📚 内線規程の解説シリーズ(全119条文+テーマ解説)|条文・テーマから探せる 総合インデックスはこちら →

出典:内線規程(JEAC8001-2022)より

引込小柱は、引込線を支えるための小型の柱です。押さえるポイントは 「柱の規格/強度・表面処理/支線/支線の省略」 に整理できます。

引込小柱は長さ6.2m以上で末口寸法と設計荷重780Pa、木柱強度は風圧1.2倍、支線は22mm2以上か直径4mm鉄線3条で角度30度以上、コンクリート巻きで省略可という要点の図解

⚡ 先に結論だけ言うと
要点は4つ。①柱の規格=長さ 6.2m以上(末口:木柱9cm/RC10cm/鋼管7.6cm、設計荷重780Pa)。②強度=木柱は風圧荷重の1.2倍。③支線22mm²以上/直径4mm鉄線3条、角度30度以上④省略=軟弱地盤以外でコンクリート巻きなら可。
見習いペン太
見習いペン太
引込小柱って、ふつうの電柱と何が違うんですか?
はりた
はりた
引込線を支える小型の柱だよ。長さ6.2m以上で、種類ごとに末口寸法や設計荷重が決まっている。倒れないよう支線を入れるけど、地際をしっかり固めれば省略できる場合もあるんだ。

① 柱の種類・規格(2205-1表)

  • いずれも長さ6.2m以上
  • 末口:木柱(注入柱)9cm以上/コンクリート柱10cm以上/鋼管柱7.6cm以上
  • コンクリート柱・鋼管柱は設計荷重780Pa以上。鋼管柱は溶融亜鉛めっき等で防錆、引入れ口にはブッシング

② 強度・支線・省略

  • 強度:木柱は風圧荷重の1.2倍、その他は風圧荷重に耐える
  • 支線:22mm²以上の亜鉛めっき鋼より線、または直径4mm以上の鉄線3条以上。柱との角度30度以上
  • 支線の省略:軟弱地盤を除き、地際をコンクリート巻きで堅固に施設すれば2205-2表の径間の範囲で省略可
ここがポイント|数値で押さえる
柱は 長さ6.2m以上・設計荷重780Pa、木柱強度 風圧の1.2倍、支線は 22mm²以上/直径4mm×3条・角度30度以上。条件を満たせば支線省略も可。
引込小柱の施設要点(規格・支線)
引込線 支線 角度30度以上 コンクリート巻き(省略時) 柱:長さ6.2m以上 設計荷重780Pa以上
柱の規格長さ6.2m以上/末口 木柱9cm・RC10cm・鋼管7.6cm以上、設計荷重780Pa以上(2205-1表)
強度木柱は風圧荷重の1.2倍、その他は風圧荷重に耐えること
支線22mm²以上の亜鉛めっき鋼より線、または直径4mm以上の鉄線3条以上、角度30度以上
支線の省略軟弱地盤を除き、地際をコンクリート巻きで堅固に施設すれば2205-2表の径間内で可

よくある質問(FAQ)

Q. 引込小柱の長さや太さの規格は?

A. 2205-1表により、いずれも長さ6.2m以上で、末口は木柱(注入柱)9cm以上、コンクリート柱10cm以上、鋼管柱7.6cm以上です。コンクリート柱・鋼管柱は設計荷重780Pa以上が必要です。

Q. 支線はどんなものを使うの?

A. 断面積22mm²以上の亜鉛めっき鋼より線、または直径4mm以上の亜鉛めっき鉄線3条以上を使い、柱との角度が30度以上になるよう施設します。

Q. 支線を省略できる条件は?

A. 地盤が軟弱な場所を除き、地際をコンクリート巻きで補強して堅固に施設した場合、2205-2表の径間の範囲で支線を省略できます。

📘 この記事の根拠規程|解説の原文は内線規程(JEAC8001-2022)に掲載されています。実務で使う方は手元に1冊どうぞ → 電気設備の必携書籍おすすめ4選【2026年版】