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設計実務に活かす!高圧受電設備規程クイズ

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🔍 高圧受電設備規程クイズ 活用のすすめ

電気設備設計において、高圧受電設備規程の正確な理解は安全・品質・効率のすべてに関わる重要な要素です。
本クイズは、設計実務に直結する条項を中心に構成された **「〇✕形式の確認問題」**です。
日常業務の合間に取り組むだけで、自然と知識の定着と再確認ができる内容となっています。


設計の現場でありがちな「うろ覚え」を減らし、確信を持って判断できる力を養うために、
ぜひこのクイズをご活用ください。

📘 高圧受電設備規程クイズ

次の文が正しいかどうかを「〇(正しい)」「✕(誤り)」で答えてください。


Q1
高所にあるキュービクルは、周囲の保有距離が1.5m以下の場合、高さ0.9m以上のさくを設けるなどの墜落防止措置を講じる。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:保有距離「1.5m」、さくの高さ「0.9m」 → 正しくは 3m以下、1.1m以上


Q2
SOG形の高圧交流負荷開閉器は、過電流ロック機能を持たず、トリップ装置は瞬時遮断のみの構成でよい。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:「過電流ロックなし」「瞬時遮断のみ」→ 正しくは蓄勢地絡トリップ装置付き


Q3
高圧計器用変成器の二次側やキュービクルの外箱には、B種接地工事を施す。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:「B種」→ 正しくは D種接地工事


Q4
断路機構付き避雷器は、定格短時間耐電流1.5kA/0.5秒、無電圧開閉性能は50回以上とする。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:「1.5kA/0.5秒」「50回以上」→ 正しくは 2kA以上/1秒以上、100回以上


Q5
主遮断装置は、遮断操作を手動で行う装置で、自動的な遮断機能は不要である。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:「自動遮断不要」→ 正しくは 自動で遮断できる遮断装置


Q6
励磁突入電流の抑制には、二次側に抵抗を設ける遮断器容量を小さくするなどの方法が有効である。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:「二次側抵抗」「遮断器小型化」→ 正しくは一次側の限流リアクトル、順次投入など


Q7
屋外のキュービクル式受電設備は、建物から1.5m以上離して設けること。不燃外壁であってもこの距離は変更できない。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:「1.5m」「不燃外壁でも変更不可」→ 正しくは3m以上、不燃外壁+開口部なしなら免除可


Q8
温度上昇60℃型の油入変圧器では、空冷方式の絶縁油を使用する。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:「空冷方式」→ 正しくは酸化安定度に優れた絶縁油を使用


Q9
高圧カットアウト用ヒューズは、定格電流の110%で溶断し、250%で5分以内に溶断すること。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:「110%で溶断」「250%で5分以内」→ 正しくは125%に耐え、200%で2分以内、500%で5秒以内(速動形)


Q10
接地線の保護には**1.5mmの合成樹脂管(CD管含む)**での収納が推奨される。

▶ ✕(誤り)
誤答ポイント:「1.5mm」「CD管含む」→ 正しくは2mm以上、CD管除く

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