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kW、kV、kVA。先頭のkだけが小文字で、あとは全部大文字です。手書きの図面やメールでは「KW」「KVA」もよく見かけますし、それで意味が通じなかったことは一度もありません。では、あの小文字のkは誰が決めたのか。今回はそこを追いかけます。

結論

kが小文字であることは、計量法にもとづく省令にはっきり書いてあります。ところが、なぜキロまでが小文字なのかという理由は、国際文書にも決議にも書かれていません

  • V・A・Wが大文字なのは「人名に由来する記号だから」。1948年の国際決議に明記
  • kが小文字であることは国際文書に明記。ただし理由の説明はない
  • 「KW」と書いても計量法違反ではない。罰則があるのは単位であって記号ではない
  • 電気設備技術基準の解釈の全文には、KW・KVAが1件も出てこない
この記事でわかること
気になるものを選べば、その項目へ飛べます。全部を読まなくても、必要なところだけで解決します。
SI接頭語の大文字と小文字の区分。100万倍以上は大文字、デカ・ヘクト・キロは例外的に小文字、1未満はすべて小文字
接頭語の大小文字は、キロとメガのあいだで切り替わります。デカ・ヘクト・キロの3つだけが例外です。

前回は「記号なら規格に意味が書いてあるはずだ」と思って調べ、半分しか当たりませんでした。今回も同じ構図になりました。規則そのものは、驚くほどきちんと文書化されています。そのうえで、理由だけがすっぽり抜けています。

ペン太
KVAって書いてある図面、けっこう見ますよね。あれって直してもらうべきですか。
ハリタハリタ
省令が定めた書き方から外れてはいます。でも、罰則があるわけではないんです。
ペン太
じゃあ、そもそもなんでkだけ小文字なんですか。Mは大文字なのに。
ハリタハリタ
そこなんです。「kまでが小文字」とは書いてあるのに、なぜかは書いてありませんでした。

決めているのは計量法ではなく、その下の省令

まず、どこに書いてあるのかから。ここが意外と知られていません。

計量法の本体には、記号の書き方が載っていません。第七条は、こう書いて終わっています。

💡 計量法 第七条(記号)

「計量単位の記号であつて、計量単位の記号による表記において標準となるべきものは、経済産業省令で定める。」

つまり法律は「省令に任せる」とだけ言っています。そしてその省令が計量単位規則です。

紛らわしいのですが、計量単位令(政令)にも記号は載っていません。政令の別表は「物象の状態の量/計量単位/定義」の三段構成で、単位の名前はカタカナ、記号の欄そのものがないのです。

記号を定めているのは、その下の計量単位規則(平成4年通商産業省令第80号)。別表第二に単位の記号が、別表第三に接頭語の記号が並んでいます。

階層 名称 記号の記載
法律 計量法 なし(第七条で省令に委任)
政令 計量単位令 なし(単位名と定義のみ)
省令 計量単位規則 あり(別表第二・第三)
「計量法で決まっている」という言い方は正確ではありません。実際に記号を並べているのは、二段下の省令です。

その別表第三を見ると、こうなっています。

接頭語 記号 接頭語 記号
テラ T デシ d
ギガ G センチ c
メガ M ミリ m
キロ k マイクロ μ
ヘクト h ナノ n
デカ da ピコ p
抜粋です。実際の別表第三には、上はクエタ(Q)から下はクエクト(q)まで24個が並びます。キロは、はっきり小文字のkです。

そして同じ規則の第二条には、単位の記号の直前に接頭語の記号を付けると書かれています。kW、kV、kVAという書き方は、この組み合わせで出来上がっているわけです。

ここまでのポイント
  • 計量法本体にも計量単位令にも、記号は載っていない
  • 記号を定めているのは省令である計量単位規則の別表第二・第三
  • 別表第三でキロは小文字のk、メガは大文字のMと定められている


