サイズは配管で決まる
プルボックスのサイズってどうやって求めるの?
プルボックスの設置基準はあるの?

プルボックスは通過する配管サイズを基に求めよう!
設置基準は次の項目に注意して設置するようにしよう!
- 電線管の一区間が30mを超える部分
- 電線管の垂直区間が6mを超える部分
- 配管を分岐、接続、曲げる等でプルボックスが必要な箇所
今回の内容は指針であり設置基準の3項目目にあるように必要な個所を考慮して計画する必要があります。今回の内容と経験を基に設置を行うようにお願いします。
- プルボックスのサイズ選定に悩まれている方
- プルボックスの設置場所に悩まれている方
- プルボックスの設置場所
- プルボックスサイズの選定
- 📦 プルボックスサイズを自動で計算!【便利な計算ツール】
- クイックトピックス
- 📦 プルボックスとは?|配線工事に欠かせない中継ボックスの役割
- プルボックスはどんなときに使うの?
- プルボックスのサイズ計算方法
- 直線配管の場合
- プルボックスサイズの計算方法【電線・ケーブル別】
- プルボックス「取り付け面(A)」の計算方法とは?
- 🔧プルボックス計算式の違いを解説!
- 🔍実際の計算例
- 直角配管の場合のプルボックスの寸法A・Bの計算方法
- ケーブル直角配管時のプルボックス寸法の計算方法とは?
- ノーマルベンドとプルボックスサイズの関係
- 📦プルボックスの段数とは?
- 📝まとめ|段数の選び方と実務のリアル
- プルボックスの設置場所
- 【設置場所で選ぶ】プルボックスの仕様と材質の違いとは?
- 関連記事
- まとめ
📦 プルボックスサイズを自動で計算!【便利な計算ツール】
電気配線工事で不可欠な「プルボックス(引き込みボックス)」のサイズ選定、こんなお悩みありませんか?
-
📏 配管径や本数ごとに毎回手計算するのが面倒…
-
💻 設計ミスを防ぎたいけど、表や係数の確認が手間…
そんなときに便利なのがこの 「プルボックスサイズ自動計算書式」!
✅ 主な機能
🔹 配管径・本数を入力するだけで、自動的に必要なボックス寸法を算出
🔹 内線規程に基づいた計算式(最少寸法)に対応
🔹 曲がり数や貫通方向に応じた適切な係数処理も対応
🔹 施工図作成や積算資料としても活用可能
🧮 計算対応項目
-
電線管の種類(G管、VE管など)
-
配管径(φ16, φ22, φ28…)
-
配管本数
-
曲がり数(90°曲がりの回数)
-
出入り方向(直線・直交・多方向)
🔗 ツールで実際に計算してみよう!

クイックトピックス
- 電線管の一区間が30mを超える部分
- 電線管の垂直区間が6mを超える部分
- 配管を分岐、接続、曲げる等でプルボックスが必要な箇所
出典:(建築設備設計基準)より
寸法 | 電線を収納するプルボックスの寸法 | ケーブルを収納するプルボックスの寸法 | |
直線配管の場合 | 取り付け面(A)[㎜] | A=Σ(P+30)+(30×2) | A=Σ(P+30)+(30×2) |
長さ (B)[㎜] | B=Pm×6 | B=Pm×8 |
- A:プルボックスの幅[㎜]
- B:プルボックスの長さ[㎜]
- C:プルボックスの高さ[㎜]
- P:電線管の呼称
- Pm:最大電線管の呼称
地域 | SUS | Z35 | 塗装 | 鋼板 | 樹脂 |
重耐塩 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
耐塩 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
一般防水 | 〇 | 〇 |
📦 プルボックスとは?|配線工事に欠かせない中継ボックスの役割
プルボックス(Pull Box)は、**電線管(=電気の配線を通すためのパイプ)**の中を通る電線を安全かつ効率的に引き込むために設置される「箱型の器具」です。
プルボックスはどんなときに使うの?

