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🔺V結線変圧器にすると何kVAで使えるの?
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✅ 結論から!
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容量100kVAの単相変圧器×2台でV結線を組んだ場合、
→ 三相変圧器としての容量は約173kVAになります!
🧠 なぜ増えるの?
V結線では、2台の単相変圧器だけで三相電力を供給できるように工夫されています。
これにより、実効的に**√3倍**の電力が取り出せるのがポイント!
🔢 計算してみよう
条件:
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単相変圧器の容量:100kVA
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2台使用 → 計200kVA
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線間電圧Vと相電流Iが等しいとすると…
V結線とは?
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単相変圧器2台を図のように斜めに接続(V字状)して三相3線の電力を扱う方式。
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通常のΔ結線(三角形に3台使う)に比べ、変圧器の数が1台少ないのが特徴。
🔹 容量の算出式:
📊 利用率は?

→ 約86.6%の効率で使用できる、ということです。
⚠ 注意点
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2台の変圧器は「極性(加極性 or 減極性)」を統一する必要あり
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容量・電圧・極性の不一致があると、逆相・過電流・事故の原因に
✅ まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
利用する変圧器 | 単相100kVA × 2台 |
三相としての容量 | 約173kVA(√3 × 100) |
利用率 | 約86.6% |
メリット | 変圧器2台で三相を得られる |
注意点 | 極性統一・容量整合が必要 |
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