強電設備の設計 PR

強電設備の設計|非常用照明の「電池内蔵型」と「電源別置型」って何が違うの?最新の使い分けの基準を解説!

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💬 今回の疑問

LEDを使った非常用照明は、「電池内蔵型」と「電源別置型」の2種類があります。
建物の設計や安全対策でどう使い分けるの?コストは?メリット・デメリットを比較してみましょう!


🔌 1. 電池内蔵型 vs 電源別置型の比較

🔍 どんな違いがあるの?

 

比較項目 電池内蔵型 電源別置型
価格 昔は安かったが、現在は価格差ほぼなし 同左
初期コスト 本体だけでOKなので安い 必要な装置が多くて高い
ランニングコスト 電池の交換が早め(6〜7年)だがコスト安め 長寿命電源(15年)だが点検・維持費が高め

📝 ポイント

  • 面積が広い建物では「電池内蔵型」のほうがコスト的に有利になるケースも。

  • 使用環境(温度・湿度など)や点検のしやすさによって、寿命やコストが変わることもある。


⚠️ 2. その他の注意点

✅ 安全性の違い

  • 電池内蔵型は災害時に電源が断たれても点灯するメリットがある。

  • 電源別置型は配線が多く、配線の損傷で点かないリスクがある。

✅ 設置基準の違い

  • 2018年の法改正で、居室の基準が明確になり、適用できる範囲が増えました。

  • これにより、適切に選べばコスト削減が可能になりました。


✅ まとめ

項目 電池内蔵型 電源別置型
初期コスト ◎ 安い △ 高い
ランニングコスト ◎ 比較的安い(交換頻度は多い) △ 点検・交換費が高い
安全性 ◎ 独立していて安心 △ 配線の影響を受けやすい
向いている建物 一般的に使用 メンテナンス頻度を抑えたい建物