プルボックスは、電線管やケーブル配線の中継・保護・作業性確保などに使われる重要な設備部材です。では実際に、どんな場面で使うのでしょうか?
ここでは3つの代表的な用途に分けてご紹介します。
📍1. 長い配管の途中に
電線管が長くなると、電線を引き通す際に抵抗が増し、施工が難しくなります。
そこで、配管の途中にプルボックスを設けることで中継点とし、配線の引き込み作業をスムーズにします。
🔄2. 曲がりが多い箇所に

配管に複数の曲がり(ベンド)があると、摩擦が増えて電線が通しづらくなります。
こうした場所では、プルボックスを挿入して作業の分割ポイントを設けることで、作業性が大幅に向上します。
🔌3. 配線の分岐・接続点に

プルボックスは、複数の配線を分岐させたり、接続したりするポイントでも活用されます。
内部に作業スペースを確保できるため、安全に施工できるうえ、後からの点検や保護にも最適です。

プルボックスのサイズ計算方法
✅ まずは記号の意味を正しく理解しよう
計算に入る前に、使用される記号の意味をしっかり把握しておくことが重要です。以下は、JIS規格や設計図面でも共通して使われる記号です。
記号 | 意味 |
---|---|
A | プルボックスの幅(mm) |
B | プルボックスの長さ(mm) |
C | プルボックスの深さ(mm) |
P | 各電線管の呼び径(mm) |
Pm | 最大電線管の呼び径(mm) |
Σ(シグマ) | 「合計」を示す記号 |
💡 なぜ記号を理解する必要があるの?
これらの記号は、プルボックスのサイズを正確に計算する際に欠かせない要素です。記号の意味を取り違えると、適切な寸法が得られず、施工時に問題が発生する可能性があります。
✍️ 次回は「実際の計算方法」をわかりやすく図解で紹介!
この記号の定義を理解したら、次は「曲がりの有無に応じたサイズ計算」や「端子台を入れる場合の寸法設定」など、実践的な内容を解説していきます。
直線配管の場合

プルボックスサイズの計算方法【電線・ケーブル別】
電線やケーブルを分岐・接続する際に必要な「プルボックス」。そのサイズは、配管の本数や太さによって異なります。以下に、直線配管の場合の計算方法をまとめました。
寸法 | 電線を収納するプルボックスの寸法 | ケーブルを収納するプルボックスの寸法 | |
直線配管の場合 | 取り付け面(A)[㎜] | A=Σ(P+30)+(30×2) | A=Σ(P+30)+(30×2) |
長さ (B)[㎜] | B=Pm×6 | B=Pm×8 |
- A:プルボックスの幅[㎜]
- B:プルボックスの長さ[㎜]
- C:プルボックスの高さ[㎜]
- P:電線管の呼称
- Pm:最大電線管の呼称
出典:建築設備設計基準より

- 電線管の呼称+30[㎜]を本数毎に見込むこと
- 両サイドに30[㎜]ずつ見込むこと
プルボックス「取り付け面(A)」の計算方法とは?
電線管をまとめるために使用されるプルボックス。中でも「取り付け面の幅(A寸法)」は、配線のしやすさと安全性を左右する重要な要素です。そこで今回は、取り付け面Aの具体的な算出方法と、その考え方の内訳について図解付きでわかりやすく解説します!
✅計算式
A = Σ(P + 30)+(30 × 2)
📌計算の内訳はこの2つ!
-
各電線管の占有スペース
各電線管の呼び径(P)に、ロックナット等の取り付け余白として30mmを加えた値を、全ての管分合計します。
→ これが「Σ(P + 30)」の部分です。 -
両サイドの余白
最後に、プルボックスの左右端それぞれに30mmずつの作業スペースを確保します。
→ つまり「30mm × 2」で60mmを追加。
🔧プルボックス計算式の違いを解説!
~なぜ「長さ(B)」の計算式だけが変わるのか?~
プルボックスを選定する際、寸法の計算で迷ったことはありませんか?
実は、幅(A)の計算式は「電線」でも「ケーブル」でも共通なんです。
しかし、長さ(B)だけは収納するものによって計算式が異なります!
その違いをしっかり理解しておくことが、正しい選定には欠かせません。
📦【ケース①】電線を収納する場合
🔸計算式:
B = Pm × 6
ここでの「Pm」とは、電線の最大直径(外径)を指します。
6倍することで、曲げ半径や施工スペースを十分に確保できます。
📦【ケース②】ケーブルを収納する場合
🔸計算式:
B = Pm × 8
ケーブルは電線よりも外径が太く、曲げにくいため、より広い長さが必要になります。
そのため計算係数も「8倍」となっています。


