぺい1.5m以下
CD管
(可とう)
オレンジ色。自己消火性がないため、原則コンクリート埋込専用。 埋込の結束1.0m以下
接続点近く0.3m以下

出典:合成樹脂管の支持間隔|VE1.5m・PF/CD露出1mとたわみ・温度伸縮対策【支持間隔・第3回】

ケーブルの支持間隔(造営材に直接/ラック上)

取り付け方 支持点間の距離
造営材の下面・側面に沿って(水平・一般) 2m以下
接触防護措置を施した場所で垂直に取り付け 6m以下(まで緩和)
部位 固定の考え方
水平部 要所を結束バンド等でまとめ、ばらけ・片寄りを防ぐ。荷重はラックが受ける。
立ち上がり・立ち下がり ケーブルが自重で下がるため、各段で固定。ずり落ち・過度な張力を防ぐ。
分岐・端末 機器接続部やラック端部の近くで固定し、接続部に力をかけない。

出典:ケーブルの支持間隔|造営材2m・接触防護6mとラック上の固定【支持間隔・第4回】

ケーブルラック・ダクト類の支持間隔

対象 支持間隔の目安
金属管(厚鋼・薄鋼・ねじなし) 2m以下 第2回
硬質ビニル電線管(VE・HIVE) 1.5m以下 第3回
合成樹脂可とう管(PF・CD) 露出1.0m/隠ぺい1.5m以下 第3回
ケーブル(造営材直付け) 2m以下(接触防護の垂直6m以下) 第4回
ケーブルラック(水平) 鋼製2m/アルミ等1.5m以下 第5回
ケーブルラック(垂直) 3m以下(配線室6m以下) 第5回
金属ダクト・バスダクト 3m以下(垂直6m以下) 第5回
ライティングダクト 2m以下 第5回

出典:ケーブルラック・ダクト類の支持間隔|鋼2m・アルミ1.5m・ダクト3mと総まとめ早見表【支持間隔・第5回】

接地・受変電

接地線サイズ早見表(C・D種/B種)

過電流遮断器の定格電流 接地線の太さ
30 A以下 1.6 ㎜以上
50 A以下 2.0 ㎜以上
100 A以下 5.5 ㎟以上
150 A以下 ㎟以上
200 A以下 14 ㎟以上
400 A以下 22 ㎟以上
600 A以下 38 ㎟以上
800 A以下 60 ㎟以上
1000 A以下 60 ㎟以上
1200 A以下 100 ㎟以上
変圧器一相あたりの容量 接地線
100V 200V 400V
kVA以下 10 kVA以下 20 kVA以下 5.5
10 kVA以下 20 kVA以下 40 kVA以下 8
20 kVA以下 30 kVA以下 75 kVA以下 14
40 kVA以下 75 kVA以下 150 kVA以下 22
60 kVA以下 125 kVA以下 250 kVA以下 38
75 kVA以下 150 kVA以下 300 kVA以下 60
100 kVA以下 200 kVA以下 400 kVA以下 60
175 kVA以下 300 kVA以下 700 kVA以下 100

出典:接地設備の設計|接地線の種類とサイズの選定方法(太さ早見表つき)

変圧器一次側ヒューズ(PF/PC)選定表(単相・三相)

変圧器容量
kVA
電力ヒューズ [PF] 高圧カットアウトヒューズ[PC]
G T 速動形 遅動形 万能形
G T
10 10
20 20 . 10 10
30 20 . 10 10
50 30 15 15 10 15 10
75 30 15 20 15 20 15
100 40 20 30 20 25 20
150 50 30 50 30
200 60 40 75
300 75 50 100
500 150 100
750 200 150
変圧器容量
kVA
電力ヒューズ[PF] 高圧カットアウトヒューズ[PC]
G T 速動形 遅動形 万能形
G T
10 1.5
20 10
30 10
50 20 7.5 10 10
75 20 7.5 15 10 10
100 30 15 20 10 15 10
150 30 15 30 15 20 15
200 40 20 30 20 25 20
300 50 30 50 30
500 75 50
750 100 75

出典:受変電設備の設計|変圧器一次側開閉器(PC・LBS)の選定方法とヒューズ容量早見表

モールド変圧器 過負荷率早見表

過負荷運転前の負荷率 50%
等価周囲温度(℃) 0 10 20 30 40
過負荷
運転時間
h
0.5 146 140 133 126 119
1 125 120 114 109 103
2 118 113 108 103 98
4 117 112 107 102 97
8 117 112 107 102 97

出典:過負荷率の早見表|モールド変圧器の許容負荷

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