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内線規程の解説 PR

内線規程の解釈と解説【007】|許容電流

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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より

この記事に書かれていること

特定電気用品とは?

特定電気用品とは,構造又は使用方法その他の使用状況からみて特に危険又は障害の発生するおそれが多い電気用品であつて,◇PSEマークを個々に表示している

 



1340節許容電流

1340-1 絶縁電線などの許容電流(対応省令:第5,21,57条)

1.許容電流の算定に当たっては,配線設計時において使用する電線の特性や施設条件(周囲温度など)を十分に考慮して行うこと。

2.絶縁物の最高許容温度が60℃ のIV電線及びVVケーブルなどの詐容電流は,1340-1表及び1340-2表の値とすること。(解釈146)

〔注〕解釈では,絶縁電線の許容電流についてのみ定められている。

3.600V二種ビニル絶縁電線,600Vポリエチレン絶縁電線,RB電線(絶縁物が天然ゴム混合物のものを除く。) 及び600Vふっ素樹脂絶縁電線の許容電流は,1340-1表及び1340-2表の値に1340-3表に示す絶縁物及び施設場所の区分に応じた許容電流補正係数を乗じた値(小数点以下1位を7捨8入したもの)とすること。(解釈146)

〔注1〕本文掲載以外の電線の許容電流については,資料1-3-3を参照のこと。

〔注2〕600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線(IE/F)及び600V耐燃性架橋ポリエチレン紬縁雷線(IC/F)およびそれぞれ、600Vポリエチレン絶縁電線及び600V架橋ポリエチレン絶縁電線と同様に扱う。

4.2項及び3項の電線を高温場所(1100-1(用語)⑮及び3585節(サウナ風呂などの施設)参照)に施設する場合の許容電流は,1340-1表又は1340-2表の値に1340-3表に示す絶縁電線の種類及び施設場所の区分に応じた許容電流減少係数計算式により計算した値(1340-4表の値を使用すればよい。) を乗じた値(小数点以下1位を7捨8入したもの)とすること。

 

この記事を書いた人
HARITA
電気設備設計に従事し、自身の経験を基に設計の知識向上のためこのサイトを運営しています。
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