🔍実際の計算例
例えば、呼び径25の電線管を3本使用する場合、
-
Σ(P + 30)=(25 + 30)× 3本 = 55 × 3 = 165mm
-
両サイドの余白:30mm × 2 = 60mm
-
合計:165 + 60 = 225mm
このようにして、A寸法(取り付け面の幅)は225mm以上必要という目安になります。
直角配管の場合のプルボックスの寸法A・Bの計算方法
直角に電線管を引き込む場合、**プルボックスの取り付け面(A寸法)と長さ(B寸法)**には、より広いスペースが必要です。
これは、ケーブルの曲げ半径や作業性を確保するためです。
今回は、そんな直角配管の際に使えるA・B寸法の共通計算式と、守るべき制約条件について詳しく解説します
電線の場合の計算方法
✅A寸法・B寸法 共通の計算式
A および B = Σ(P+30)+ 30 + 3Pₘ
🛠計算式の内訳を解説
項目 | 内容 |
---|---|
Σ(P+30) | すべての電線管の呼び径Pに、ロックナット等の余白30mmを足した値の合計。 |
+30 | 追加クリアランスとして、作業スペースを確保するための30mm。 |
+3Pₘ | 最大の呼び径(Pₘ)×3。ケーブルの安全な曲げ半径を確保するためのスペース。 |
📐重要な設計条件
❗AおよびBは200mm以上でなければならない
-
計算値が200mm未満だったとしても、最小寸法は200mm以上が規定です。
-
幅と長さともに200mm未満にはできませんので、設計の際は注意しましょう。
✅直角配管時のポイント(電線の場合)
-
3Pₘの確保が直角配管ならではの追加条件
-
計算結果に関わらず、最小寸法は200mm以上
-
プルボックスのA・B寸法は同じ値で設計するのが一般的
プルボックスサイズの計算方法
寸法 | 電線を収納するプルボックスの寸法 | |
直角配管の場合 | 取り付け面(A)及び(B)[㎜] | (A)及び(B)=Σ(P+30)+30+3Pmただし、A及びB≧200 |
- A:プルボックスの幅[㎜]
- B:プルボックスの長さ[㎜]
- C:プルボックスの高さ[㎜]
- P:電線管の呼称
- Pm:最大電線管の呼称
出典:建築設備設計基準より
ケーブル直角配管時のプルボックス寸法の計算方法とは?
ケーブルをプルボックスに通すとき、直角に配管する場合は特に注意が必要です。
電線よりも曲げ半径が大きくなるケーブルに対応するため、より広いボックス寸法が必要になります。
この記事では、ケーブル直角配管時のA・B寸法の算出方法を、図とともにわかりやすく解説します!
✅A・B寸法の共通計算式(ケーブル直角配管)
A & B = Σ(P+30)+ 30 + 8Pₘ
🧮 計算式の内訳
項目 | 解説 |
---|---|
Σ(P+30) | 電線管の呼び径Pに30mmの余白を加え、すべての電線管について合計します。 |
+30 | 作業スペース確保のための追加余白。 |
+8Pₘ | 最も太い電線管(Pₘ)の8倍の長さを加えて、ケーブルの曲げ半径を安全に確保します。 |
✅設計のポイント
-
ケーブル配管では8Pₘの曲げスペースを忘れずに!
-
ボックスの幅・長さは同一寸法が基本
-
計算値が200mm未満になることはほぼありませんが、最小寸法の条件も意識しておきましょう
ノーマルベンドとプルボックスサイズの関係

