電気設備の経済ニュース|2026年8月26日号 省エネ補助金3次公募、9月28日必着
省エネ・非化石転換補助金の3次公募が始まりました。締切は9月28日17時「必着」で、申請書類は郵送のみです。
※本記事は情報提供のみを目的としています。数値・制度は公表時点のものであり、特定の有価証券の取得・売却を推奨するものではありません。補助金の適用可否、法令適合性、個別案件の納期についての助言でもありません。
今号のポイント3点
- SIIが「省エネ・非化石転換補助金」の3次公募を8月20日に開始。工場・事業場型・設備単位型とも締切は9月28日17時必着で、申請書類は郵送のみ・直接持参は不可です
- 脱炭素ビルリノベ2026事業の締切は11月30日ですが、「交付決定額の合計が予算額に達した場合、公募期間内であっても交付申請の受付を終了します」と明記されています
- ZEB化診断・計画策定支援事業は10月16日17時まで公募中。8月25日にはSIIが省エネルギー診断のマッチングプラットフォーム支援機関を公開しました
今日の数字
- ドル円(8月25日 東京17時・日本銀行):159.44円(前回公表の8月24日分159.15円から+0.29円)
- 電気銅建値(JX金属):238万円/トン(8月25日改定。直前の改定である8月21日の234万円から+4万円)
- 省エネ補助金3次公募の締切まで:残り33日(2026年9月28日17時必着/当サイト算出)
今号の中身
昨日からの変化 — 電気銅建値は8月25日に238万円/トンへ改定され、直前の8月21日の234万円から+4万円です。前号は朝の取得時点の234万円で記載しており、遡っての修正は行いません。ドル円は8月25日の東京17時値159.44円で、8月24日分から+0.29円。コイズミ照明「あかり専科」の正式発注期限は残り5日になりました。納期は、本稿執筆時点で確認できた範囲では新しい報がなく、本号でも納期ウォッチは設けていません。
1 補助金:省エネ補助金の3次公募は9月28日17時「必着」
一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)は、令和7年度補正予算「省エネ・非化石転換補助金」の3次公募を2026年8月20日に開始しました。工場・事業場型、設備単位型のいずれも公募期間は8月20日〜9月28日で、17時「必着」です。申請書類は配送状況が確認できる手段での郵送とされ、直接持参は不可と明記されています。交付決定は11月下旬の予定です。本日時点で残り33日ですが、到着日が締切になるため、書類不備の差し戻しを見込むと実質の作業期限はさらに前に来ます。
出典:一般社団法人環境共創イニシアチブ「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型/工場・事業場型)公募情報(3次公募)」(2026年8月26日閲覧)
▶ 締切から逆算して発注日を押さえたい方へ:資材の発注リミット逆算ツール(セコサポ) 必要日から発注リミット日を逆算できます。無料・会員登録不要・インストール不要で、ブラウザだけで使えます。
※「セコサポ(denkisekkei.com)」は、当サイト「HARITAの設計室」と同一の運営者による姉妹サイトです。
実務メモ|設備担当の方は、今週中に社内稟議と見積取得の日程を9月28日から逆算しておきたいところです。申請可否は申請者要件・設備要件により個別に判断されますので、必ず公募要領と執行団体でご確認ください。
2 補助金:ビルリノベは、期限より先に予算が終わることがある
「業務用建築物の脱炭素改修加速化事業(脱炭素ビルリノベ2026事業)」の公募期間は2026年6月4日〜11月30日23時59分ですが、公募情報には「交付決定額の合計が予算額に達した場合、公募期間内であっても交付申請の受付を終了します」と記載されています。補助金額は1事業あたり上限10億円・下限200万円、補助率は設備費・工事費・設計費の1/2〜1/3です。主な対象製品には断熱窓・高効率空調に加えて、制御機能付きLED照明器具とBEMSが挙げられています。
出典:脱炭素ビルリノベ2026事業「公募情報」(2026年8月26日閲覧)
