内線規程の解釈と解説【056】|LED照明
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出典:内線規程(JEAC8001-2022)より
LED照明器具は、省エネで長寿命なため家庭から商業施設まで広く普及しています。屋内施設を基本に、対地電圧150V以下を原則とし、LED制御装置を外部に施設する場合の条件や配線方法、接地のルールが定められています。要点を3つに整理します。

結論
①原則として屋内に施設し、電路の対地電圧は150V以下(住宅以外で接触防護措置+直接接続なら300V以下も可)。3605節の分岐回路で使用。②連結配線の電線は直径1.6mm以上のIV電線又はケーブル、送り配線は1分岐以内。LED制御装置を外部に施設する場合は造営材から1cm以上離し、定格二次電圧300V以下。③金属製部分には原則D種接地工事。対地電圧150V以下・乾燥した場所など一定の条件で省略可。
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1. 適用範囲・対地電圧・分岐回路
- LED照明器具を屋内に施設する場合に適用。LED制御装置を外部に施設する場合は制御装置も含めて適用
- 屋側又は屋外に施設する場合も本節の規定を準用する
- 電路の対地電圧は150V以下とする
- ただし住宅以外の場所で、LED照明器具に接触防護措置を施し、屋内配線と直接接続して施設する場合は300V以下とできる
- 3605節(配線設計)に規定する分岐回路により使用する
2. 配線・連結とLED制御装置の外部施設
- 送り配線は照明器具内に十分なスペースがある場合に限り1分岐以内とし、それ以上はジョイントボックス又はアウトレットボックスを使用
- 連結配線の電線は直径1.6mm以上のIV電線又はケーブルとし、LED制御装置と直接接触しないよう施設
- 1個の点滅器で点滅する器具数は、点滅時の突入電流を考慮して選定
- LED制御装置を外部に施設する場合は、耐火性の外箱に収め造営材から1cm以上離して取り付け、容易に点検できるようにする
- 雨線外では屋外用を使用し、口出し線が下向きとなるよう取り付ける。定格二次電圧は300V以下
- 制御装置と器具間の配線にはけい光灯電線又は直径1.6mmの軟銅線と同等以上の絶縁電線(DV・DE電線を除く)を使用
3. 接地と屋外施設
- LED照明器具の金属製部分には、機械器具の金属製外箱などの接地により接地工事を施す
- LED制御装置を外部に施設する場合は原則D種接地工事が必要
- 回路の対地電圧150V以下で乾燥した場所など、3つのケースで接地工事を省略できる
- 可搬型で移動電線を用いる場合は3心コード又は3心キャブタイヤケーブルの1心を接地用とし、接地極付コンセント・プラグで接地
- 屋側・屋外に施設する場合は屋外形を使用(雨線内や適切な防水箱内を除く)
たとえ話
LED照明は「燃費のいい省エネ電球」。本体だけでなく、電気を整えるLED制御装置(電源)をどこに置くかが要点です。外に出すなら耐火の箱に入れて壁から1cm離す——電源を熱や水から守る“置き場所のルール”だと考えると分かりやすいです。
見習いペン太
LEDって省エネだよね。対地電圧は普通の照明と同じでいいの?
はりた
原則150V以下だよ。ただし住宅以外で接触防護措置を施し直接接続すれば300V以下まで上げられるんだ。
見習いペン太
制御装置を器具の外に出してもいいの?
はりた
いいよ。でも耐火の外箱に収めて造営材から1cm以上離し、点検できるように付けるのが条件。雨のかかる所では屋外用で口出し線を下向きにね。
よくある質問(FAQ)
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