大文字と小文字の境目は、キロとメガの間にある

では、その大小文字の使い分けに規則性はあるのか。あります。しかも一文で書けます。

kVAの分解図。kは接頭語で小文字、Vはボルタ、Aはアンペールという人名に由来するため大文字
kは接頭語の規則で小文字、VとAは人名由来の規則で大文字。ひとつの表記に二つの規則が同居しています。

国際度量衡局が出しているSI文書(いわゆるSIブローシャ)の第3章に、こうあります。

💡 SI文書 第3章の規定

da(デカ)・h(ヘクト)・k(キロ)を除いて、倍量を表す接頭語の記号はすべて大文字。

分量を表す接頭語の記号は、すべて小文字。

さらに、接頭語の「名称」(つづり)は文頭を除いてすべて小文字で書く、とも定められています。

整理すると、こうなります。

区分 記号 大小
106以上(メガ以上) M・G・T・P・E・Z・Y・R・Q 大文字
101〜103(デカ・ヘクト・キロ) da・h・k 小文字(例外)
10-1以下(デシ以下) d・c・m・μ・n・p… 小文字
境目は、キロとメガのあいだにあります。1,000倍までは小文字、1,000,000倍からは大文字という線です。

実務に落とすと、こうなります。kWのkは小文字、MWのMは大文字。同じ電力の単位で、桁が三つ上がっただけで大小が変わります。ここを揃えようとして「KW」と書いてしまう気持ちは、正直よく分かります。

ここまでのポイント
  • デカ・ヘクト・キロだけが例外で小文字、それ以上の倍量は大文字
  • 分量(デシ以下)はすべて小文字
  • 境目はキロとメガのあいだ。kWは小文字、MWは大文字

V・A・Wが大文字なのは、人の名前だから

接頭語の話をいったん置いて、後ろ側を見ます。なぜVもAもWも大文字なのか。こちらには、はっきりした答えがありました。

しかも、SIが出来上がるより前に決まっています。1948年の国際度量衡総会(第9回)の決議7です。単位記号と数字の書き方を定めた、この分野の出発点にあたる決議です。

💡 1948年 第9回国際度量衡総会 決議7

単位の記号は立体(ローマン体)で、原則として小文字。ただし記号が固有名詞に由来する場合は大文字を用いる。

この決議には実例の表まで付いていて、そこにアンペア=A、ボルト=V、ワット=W、ヘルツ=Hzが大文字で、メートル=m、秒=s、グラム=gが小文字で並んでいます。

現行のSI文書にも、同じ規定が引き継がれています。人名由来なら最初の一文字を大文字にする。これだけです。

記号 単位 由来 大小
V ボルト ボルタ(人名) 大文字
A アンペア アンペール(人名) 大文字
W ワット ワット(人名) 大文字
Hz ヘルツ ヘルツ(人名) 大文字
Ω オーム オーム(人名) 大文字
m メートル 人名ではない 小文字
s 人名ではない 小文字
電気の単位が軒並み大文字なのは、電磁気の単位が人名から名付けられたものばかりだからです。

ここでひとつ、正確を期しておきます。「Vはボルタに由来する」とSI文書が書いているわけではありません。SI文書は「人名由来なら大文字」という規則と、記号が大文字であるという事実を示すだけで、誰の名前かは書いていないのです。人名の対応づけは、米国の計量標準機関などの資料から確認できます。

もうひとつ、面白いのは単位の「名称」は小文字で書くという規則です。記号はVでも、英語で書くときは volt。日本語では気になりませんが、英文の仕様書を書くときには効いてきます。

ここまでのポイント
  • 人名由来の記号は大文字、という規則は1948年の国際決議に由来する
  • V・A・W・Hz・Ωはすべて人名由来なので大文字
  • ただしSI文書は「誰の名前か」までは書いていない
  • 記号は大文字でも、単位の名称(volt など)は小文字で書く


