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出典:内線規程(JEAC8001-2022)より

架空ケーブルは、メッセンジャーワイヤ(ちょう架用線)で支えて施設します。押さえるポイントは 「ちょう架・強度・接地・安全率」 の要点に整理できます。

架空ケーブルのちょう架は高圧50cm以下、メッセンジャーワイヤは引張強さ5.93kN以上または断面積22mm2以上、D種接地は低圧絶縁電線で省略可、高圧は安全率2.5以上という4要点の図解

⚡ 先に結論だけ言うと
要点は4つ。①ちょう架=ハンガー間隔は高圧 50cm以下(必須)・低圧50cm以下が望ましい。②強度=引張強さ 5.93kN以上 または断面積22mm²以上(亜鉛メッキ鉄より線)。③接地=原則D種(低圧で絶縁電線なら省略可)。④安全率=高圧は 2.5以上
見習いペン太
見習いペン太
架空ケーブルって、どうやって空中に張るんですか?
はりた
はりた
メッセンジャーワイヤという丈夫な線を張って、そこにハンガーでケーブルを吊るんだ。間隔や強度、接地、張力の安全率にルールがあるよ。

① ちょう架・使用ケーブル

  • メッセンジャーワイヤにハンガーを用いてケーブルを吊る
  • ハンガー間隔:高圧50cm以下(必須)/低圧50cm以下が望ましい
  • 使用ケーブル:低圧は鉛被・アルミ被・クロロプレン・ビニル・ポリエチレン・MIケーブル等、高圧はこれらに保護被覆付きも可

② 強度・接地・安全率

メッセンジャーワイヤの強度・接地・安全率などの要点をまとめた図解

  • 強度:引張強さ5.93kN以上、または断面積22mm²以上の亜鉛メッキ鉄より線
  • D種接地:原則必要(低圧で絶縁電線を使用する場合は省略可)
  • 安全率:高圧回路は2.5以上(安全率=E/T、T=WS²/8D で確認)
  • 接地線は低圧/高圧・弱電/光ファイバなど異種回路で分けて設置
ここがポイント|数値で押さえる
ちょう架 高圧50cm以下、強度 5.93kN以上/22mm²以上、接地は D種(低圧絶縁電線で省略可)、高圧の安全率 2.5以上
架空ケーブル施設の要点(メッセンジャーワイヤ)
メッセンジャーワイヤ(ちょう架用線) ケーブル ハンガー間隔 高圧50cm以下
ちょう架ハンガー間隔は高圧50cm以下(必須)、低圧50cm以下が望ましい
強度引張強さ5.93kN以上、または断面積22mm²以上の亜鉛メッキ鉄より線
接地原則D種接地(低圧で絶縁電線なら省略可)
安全率高圧回路は2.5以上(安全率=E/T、T=WS²/8D)

よくある質問(FAQ)

Q. ちょう架(ハンガー)の間隔はどれくらい?

A. メッセンジャーワイヤにハンガーで吊る間隔は、高圧では50cm以下が必須、低圧では50cm以下が望ましいとされています。

Q. メッセンジャーワイヤに必要な強度は?

A. 引張強さ5.93kN以上、または断面積22mm²以上の亜鉛メッキ鉄より線を用います。高圧回路では安全率2.5以上が求められます。

Q. メッセンジャーワイヤの接地は必要?

A. 原則としてD種接地工事が必要です。ただし低圧で絶縁電線を使用している場合は省略できます。接地線は低圧と高圧、弱電と光ファイバなど異種回路で分けて設置します。

📘 この記事の根拠規程|解説の原文は内線規程(JEAC8001-2022)に掲載されています。実務で使う方は手元に1冊どうぞ → 電気設備の必携書籍おすすめ4選【2026年版】