結論

候補問題No.1は基本的な単線図→複線図の変換が身につく入門問題です。描き方は①接地側(白)→②非接地側(黒)→③スイッチと負荷→④結線確定の4ステップ。この順番を守れば、どの候補問題でも迷いません。まずはNo.1で「型」を体に入れましょう。

  • No.1は複線図の基本を固める問題
  • 描く順番は白→黒→スイッチ→結線の4ステップ
  • 1問2〜3分で描けるまで反復

技能試験の候補問題No.1を題材に、複線図の描き方を手順化して解説します。※各年の公表問題(配線図)は電気技術者試験センターの公式資料で必ず確認してください。ここでは一般的なNo.1相当の考え方を扱います。

💬 はりた&ペン太(まずは疑問から)

🐧 見習いペン太
「No.1って一番やさしいって聞くけど、複線図はやっぱり不安です…」

🦔 はりた
「大丈夫。No.1は「型」を覚えるのに最適なんだ。手順どおりに描けば必ずできる。一緒にやってみよう」

複線図を描く4ステップ(No.1で練習)

手順やること
① 接地側(白)電源の白線を、すべての負荷(照明・コンセント)へつなぐ
② 非接地側(黒)電源の黒線を、コンセントとスイッチへつなぐ
③ スイッチ→負荷各スイッチから対応する負荷(照明)へつなぐ
④ 結線確定接続点のリングスリーブ/差込コネクタを確定
出典:HARITAの設計室。No.1に限らず全13問で共通の手順です。

💡 ここがポイント

迷ったら「白を全部→黒→スイッチと負荷」の順に戻る。No.1でこの型を固めると、No.2以降がぐっと楽になります。

No.1でつまずきやすいポイント

接地側(白)をスイッチにつないでしまうミスが典型です。スイッチには非接地側(黒)を入れ、スイッチから負荷へ配線します。また、リングスリーブの大きさ・刻印の選択は、接続する電線の本数と太さで決まります。複線図に「圧着マーク」を書き込む習慣をつけると本番で迷いません。

💬 はりた&ペン太(というわけで、解決!)

🐧 見習いペン太
「手順どおりなら描けました!スイッチは黒、なんですね」

🦔 はりた
「その通り。あとは本番前に必ず複線図を描いてから結線する。これで欠陥(ミス)をぐっと減らせるよ」

よくある質問

候補問題No.1は毎年同じですか?

番号や内容は年度ごとに公表されます。必ずその年の公式発表を確認してください。考え方(4ステップ)は共通です。

複線図は本番で描く必要がありますか?

必須ではありませんが、描いてから結線したほうが欠陥を防げます。数分で描けるよう練習しましょう。

ハリタ

この記事を書いた人:ハリタ

電気設備設計の実務者。内線規程・電気工事士資格・住宅の電気設備を「設計者の視点」で解説しています。プロフィール詳細