電気設備の経済ニュース|2026年9月24日号 DR化の通信機器はJC-STAR★1が要件
電気設備の経済ニュース|2026年9月24日号
既存の蓄電池や空調をDRに使えるようにする「IoT化」の補助は、11月27日が締切です。外部と通信する機器には、IoTセキュリティのラベル(JC-STAR★1)が求められています。

- 高圧以上の需要家の既存設備をDR対応にするIoT化関連機器の補助は、11月27日まで公募中です。
- 外部と通信する機器は、JC-STAR★1(レベル1)の取得が確認できることが要件とされています。
- 国土交通省が、補強土壁の点検支援10技術を同一条件で比べた技術比較表を公表しました。
・ドル円 157.48円(9月18日 東京17時値・日本銀行。9月21日〜23日は祝日のため、9月18日分が最新です)
・電気銅建値 231万円/トン(JX金属 9月17日改定分。前回9月15日の224万円から+7万円。本日朝の時点で改定はありません)
・IoT化推進事業の締切まで 営業日44日(11月27日。土日祝を除き、本日を含めて当サイトが算出)
・前号は9月23日(水・祝)で、本号は通常の配信です。今日は祝日明け最初の営業日です。
・電気銅建値は9月17日改定の2,310,000円のまま、日本銀行の外国為替市況も9月18日分が最新のままです。経済産業省・国土交通省・SIIの発表も、本稿執筆時点で確認できた範囲では新しいものはありませんでした。

既存設備を「DRに使える」ようにするIoT化。公募は11月27日まで
新規
SIIが執行する令和7年度補正「ディマンドリスポンスの拡大に向けたIoT化推進事業」は、まだDRに使われていない既存の設備を、外部から遠隔で監視・制御できるようにする取り組みを支援するものです。対象は、高圧以上の需要家に設置されている蓄電池・空調設備・自家発電設備・生産設備などを、DR対応にするための通信設備、センサー、EMSといったIoT化関連機器。需要家とDRアグリゲーターがDR契約を結ぶことが前提で、公募は11月27日までです。
設備を入れ替えず、今ある設備に「つなぐ仕組み」を後付けする点が特徴です。需給ひっ迫時に加え、再エネの出力制御対策への活用も想定されています。
通信する機器は「JC-STAR★1」。機器選定の段階で効いてきます
要注意
同じ公募情報では、DRアグリゲーターなど外部と通信を行うための機器について、IoT機器のセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR制度)の★1(レベル1)を取得していることが確認できる設備であることを求めています。
機器の性能だけでなく、セキュリティの基準を満たしているかも要件に関わるということです。型式を決めてから★の取得状況を調べると、差し替えで見積をやり直すことになりかねません。なお、PCS合計出力100kW未満の業務産業用蓄電システムの補助(10月30日締切)の公募情報にも、IoT化関連機器の見積内訳書が用意されています。
※「セコサポ(denkisekkei.com)」は、当サイト「HARITAの設計室」と同一の運営者による姉妹サイトです。
点検の新技術を「比較表」で選ぶ。補強土壁の10技術を公表
新規
国土交通省は9月18日、「補強土壁の点検支援に関する技術」について技術比較表を公表しました。新技術活用システムのテーマ設定型(技術公募)として民間企業等から公募した10技術を、同一条件下での現場実証等の結果を踏まえて並べたものです。試験結果は新技術情報提供システム(NETIS)で公表されています。
電気設備そのものの話ではありませんが、公共工事で新技術を提案するときの「比べ方」の手本になります。橋梁・トンネルの点検支援技術の公募も10月15日まで続いています。
今週の期限は2つ。9月28日必着と、10月1日納品分からの価格改定
要注意
SIIの省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)3次公募は、9月28日17時必着・郵送のみの受付です。投函に使える営業日は、本日と明日の2日という計算になります。パナソニックEWネットワークス株式会社のネットワーク機器の価格改定は、10月1日以降の納品分からが対象と公表されています。

出典一覧
- 一般社団法人環境共創イニシアチブ「令和7年度補正 ディマンドリスポンスの拡大に向けたIoT化推進事業」事業トップ・公募情報 https://sii.or.jp/DRIoT07r/ (2026年9月24日閲覧)
- 一般社団法人環境共創イニシアチブ「令和7年度補正 業務産業用蓄電システム導入支援事業」公募情報(同日閲覧)
- 一般社団法人環境共創イニシアチブ「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」「令和8年度 ZEB実証事業」「系統用蓄電システム等導入支援事業」各公募ページ(同日閲覧)
- 国土交通省 報道発表資料「『補強土壁の点検支援に関する技術』について技術比較表を公表します」2026年9月18日(同日閲覧)
- 日本銀行「外国為替市況」2026年9月18日分(同日閲覧)
- JX金属株式会社ウェブサイト「銅建値」 https://www.jx-nmm.com/cuprice/ (JX金属ウェブサイトへのリンクです。同日閲覧)
- パナソニックEWネットワークス株式会社「ネットワーク機器価格改定について」2026年7月15日/河村電器産業株式会社 生産終了のお知らせ(2026年8月20日・8月28日)/中小企業庁・公正取引委員会 2026年9月2日
- 内閣府「国民の祝日について」/政府統計の総合窓口(e-Stat)「公表予定一覧」2026年9月分/国土交通省の各募集(同日閲覧。日付のみを抜粋し、営業日の数え方は当サイトによります)
ご注意
- 本記事は公表資料をもとにした情報提供であり、特定の有価証券の取得・売却を推奨するものではありません。本文中の企業名・団体名は、公表資料の発表主体または対象として記載したものです。
- 数値はいずれも公表時点の速報値です。訂正・改定が入る可能性があります。
- 為替・銅建値の水準やその変化について、将来の見通しを述べたものではありません。掲載しているのは本日値と直前1回分の比較のみで、他社サイトの履歴ページから遡って取得した系列ではありません。
- 補助金・公募について、申請の対象に当たるかどうかは申請者要件・設備要件により個別に判断されます。当サイトは申請手続きの代行・受任や個別の相談を行いません。必ず最新の公募要領と執行団体・所管官庁でご確認ください。
- 営業日・残り日数は、土日と国民の祝日・休日を休みとして当サイトが算出した目安です。個別の会社・運送事業者の営業日や到着日を保証するものではありません。
- 値上げ率・起算点・生産終了の条件は各社が公表した時点のものです。適用条件は取引先・契約により異なります。納期に関する記述は目安で、実際のリードタイムは型式・数量・時期で変わるため、必ずメーカー・商社に個別にご確認ください。
- グラレコ・図解・アイキャッチはすべて当サイトが作成した図であり、他社の図表・グラフ・製品画像は含んでいません。系列グラフ・指数・ヒートマップは、当サイト自身の日次記録が所定の日数に達するまで休止しています。
- 「本稿執筆時点で確認できた範囲では」と記した事項は、確認できなかっただけで存在しないことを意味するものではありません。個々の事業者の製品・サービスについて、当サイトは優劣の評価・推奨を示すものではありません。
次回配信:2026年9月25日(金)朝7時/金曜は今週の値動きまとめをお届けします。
30秒アンケートこの記事は役に立ちましたか?
タップするだけで完了します。あなたの声でこのサイトは育ちます。
ご回答ありがとうございます!
よければ、あと3つだけ教えてください(任意・答えなくてもOK)
ありがとうございました。いただいた声は記事の改善に使わせていただきます。


