出典:内線規程(JEAC8001-2022)より

低圧配線方法の共通事項は、どの配線方法でも守るべき土台のルールです。押さえるポイントは 「配線方法の選び方/電線のルール/施工の注意」 の3つです。

低圧配線の共通事項は配線方法を施設場所と電圧で選び300V以下は3102-1表300V超は3102-2表、裸電線は原則禁止で施設場所に適合した被覆と直径1.6mm以上の電線、点検口を避けケーブルラックに絶縁電線を直接支持しないという3ポイントの図解

⚡ 先に結論だけ言うと

要点は3つ。①配線方法の選び方=施設場所と電圧で決める(300V以下=3102-1表/300V超=3102-2表)。②電線のルール=裸電線は原則禁止、場所に適合した被覆、300V以下は直径1.6mm以上③施工=電線を損傷しない、点検口を避ける、ケーブルラックに絶縁電線を直接支持しない。

見習いペン太
見習いペン太
配線方法っていろいろあるけど、共通して守ることってあるんですか?
はりた
はりた
あるよ。まず施設場所と電圧で方法を選ぶ(300V以下と超で表が違う)。電線は裸電線が原則NGで太さや被覆のルールがある。施工では電線を傷つけない、点検口を避ける、といった共通の注意があるんだ。

低圧配線方法 共通ルールの3本柱
① 配線方法の選び方
施設場所と使用電圧で選ぶ
300V以下=3102-1表/300V超=3102-2表
② 電線のルール
裸電線は原則禁止/場所に適合した被覆
300V以下は直径1.6mm以上
③ 施工の注意
電線を損傷しない/点検口を避ける
ラックに絶縁電線を直接支持しない

① 配線方法の選び方

  • 屋内・屋側・屋外配線は、施設場所と使用電圧で配線方法を選ぶ
  • 300V以下:3102-1表/300V超:3102-2表のいずれかの方法で施設
  • 電線を損傷するおそれがないように施設する

② 配線に用いる電線

  • 裸電線は原則使用禁止(がいし引きの高温/腐食/立入禁止場所、バスダクト・トロリー線、特別低電圧照明、電気さくは例外)
  • 施設場所に適合した被覆を選ぶ(油に浸る場所はIV・鉛被・ビニル外装・MIケーブルなど)
  • 太さ:300V以下は直径1.6mm以上の軟銅線、断面積1mm²以上のMIケーブル、直径2.3mm以上の半硬アルミ線 など

③ 施工の注意

  • 点検口を避けて施設する
  • 湿気の多い場所・水気のある場所は特殊場所の規定に従う
  • 取り付けビスなどでボックス内の電線を損傷しない
  • ケーブルラックに絶縁電線(接地線を除く)を直接支持しない(ケーブルを用いる)
ここがポイント|方法・電線・施工の共通ルール
配線方法は 場所と電圧で選ぶ(300V以下/超で表が違う)、電線は 裸電線原則NG・直径1.6mm以上・適合被覆、施工は 損傷防止・点検口回避・ラックに絶縁電線直接支持しない

よくある質問(FAQ)

Q. 配線方法はどうやって選ぶの?

A. 施設場所と使用電圧で決めます。使用電圧300V以下は3102-1表、300Vを超える場合は3102-2表に示すいずれかの配線方法で施設します。

Q. 配線に使う電線の太さの目安は?

A. 300V以下では原則、直径1.6mm以上の軟銅線(または同等以上の強度・太さ)、断面積1mm²以上のMIケーブル、直径2.3mm以上の半硬アルミ線などです。施設場所に適合した被覆を選びます。

Q. 施工時に注意することは?

A. 電線を損傷しないように施設し、点検口を避けます。湿気の多い場所・水気のある場所は特殊場所の規定に従います。ケーブルラックには絶縁電線(接地線を除く)を直接支持してはいけません。