階段は平均照度だけ見ていると、上の段の陰になった段や踊り場の隅が暗い、ということが起こります。光束法は部屋全体の平均を出す計算なので、段ごとの明るさや段鼻が見えるかは分かりません。このツールは階段の寸法と器具の配置を入れると、段ごとの踏面照度を逐点法で計算し、目標に足りない段を平面図・断面・表で示して、A4照度計算書まで出せます。
こんな人に向いています
自分の仕事に当てはまるか、まずここから。
このツールでできること
画面にある機能を、できることの順に。
使い方の流れ
手順は 5 つ。実際のボタン名・入力欄の名前で書いています。
- 1階段の寸法を入れる「1 階段の形」で形式を選び、階段の幅・踏面・蹴上・段数(第1走路・第2走路)・中間踊り場の奥行・天井高(段の面から)をmで入れます。
- 2目標照度を決める「2 目標照度と保守率」で用途を選ぶと目標照度(踏面・最小)が入ります。保守率と判定方法を確認します。
- 3器具を選んで置く「3 器具」で器具の種類・器具光束・配光・消費電力・取付(天井・左の壁・右の壁)・取付高さを設定し、平面図をクリックして置きます。
- 4不足の段を直す「段ごとの表」で高さ・中央・段鼻・最小・最大・判定を見て、器具をドラッグで動かす・増やす、または「自動配置の提案」の候補を適用します。
- 5計算書を出す「5 書き出す」で案件名・階段名(例:〇〇ビル 北階段 1〜2F)を入れ、「A4 照度計算書を印刷/PDF」。「この条件を保存」で条件を残せます。
こんな場面で効きます
場面 → 操作 → 手に入るもの。
コツ・注意点
使う前に知っておくと迷わないこと。
よくある質問
- 折返し階段の中央の壁は考慮されますか
- 「走路の間」で「手すり(光が通る)」か「壁(光をさえぎる)」を選べます。壁を選ぶと中央の壁でさえぎられる光は除外して計算します。上の段による遮りも考慮します。
- 段のどの位置の照度を計算しますか
- 段ごとに幅方向5点×中央・段鼻で計算し、段ごとの表に高さ・中央・段鼻・最小・最大・判定を表示します。保守率を掛けた値で判定します。
- 3Dでは何が分かりますか
- 階段を立体にして段ごとの照度を色で塗り分け、黄色の球で器具、うすい円すいで光の広がりを示します。斜め上・正面・横・真上の視点に切り替え、ドラッグで回転できます。
試すのに、準備はいりません。
開いた瞬間から使えます。データは端末の中。気に入らなければ閉じるだけ。
同じ場面で使うツール
「サイズ・容量を決める」の仲間です。


