ケーブルを安全に通線するためには、「曲げ半径」の確保がとても重要です。
特に直角に配管する場合、無理な曲げやスペース不足は断線や施工不良の原因になります。
そこで今回は、簡易的にサイズを選定するためのノーマルベンドとプルボックスのサイズの関係について、考え方を紹介します!
✅基本コンセプト:H寸法を基準に考える
🔹1. ノーマルベンドとは?
ノーマルベンドとは、JIS規格で定められた安全な曲げ半径を持つL字型の曲がり部品のこと。
その高さ(エ)の寸法は「H寸法」と呼ばれ、ケーブルが無理なく通る最小限の曲げ半径を確保したサイズです。
🔹2. プルボックスの寸法は「H寸法以上」に!
ノーマルベンドの「H寸法」と同等以上の内寸を持つプルボックスを使用することで、
ケーブルの曲げ半径(例:6R)を確実に確保できます。
図のように、**ボックスの幅・高さともに「H以上」**を基準に設計するのがポイントです。
配管の曲がりイメージ
プルボックスに対する収まりのイメージ
直角配管のポイント
- 電線管の呼称+30[㎜]を本数毎に見込むこと
- 両サイドに30[㎜]ずつ見込むこと
- ケーブルの曲がりを考慮して見込むこと
📦プルボックスの段数とは?
~1段・2段・3段の違いと、実際に使われる段数は?~
プルボックスには「1段・2段・3段」などの段数バリエーションがあります。
段数が増えるほど、配管を整理・分割しやすくなる構造ですが……
実は、**実際の現場で使用されるのは“ほとんど1段タイプ”**なんです。
では、各段数の特徴と、なぜ1段が多く使われるのかを詳しく見ていきましょう!
✅【1段】もっとも一般的なタイプ
🔸特徴:
主に1系統の配管を収めるシンプルな形状。
コスト・施工性に優れ、現場で最も多く採用されます。
🔸実務ポイント:
-
現場では配管ルートが整理済みであり、分ける必要が少ない
-
高さを抑えられるため、スペース効率が良い
🟨【2段】整理目的で使うケースも
🔸特徴:
複数の配管を上下に分けて収納でき、整理性に優れています。
🔸使用例:
-
制御系と電源系を上下で分けたいとき
-
高さに余裕がある場所に限定される
🟥【3段】実際の採用はごく稀
🔸特徴:
大量の配管を3層で整理できるタイプ。
🔸ただし…
-
高さが必要で、設置環境を選ぶ
-
実際の施工ではコスト・スペース・施工性の面から採用されにくい
📝まとめ|段数の選び方と実務のリアル
段数 | 特徴 | 実務での使用頻度 |
---|---|---|
1段 | シンプル・省スペース | ⭐⭐⭐⭐(非常に多い) |
2段 | 整理しやすい | ⭐(まれ) |
3段 | 大量配線に対応 | ☆(ほとんど使わない) |
配管サイズ毎に必要なプルボックスの高さ
電線管の呼称 | 1段配列の高さ[㎜] | 2段配列の高さ[㎜] | 3段配列の高さ[㎜] | |
厚鋼電線管 | ねじなし電線管 | |||
16 | E19 | 100(80)* | 200 | 300 |
22 | E25 | 100(80)* | 200 | 300 |
28 | E31 | 100 | 200 | 300 |
36 | E39 | 200 | 300 | 400 |
42 | E51 | 200 | 300 | 400 |
54 | E63 | 200 | 400 | 500 |
70 | E75 | 200 | 400 | 500 |
82 | ー | 300 | 400 | 600 |
注*()内の数値は、埋込形のボックス高さとする。
出典:建築設備設計基準より
プルボックスの設置場所
【設置場所で選ぶ】プルボックスの仕様と材質の違いとは?
プルボックスには「鋼板製」「ステンレス製」「合成樹脂製」など、さまざまな材質があります。
では、どんな場面でどれを選べば良いのでしょうか?
今回は、屋内・屋外・湿気の多い場所など、設置場所ごとの仕様選定のポイントを解説します!
🏗️設置場所別|プルボックスの仕様一覧
設置場所 | 鋼板製(錆止めC) | 鋼板製(塗装) | SUS製(Z35) | 合成樹脂製 |
---|---|---|---|---|
一般屋内(隠ぺい) | 〇 | ― | ― | 〇 |
一般屋内(露出) | ― | 〇 | ― | ― |
湿気・水気の多い屋内 | ― | △ ※1 | 〇 | 〇 |