では、なぜキロまでが小文字なのか

ここまでで、二つの規則が出そろいました。接頭語は、キロまでが小文字。単位記号は、人名由来なら大文字。どちらもきちんと文書化されています。

そこで当然、次の疑問が出てきます。なぜ、その境目がキロとメガのあいだなのか。

ここを調べて、思わぬことになりました。

⚠️ 理由が、どこにも書かれていない

SI文書は「da・h・kを除いて大文字」と述べるだけで、なぜ除くのかを一言も説明していません。第8版でも第9版でも同じです。米国の計量標準機関の手引きも、規則を書くだけで理由には触れていません。

それなら決議までさかのぼればいい、と考えました。接頭語を採択した国際度量衡総会の決議を、順に当たってみます。

決議 採択された接頭語 大小文字の説明
1960年 第11回 決議12 T・G・M・k・h・da ほか(SI成立時) なし(表のみ)
1964年 第12回 決議8 フェムト・アト なし
1975年 第15回 決議10 ペタ・エクサ なし
1991年 第19回 決議4 ゼタ・ゼプト・ヨタ・ヨクト なし(※)
2022年 第27回 決議3 ロナ・ロント・クエタ・クエクト なし
SIが成立した1960年の決議12は、倍率と名称と記号の表を示すだけです。なぜTが大文字でkが小文字なのかは、一言も書かれていません。

(※)1991年の決議には、めずらしく理由の注記があります。ただしそれは「どの文字を選ぶか」の理由で、大文字か小文字かの話ではありません。ゼタのzは、sが重なるのを避けて置き換えたもの。ヨクトのyは、数字の0との混同を避けたもの。文字選びの苦労は書き残されているのに、大小の使い分けについては沈黙しています。

📖 ここからは推し量り

規則は明文化されているのに、その理由を書いた一次資料には行き着けませんでした。ここから先は筋の通った読み方の話です。

よく言われる説明は、二つあります。ひとつは「小文字を使い切ったから、メガ以降は大文字にした」。もうひとつは「ミリ(m)と区別するために、メガをMにした」。どちらも聞いたことがあると思います。

ところが、この二つとも出所が見つかりませんでした。前者については、そもそも1960年の時点で小文字のアルファベットはたっぷり空いていたはずで、説明としても苦しいところがあります。後者は個人の解説記事に見かけますが、典拠は示されていませんでした。

ただ、結果として区別がついているのは事実です。m(ミリ)とM(メガ)、n(ナノ)とN(ニュートン)、k(キロ)とK(ケルビン)。もし全部を同じ大小にしていたら、確実にぶつかっていました。その衝突を避けた結果が現在の姿だ、というのはかなり自然な読み方です。ただし「そう決めた理由がそれだった」と書いた文書は、見つかっていません。効果と、意図は別のものです。

もうひとつ、この連載らしい発見がありました。SI文書は「なぜ」をほとんど書かない文書なのですが、例外的に理由を明記している箇所が二つあります。ひとつは摂氏温度の℃が大文字である理由——「セルシウスは人の名前だから」。もうひとつは、リットルの記号にLとlの両方が認められている理由——「数字の1と紛らわしいから」です。

本則には理由がなく、例外にだけ理由が書いてある。そういう構造になっています。国際度量衡総会の決議は「何を決めたか」を記す文書であって、「なぜそうしたか」を記す文書ではない——ここまで来ると、そう考えるほかありません。

最後の望みは、1966年に発表された接頭語の歴史に関する論文と、1958年の国際度量衡委員会の勧告です。どちらも現物にたどり着けませんでした。紙の資料まで当たれば、決着するかもしれません。

ここまでのポイント
  • SI文書も各決議も、大小文字の境目の理由を説明していない
  • 「小文字を使い切った」「ミリと区別するため」という説明は出所不明
  • 結果としてm/M、n/N、k/Kの衝突が避けられているのは事実
  • SI文書が理由を書いているのは、℃とリットルという例外だけ


kVAの「VA」は、そもそもSIの単位ではない

ここで、電気の世界ならではの話をひとつ。kVAのVAは、実はSI単位ではありません。

SIの体系では、皮相電力も有効電力も、次元としては同じです。どちらもワットで表せてしまいます。それでは区別がつかないので、用途ごとに別の呼び名が用意されました。

単位 記号 大小
有効電力 ワット W 大文字(人名由来)
皮相電力 ボルトアンペア VA 大文字+大文字
無効電力 バール var すべて小文字
無効電力のバールだけが全部小文字です。人名に由来しないうえ、SI単位でもないためです。