実務メモ|設計を担当されている方は、基本設計の段階で照明器具を「制御機能付き」として仕様化しておきたいところです。要件充足の判断は公募要領によりますので、執行団体にご確認ください。
3 補助金:ZEB化診断は10月16日まで。診断から順に当たる
令和8年度「ZEB実証事業/ZEB化診断・計画策定支援事業」のうち、ZEB化診断・計画策定支援事業は2026年6月26日〜10月16日17時まで公募中です(ZEB実証事業の二次公募は8月17日17時で受付終了)。あわせて8月25日、令和7年度補正の省エネルギー診断拡充事業について、マッチングプラットフォームの支援機関が公開されました。診断で現状を把握し、計画をつくり、そのうえで設備更新の補助金に進む順番で制度が並んでいます。
出典:一般社団法人環境共創イニシアチブ「令和8年度 ZEB実証事業/ZEB化診断・計画策定支援事業」「令和7年度補正 地域エネルギー利用最適化・省エネルギー診断拡充事業」(同)
実務メモ|改修の相談を受けている方は、今月中に診断系の事業から順に当たっておきたいところです。診断結果は、後の申請で使う省エネ計算の下地になります。
4 相場:電気銅建値が238万円/トンへ改定
電気銅建値は2026年8月25日に238万円/トンへ改定されました。直前の改定である8月21日の234万円から+4万円で、本日朝の時点ではこの238万円が最新の水準です。ドル円は、日本銀行が公表した8月25日の東京17時値が159.44円(ビッド側)で、8月24日分159.15円から+0.29円の円安方向でした。建値は日々連続して動く指標ではなく、改定のたびに水準が切り替わる階段状の指標です。
出典:JX金属株式会社ウェブサイト「銅建値」(JX金属ウェブサイトへのリンク)/日本銀行「外国為替市況(日次)」2026年8月25日分
実務メモ|積算担当の方は、8月21日以前の建値で作成した見積の有効期限を確認しておきたいところです。実際の調達価格は加工費・流通コストを含むため、建値とは一致しません。
今週の確定スケジュールと、今日の1問
出典|一般社団法人環境共創イニシアチブ「令和7年度補正予算 省エネ・非化石転換補助金(設備単位型/工場・事業場型)公募情報(3次公募)」「令和8年度 ZEB実証事業/ZEB化診断・計画策定支援事業」「令和7年度補正 地域エネルギー利用最適化・省エネルギー診断拡充事業」/脱炭素ビルリノベ2026事業「公募情報」/コイズミ照明株式会社「照明器具の価格改定について」/パナソニックEWネットワークス株式会社「ネットワーク機器価格改定について」2026年7月15日/JX金属株式会社ウェブサイト「銅建値」(JX金属ウェブサイトへのリンク)/日本銀行「外国為替市況(日次)」2026年8月25日分/e-Stat「公表予定一覧」(文部科学省・総務省・厚生労働省・経済産業省の各公表予定)
ご注意|①数値・制度はいずれも公表時点の速報値です。②相場・物価・個別企業に関する記載は事実の紹介であり、特定の有価証券の取得・売却を推奨するものではありません。③補助金の申請可否は申請者要件・設備要件により個別に判断されます。必ず最新の公募要領および所管官庁・執行団体にご確認ください。当サイトは申請手続きの代行・受任を行いません。④価格改定の率・起算点・期限は各社公表時点のものであり、適用条件は取引先・契約により異なります。対象品番は各社の別紙リストをご確認ください。⑤納期・受注期限・納品期限はメーカー公表の目安であり、個別案件の納期を保証するものではありません。必ずメーカー・商社に個別確認してください。⑥電気銅建値・ドル円は当サイトが毎朝記録したもので、日本銀行・JX金属の図表を転載したものではなく、履歴の再現は行わず本日値と直前1回分の比較にとどめています。⑦記載の会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。⑧画像はすべて当サイトの自作で、他社の図表・製品画像は含みません。
次回配信|2026年8月27日(木)朝7時。木曜のテーマは新技術です。
※本記事は情報提供のみを目的としています。特定の有価証券の取得・売却を推奨するものではありません。
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