一般屋外 | ― | △ ※1 | 〇 ※2 | △ ※3 |
特殊な屋外(海岸・腐食性ガス) | ― | △ ※1 | 〇 ※2 | △ ※3 |
🔍補足ポイント
-
鋼板製(錆止め):主に隠ぺい配管用。コストを抑えつつ必要最小限の仕様。
-
鋼板製(塗装):室内露出箇所に最適。防錆処理に注意。
-
ステンレス(SUS):耐腐食性が高く、湿気の多い場所や屋外にも対応。特に海沿いや腐食性ガスのある環境では必須。
-
合成樹脂製:軽量・施工性が良く、水回りや湿気の多い室内にも使用可能。ただし屋外では周囲温度の影響に注意が必要。
プルボックスの仕様:設置環境による選定
![]() |
屋 内 | 鋼板製・樹脂製 |
![]() |
屋 外 | 鋼板製・樹脂製 |
- 屋内、屋外の設置場所に対する仕様の区分はありません
- 樹脂製の場合、周囲の気温により変形や損傷の恐れがあるため高温地帯の場合、鋼板製を選定する
プルボックスの仕様:塩害レベルによる選定
地域 | SUS | Z35 | 塗装 | 鋼板 | 樹脂 |
重耐塩 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
耐塩 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
一般防水 | 〇 | 〇 |
- 樹脂の場合、塩害による錆などの劣化がない
- 鋼板製の場合、塩害地区に応じ対策を講じる必要がある
- 塗装→Z35→SUSの順にコストが上がるため費用と対策のバランスを考慮する
プルボックスの仕様:強度による選定(参考)
![]() |
衝撃の可能性あり(駐車場など) | 鋼板製 |
![]() |
衝撃の可能性なし | 鋼板製、樹脂製 |
要望や使用環境により衝撃による損傷の可能性がある場合耐久性の高い鋼板製を選定する
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まとめ
プルボックスの設置場所
- 電線管の一区間が30mを超える部分
- 電線管の垂直区間が6mを超える部分
- 配管を分岐、接続、曲げる等でプルボックスが必要な箇所
設置場所別のプルボックスの仕様
施設場所 | 鋼板製 | ステンレス鋼板製(SUS) | 合成樹脂製 | |||
錆止め(C) | 塗装 | 溶融亜鉛めっき(Z35) | ||||
一般屋内 | 隠ぺい場所 | 〇 | ー | ー | ー | 〇 |
露出場所 | ー | 〇 | ー | ー | ー | |
湿気・水気の多い場所 | ー | △※1 | 〇 | 〇 | 〇 | |
一般屋外 | ー | △※1 | 〇※2 | 〇※2 | △※3 | |
特殊な屋外 | ー | △※1 | 〇※2 | 〇※2 | △※3 |
プルボックスサイズの計算方法
- 直線配管の場合
寸法 | 電線を収納するプルボックスの寸法 | ケーブルを収納するプルボックスの寸法 | |
直線配管の場合 | 取り付け面(A)[㎜] | A=Σ(P+30)+(30+2) | A=Σ(P+30)+(30+2) |
長さ (B)[㎜] | B=Pm×6 | B=Pm×8 |
- 直角配管の場合
寸法 | 電線を収納するプルボックスの寸法 | ケーブルを収納するプルボックスの寸法 | |
直角配管の場合 | 取り付け面(A)及び(B)[㎜] | (A)及び(B)=Σ(P+30)+30+3Pmただし、A及びB≧200 | (A)及び(B)=Σ(P+30)+30+8Pm |
- 高さの決め方
電線管の呼称 | 1段配列の高さ[㎜] | 2段配列の高さ[㎜] | 3段配列の高さ[㎜] | |
厚鋼電線管 | ねじなし電線管 | |||
16 | E19 | 100(80)* | 200 | 300 |
22 | E25 | 100(80)* | 200 | 300 |
28 | E31 | 100 | 200 | 300 |
36 | E39 | 200 | 300 | 400 |
42 | E51 | 200 | 300 | 400 |
54 | E63 | 200 | 400 | 500 |
70 | E75 | 200 | 400 | 500 |
82 | ー | 300 | 400 | 600 |