この三つは、日本ではいずれも法定計量単位です。計量法の別表第二に、皮相電力=ボルトアンペア、無効電力=バールとして載っています。SIにはないけれど日本の法令が認めている単位、という位置づけです。

JIS Z 8000-1にも、この事情が一行で書かれています。無効電力に対するバール(var)のように、特別な目的のための単位が国際機関によって採用されている——という趣旨です。そして1var=1V・Aとも併記されています。数値としては同じものだ、ということです。

💡 kvarは、全部小文字で正しい

進相コンデンサの容量でおなじみのkvar。kは接頭語だから小文字、varは人名由来ではないので小文字。結果として全部が小文字になります。

電気設備技術基準の解釈の本文でも、「500kvarを超え15,000kvar未満」のように全部小文字で書かれています。「kVar」「KVAR」といった書き方は、実務でよく見かけますが規則からは外れます。

ついでに、実務でよく話題になるなぜ変圧器はkVAなのかにも触れておきます。JIS C 4304は、変圧器の定格容量について「単位は、キロボルトアンペア(kVA)である」と明記しています。ただし、なぜkVAなのかという理由は書かれていません。

一般には「変圧器の発熱は負荷の力率に関係しないから」「メーカーは、つながれる負荷の力率を知りようがないから」と説明されます。工学的には筋が通っていますが、規格がそう書いているわけではないという点は、前回のケーブル記号とまったく同じ構図です。

ここまでのポイント
  • VAもvarもSI単位ではないが、日本では法定計量単位
  • varは人名由来でないため、記号はすべて小文字。kvarも全部小文字
  • 変圧器の定格容量がkVAであることは規格に明記されている
  • ただし「なぜkVAなのか」の理由は、規格には書かれていない


現場では、どこまで気にすればいいか

正しい表記と誤った表記の対比表。kW・kVA・kvar・kgが正しく、KW・KVA・kVar・Kgが誤り
大小文字だけの違いですが、公的な文書はすべて小文字のkで統一されています。

最後に、実務としての落としどころを整理します。

まず「KWと書いたら計量法違反か」という点。ここははっきりしています。違反ではありません。

⚠️ 罰則があるのは「単位」であって「記号」ではない

計量法の罰則規定が対象にしているのは、取引・証明に法定計量単位以外を使うことです。たとえば取引で「貫」や「尺」を使えば対象になります。

一方、記号を定めた第七条は「標準となるべきもの」という書き方で、そもそも禁止規定ではありません。罰則も付いていません。

とはいえ、公的な文書は例外なく小文字のkで書かれています。電気設備技術基準の解釈の全文を機械的に数えてみたところ、こうなりました。

表記 出現回数 誤った表記 出現回数
kV 64 KV 0
kW 35 KW 0
kVA 22 KVA 0
kvar 3 kVar・KVAR 0
239ページの全文を対象にした集計です。大文字のKで始まる表記は一件もありませんでした。

ここまで徹底しているなら守っておこう、というのが素直な結論だと思います。提出図書や計算書では小文字のkに揃える。現場の走り書きまで直す必要はありません。

面白いのは、もうひとつのルールのほうは揃っていないことです。数値と単位のあいだの空白です。

資料 書き方
JIS Z 8000-1 数値と単位記号の間にスペースをあける、と規定
JIS C 4304(変圧器) 6 kV10 kVA(あける)
電気設備技術基準の解釈 500kW10,000kVA(あけない)
大小文字は全員一致しているのに、空白の有無だけは行政文書とJISで割れています。

つまり大小文字は守るべきルール、空白はどちらの流儀もあると考えておけば、実務としては十分です。

ちなみに、間違えやすい書き方をもう一つ。キログラムのkgは、kもgも小文字です。「Kg」は接頭語の規則にも単位記号の規則にも反します。しかもkgは接頭語を含んだまま基本単位になっている唯一の単位で、そのため接頭語を重ねられません。1,000kgはMkgではなく、トン(=Mg)と書きます。

今回も、規則そのものは驚くほどきちんと文書化されていました。それでも「なぜ」だけは、やはり出てきませんでした。毎日書いているkの一文字に、決めた理由が残っていない——この連載では、すっかり見慣れた結末です。

ここまでのポイント
  • 「KW」と書いても計量法違反ではない。記号の条文に罰則はない
  • ただし電技解釈の全文には大文字のKで始まる表記が一件もない
  • 数値と単位の空白は、JISと行政文書で流儀が割れている
  • kgはkもgも小文字。接頭語を重ねられない唯一の単位でもある

よくある質問

kVAのkはなぜ小文字なのですか?

計量法にもとづく省令である計量単位規則の別表第三で、キロの記号が小文字のkと定められているためです。国際的にも、SI文書の第3章に「デカ・ヘクト・キロを除いて、倍量を表す接頭語の記号はすべて大文字」と規定されています。ただし、なぜキロまでが小文字なのかという理由は、SI文書にも国際度量衡総会の決議にも書かれていません。

V・A・Wが大文字なのはなぜですか?

人名に由来する記号だからです。1948年の第9回国際度量衡総会の決議7で「単位の記号は原則として小文字、ただし固有名詞に由来する場合は大文字」と定められ、現在のSI文書にも同じ規定が引き継がれています。ボルト・アンペア・ワット・ヘルツ・オームは、いずれも人名から名付けられた単位です。

「KVA」と書くと計量法違反になりますか?

なりません。計量法の罰則は、取引や証明に法定計量単位以外の単位を使った場合を対象にしています。記号について定めた第七条は「標準となるべきもの」という書き方で、禁止規定ではなく罰則もありません。ただし電気設備技術基準の解釈の全文には、大文字のKで始まる表記が一件もありません。提出図書では小文字に揃えるのが無難です。

kvarはどう書くのが正しいですか?

すべて小文字でkvarです。kは接頭語なので小文字、varは人名に由来しないため小文字になります。電気設備技術基準の解釈でも「500kvarを超え15,000kvar未満」のように全部小文字で書かれています。「kVar」「KVAR」は規則から外れた書き方です。

VAやvarはSI単位ですか?

SI単位ではありません。SIの体系では皮相電力も有効電力も次元が同じで、どちらもワットになってしまいます。区別のために国際電気標準会議などが用途別の呼び名を採用したもので、JIS Z 8000-1にも「1var=1V・A」と併記されています。ただし日本では計量法の別表第二に載っており、法定計量単位として扱われています。

なぜ変圧器の容量はkVAなのですか?

JIS C 4304は「定格容量の単位は、キロボルトアンペア(kVA)である」と定めていますが、その理由は書かれていません。一般には「変圧器の発熱は負荷の力率に左右されないため」「メーカーは接続される負荷の力率を知りようがないため」と説明されます。工学的には筋の通った説明ですが、規格の記載ではないという点は区別しておくべきです。

数値と単位のあいだに空白は必要ですか?

JIS Z 8000-1は、数値と単位記号の間にスペースをあけると規定しています。実際にJIS C 4304は「6 kV」「10 kVA」と書いています。一方、電気設備技術基準の解釈は「500kW」「10,000kVA」と空白なしで統一されています。大小文字は全員一致していますが、空白の有無だけは流儀が割れているのが現状です。

ハリタ

この記事を書いた人:ハリタ

電気設備設計の実務者。内線規程電気工事士資格・住宅の電気設備を「設計者の視点」で解説しています。プロフィール詳細

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HARITA
電気設備の設計に携わる技術者です。内線規程や電気設備技術基準の解釈などの一次資料をもとに、設計・施工者向けの技術解説と、専門知識のない方に向けた「住まいの電気」の解説を書いています。